経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

何もかも辛い。

私は中学生です。友達がいて家族もいるし。みんなが言う幸せって言う基準にいます。でも実は、友達と話していても楽しくないです理由はずっと緊張してしまうからです。ニコニコしてそうなんだ!って相槌をして…誰かの悪口を聞くときも確かに~。と空気をよんで同意してしまったり。私のこと嫌いなんじゃないかって思っちゃったりしてしまいます。家庭環境も凄い悪い感じではなく、自分の性格に合わない妹がいて、近づくだけで私の体が拒絶反応を起こしてしまい、辛いです。妹を嫌ってる自分も嫌いです。私は姉なので最低限その妹と話さないといけないです。だから、家では無口になります。無口になると人を傷つけないし、自分が辛くなくなるからです。このごろ妹が違うお姉ちゃんが欲しかったって言ってたのを聞いてしまいました。家にいるとキリキリと胃が痛いです。妹は妹の友達に、私のお姉ちゃん、静かだし、嫌いって言ってます。こちらは、妹のことが嫌いなので嫌われたいと思われていましたがなぜか悪口を言われると嫌です。本当にどうしよう。嫌ってるってバレないように行動しないと。親にも、悪い子って思われちゃう。どうしよう。っていう気持ちです。それと学校では前にブスと言われたり、その事があってから人の目を気にするようになりました。集会だけでも、みんな私の悪口言ってるんじゃないかって思っちゃって変に緊張してしまいます。まだ中学生です。仕事は将来しないといけないから学校に行くとして、家庭環境について、おとなになったら家を出ようと思います。育ててくれた親に申し訳ないと思ってますが、私の心は今、ボロボロです。あと大人になるまで約5年くらいあるので辛抱しようと思います。

感想1

投稿ありがとうございました。「みんなが言う幸せの基準」とても気になるフレーズでした。何もかもが辛いと思いつつも、親御さんを思いやる気持ちを持つあなた、だからこそなお辛いのだろうかと想像しました。とりあえず相槌や同意をしながら会話を進めていくのは、誰かとコミュニケーションを取る上で必要なことではあると思いますが、思ってもいないことをずーっと合わせていくのはなかなか辛いものがあるように思います。誰が言われても傷つくことを言われ、嫌な思いをし、人目を気にしてしまうことも十分理解できます。学校でもエネルギーを使いながら過ごしている中、性格の合わない妹さんにストレスを感じてしまうのも当然かと思います。お姉ちゃん疲れているからそっとしておいて、と言えたらどんなに楽か・・とも思ってしまいました。家族であっても嫌いという感情を持つことはあります、自分自身も姉とは性格が合わず毎日が喧嘩の嵐で絶対に理解し合えない存在だと思っていました(早々にバラバラに暮らし、現在は話せる相手になりましたが・・)。みんなが言う幸せの基準、自分は成人してうんと年数が経ちますが、自分自身の幸せの基準を探しているところではあります。

感想2

あなたの中に、誰のことも嫌いたくないし、誰からも嫌われたくないという気持ちがあるのかなと思いました。気を遣えて、誰とでも仲良くできるいい子であってほしいという誰かの期待を背負っていたり、あるいは自分の中に理想があったりするでしょうか。あるいは、あなたにとって”嫌い”は、人を傷つけるものというイメージがあるでしょうか?合わない人がいるのは自然なことです。”嫌い”が、人を攻撃する動機になることはありますが、必ずそうなるわけではありません。攻撃するのは良くないことですが、嫌うこと・嫌われること自体は悪いことではないと私は思います。あなたがこれまで傷ついた経験によって、それらが結びついてしまっているのかなと想像しました。(違っていたら申し訳ありません)

感想3

家や学校で常に周りを気にしている投稿者さんの気持ちや、緊張してこわばる身体を想像してみました。とても居心地が悪く、どこにいてもなかなか気持ちが休まらないのではないかなとイメージしました。同時に、せめて一人になれる空間(自分の部屋があったり、図書室のような静かな場所だったり…)が1つでも多くあって、そこでは休めているといいな…と(勝手にですが)祈るような気持ちになりました。

一番印象的だったのは、投稿者さんの本音(に近そうなもの)が文中に散りばめられていると感じたことです。「楽しくない」「妹と合わない」「心がボロボロ」などの表現から、あなたの感じていることがまっすぐに伝わってきて、「そう思って当然だ…!」と賛同したくなる部分もたくさんありました。けれど同時に、「将来の為に学校には行くとして…」や「姉として妹と話す」など、まるで自分の本音を宥めるような冷静な視点もあるように感じられました。
そしてそのギャップが、あなたが今「辛抱」しているところなのかな…と想像しました。自分自身の「嫌だ」「落ち着かない」という心から湧いてくる感情と、客観的に見た自分を取り巻く環境が「幸せそう」であるということのギャップ、本音で行動したら嫌われるんじゃないかという怖さ…いろんなものが、投稿者さんのこころをじわじわ蝕んでいるのかな…と(違ったらすみません)。そのくらい、「自分がどのように見えているか」ということを気にせざるを得なくなる経験を、たくさんしてきたのだろうな…と思いました。

感想を書かせていただくにあたって、何度も何度も読んでいくうちに、「何もかも辛い。」というタイトルに込められているであろう苦しさが胸に届きました。そして、「大人になるまで辛抱します」という思いに、大人として歯がゆい気持ちになりました。死にトリという場が少しでも、投稿者さんの本音を打ち明けられる場や、気持ちが緊張がほぐれる場になればいいな…と思います。投稿ありがとうございました。

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