経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

神様に翻弄された人生

私の人生は全てが裏目に出ていました。とにかく上手くいかない。
 常に人間関係において、いじめ、差別、暴力、恫喝が有りました。
 両親と兄の4人の家庭に生まれました。母は兄だけ依怙贔屓。
 家庭の不都合は常に私の落ち度になりました。
 学生生活は、いじめを受けました。教師も、両親も助けてくれませんでした。
 社会人になりました。パワハラを受けました。暴力、脅迫、恫喝を受けました。
 その度、に母と兄は「お前の行いが悪いから、神様が天罰を下している」と常々言いました。
 私は何度も神様に謝罪しました。しかし、神様は私を許しませんでした。
 私は、仕事を辞め、路頭に迷いました。しかし再就職に成功しました。しかしまた暴行、恫喝されました。そして、また兄から「お前の曲がった根性を叩き直すため、神様が天罰を与えたんだ」と言いました。
 私は善行を行うから天罰を止めて下さいと神に祈りました。
 しかし、やはり神様は私を攻撃しました。
 また仕事を辞職しました。そして、現在の職場にたどり着きました。そして、また、暴力と恫喝を受けました。自殺を要求されました。
 そして、上司に助けを求めました。ですが、証拠がなく、信じてもらえませんでした。
 また、母や兄は私が間違っているから、神様からの天罰だと言いました。
 私は暖かい人間関係を求めました。
 友達と思っていた人から、裏切られ孤立しました。困った時だけ近寄り、手助けを求めて来ました。
 必要なければ、仲間外れにされました。
 幼少期より、将来結婚し、幸せな家庭に持ちたいと、思いました。
 ですが、40歳過ぎて独身です。
 母は言いました。「お前の努力が足らないから、神様が伴侶を与えないんだ。」
 母に言い返しました。「いつも、いつも神様、神様うるさい。」
 母は「そんな性格だから神様がお前には幸せをまだ与えないんだ」
 私は、望んだ物は手に入らず、拒否した物は、常に自分に寄ってくる。私は、そんなに悪い人間なのか、天罰を受ける人間なのか、幸せになってはいけないのか。
 意味のわからない投稿だと思います。でも誰かに聞いて欲しかった・・・。

感想1

あなたの生活には「常に人間関係において、いじめ、差別、暴力、恫喝が有りました」とあり、逃げ場のない状況が続いてきているのだと感じました。その中であなたが助けを願ってもそれが与えられない社会は理不尽だと思いました。またそれが、「行いが悪いから」「そんな性格だから」という論理に回収されてしまうことも、また、理不尽だと感じました。
あなたの家庭内では、物事の論理のとても重要な部分に「神様」が出てくることが日常的だったのだろうと思います。しかも、あなたが被ったことがあなた自身の責任としての「行い」とそれを評価する「天罰」のような構造で語られてしまったら、あまりにも逃げ場がないと感じました。
「いつも、いつも神様、神様うるさい。」という言葉は、あなたがずっと感じてきたことだったのだろうと思います。でも、一方では、ずっと言われて育ってきたその論理を全く引き受けずにいることも難しくて、「神様に翻弄された」という感覚もまさに実感なのだろうと感じました。読んでいて、それはどういう神様なのだろう…と思いました。
(私は具体的な「神」というものを信仰する文化のなかにはおらず、自分自身の中にそういう感覚はあまりないということもあり、あなたやあなたが言われ続けてきた価値観や感覚をちゃんとキャッチできていないところがあるかもしれず、すみません…。)

私はこの星に住んでいる一人の人間でしかないので、当然、なんの特別な力もないですが、あなたは天罰を受ける必要もないし、幸せになってはいけないということは絶対にないと思います。
一方で、幸せってどういうものなんだろう?と考えると、それもまた難しいなと思います。私は結婚が幸せとイコールでつながるものだとも思わないですし、それ以外の幸せの形も無数にありそうだと感じています。一般化できるものでもないのかもしれません。
あなたにとって、少しでも、楽しめたり、のんびりできたりする場所や、興味を持って取り組めること、落ち着いて過ごせる時間などはあるでしょうか。それが「幸せ」そのものではないかもしれませんが、そういうものが少しずつでも増えていくといいのかなと思いました。

また、暴力や恫喝などが続く状況にいま現在もいるのだとしたら、無料でできるSNS相談などもありますので、活用してみてほしいと思いました。死にトリに経験談を送ってくださってありがとうございました。

感想2

投稿ありがとうございます。
これまで多くのつらい思いをしながら、それを「神様の意思なのだろうか」と(多かれ少なかれ)信じることで、もっと頑張ればどうにかなるかもしれない…と歩き続けてきた姿を感じました。

わたしは神様についてはよく知りませんが、とりあえず、あなたの母と兄は意地悪だと思いました。母や兄の言うことは、それがなんであろうと信じなくていい!とわたしは思うのですが、、いかがでしょうか。実際のところ、どれほどあなたは神様を信じているのか、わたしはまだ測りかねています。
経験談には「私は、そんなに悪い人間なのか」という疑問や、「家庭の不都合は常に私の落ち度になりました」と書いてありました。なので、自分が不当な扱いを受けていること、これは本当は天罰じゃないのでは…?という思考は、あなたにあるとわたしは思ったのです。

あなたに起こったのは、天罰ではないとわたしは思っています。
だって、いじめをするのはいじめる人がいるからですし、パワハラを受けるのはパワハラをする人がいるからです。「天」罰とは、雷が落ちるとか災害が起こるという、人間の力でどうしようもないもののはずです。
わたしがもし「いじめを受けている」と相談されたら、「暴行を受けた」という話を聞いたら、その犯人が見つかって必要なだけの罰を与えられるように自分のやれることをします。
いじめられた側、暴行を受けた側に、「お前が悪い」的なことを言うのは、あまりにひどい話だし間違った話だと思います。

神様のことはとりあえず置いておくとして、幸せになりたいと願い努力するのなら、一番大切なのは、どんな人と一緒にいるかだとわたしは思っています。
理不尽に攻撃され続けてきたあなたは、信じられる人を見分ける力がまだ弱いかとは思うのですが、世の中には、他人を利用したり否定したりせずにきちんと関わってくれる人もいます。(たくさんまではいないけど、ちょっとよりは多いくらいはいます)
そういった人たちと一緒にいると、願いや努力は報われるときがあります。
しかし、利用してくる人たちと一緒にいると、努力も何もかも、やった分だけ裏切られることになってしまいます。

死にトリには、少なくとも、あなたの話を聞こうとする仲間たちがいます。
またよかったら、いつでも死にトリを訪れてくださいね。

お返事1

 感想を下さった方々、 今回は私の投稿を真剣に読んでくださりまた、 親身になってくださったこと大変感謝いたします ありがとうございます。
 今回 他の体験談を寄せられた方の 投稿を読んで 私よりも苦しんでいらっしゃる方がおられることを知り、 自分は一人じゃないということを実感いたしました 老若男女を問わず 自分に 仲間ができたという実感です。
 また私の体験談を読んだことにより 誰かの心の支えになれば 嬉しく思います。
 感想を寄せてくださった スタッフの方の 言葉をしっかりと噛みしめていきたいと思います。
 また是非 投稿したいと思います その際はまたどうぞよろしくお願いいたします。

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