経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

SNSという広くて狭いコミュニティの中で

私が体験談を送るのは、これが二回目です。今回は、つい最近あったSNS上で生きづらさを感じた瞬間を語らせて頂きたく思います。

 SNSというのは、良くも悪くもコミュニティの中で人と交流するには気軽で使いやすいツールだと私は思っています。人の輪の中に入るのが苦手な自分でも、それなりにコミュニケーションを取ることができていると感じています。しかしその反面で、基本が文字でのコミュニケーションとなるため、自分が意図したものが伝わらないことがあります。そんなSNSで、私は顔も本名も知らない人とトラブルになってしまいました。元を辿ると、自分が不安症ゆえにネガティブに捉えすぎたことが原因なのですが、ここでも文字で真意を伝える難しさを感じ、同時にSNSというコミュニティの生きづらさを痛感しました。たった数個の投稿が誤解を生み、つい先日まで話していた相手を怒らせてしまう。それが起こりうる(実際に起きている)のがSNSの怖いところだと思うのです。凶悪犯ですら弁護士を雇って弁明の余地を与えられるというのに、私にはその機会を与えてもらえませんでした。

 SNSは一歩間違えば生きづらさを助長しかねない、かなり難しいコミュニティだと思います。

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。
SNSには匿名性が高いこと、環境や法の整備が追い付かないことなど、様々な危険因子やデメリットがありますね。あなたが身をもって経験したトラブルから、SNSの難しさが語られていました。
この文章で気になったのは、あなた自身は何を感じたか?ということです。SNSに対する捉え方が変わる一件だったということは伝わりましたが、あなたは日ごろどんな生きづらさを抱えて生きていたのか、この一件であなたの心はどう動いたのか、そうしたあなたの気持ちがあまり書かれていませんでした。
SNS上でトラブルが起きると、SNS自体が悪いもの・危険なものに思え、SNSの全てを拒絶するような気持ちになってしまうよなあと思いました。あなたが抱えている辛さやあなたの気持ちを切り分けたとき、どんな言葉があなたの中にあるのか、知りたいなと思いました。

感想2

前回の経験談と合わせて読ませていただきました。
今回の経験談からは、あなたがSNSでのトラブルを経験したことでSNSの世界の怖さや生きづらさを感じていることが伝わってきました。
SNSのトラブルを語ると「やらなければいい」という声がたまに聞かれますが、SNSはあなたが言うように気軽にコミュニケーションを取れたり、もはや生活に必要なツールとなっていたりする部分があるように思うため、誰もが安全に使えるといいなと私は感じています。その意味では、あなたがトラブルを経験しつつもSNSの特徴を分析していて、「一歩間違えば」と考えられていることはとても大切なことのように感じました。トラブルの要因をあなたは自身の「不安症ゆえ」と書いていますが、個人的にはあなたの分析しているSNSの特徴の影響が大きいようにも思ったので、SNS難しいな…と率直に思ってしまいます。明らかな誹謗中傷などは社会が取り締まるべきとは思っていますが、せめて「生きづらさを助長」しないものであってほしいものです…。
最後に、あなたは前回の経験談でリアルな人間関係の傷つきにより人を信じられなくなった(かも)と書いていましたが、今のリアルな人間関係等はどんな感じだろうかと気になりました。「それなりにコミュニケーションを取ることができている」というのは、SNSの特徴を分析するかのように自身の傷や人間関係のあり方などをあなたが分析してきたのかな?などと勝手に想像していました。よければまた書きに来てください。ありがとうございました。

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