経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

自己嫌悪

しにとり原稿

自己嫌悪。
何もかも中途半端な自分が大嫌い
勉強も中途半端
部活も中途半端
人間関係はうまくいかない
才能もない
容姿は悪い
性格も良くない
とにかく自分が大嫌い

中1の冬に友達と揉めて自分がどうすればいいのか何も分からなくなって
学校の先生に相談した。
その先生はいい人だった。
だから唯一心を許して友達のことだけではなく
自分の辛いことを全て吐けた。
辛かった。
死にたかった。
家に居場所がなかった。
人間関係がうまくいかなかった。
過去にトラウマがあった。
そんなことも何回も同じ話をしても
泣きながら話しても
全部受け止めてくれた。
迷惑を掛けてしまった。
部活動の顧問の先生も話を聞いてくれたことがあったが、持論を押し付けるばかりでダメだった。
中2になった。
その先生は異動になった。
もう会えなくなった。
話を聞いてくれる相手がいなくなった。
クラスが変わって
誰も友達がいなくて
誰も信用出来なくて
不安で
家も荒れて
もう何もかも分からなくなった。
なにが正しいのかも悪いのかも。
全てが辛い。
昔できたことも出来なくなって
後輩ができて
後輩よりできない、出来損ないの自分が大嫌い。
自分なんか生まれてこなきゃ良かったって思った。
自分なんかいなくても
何も変わらない。
誰も悲しまない気がする。

感想1

読ませていただきました。今まで抱えてきたものが、溢れ出してきたような言葉たちだなあと感じました。これまで、たくさんの人や場所を見て、自分について一生懸命考えて、どこかに居場所は無いか、自分はこのままで大丈夫なんじゃないか、って、ずっと探してきたのかなって想像しました。
私は、自分のことを嫌だ・いなくなればいいと思う気持ちって、どうやったら癒せるのだろうか、って、何度も考えたことがあります。まだ答えは出ていないですが…きっと、あなたが中1の時に話した先生のような、「ただ聞いてくれる誰か」「あなたの苦しさをそのまま聞いてくれる誰か」が、必要なんじゃないかなと思いました。反応を怖がらず、ままならない自分のままでいられる相手というか…。あなたの目の前にいることは難しいけれど、ただ吐き出して、受け止めて、という場には、死にトリが助けになる部分もあるのではないかと思いました。

感想2

詩のようなリズムのある文でしたが、どんな時間帯にどこでどんな姿勢で書いたのかな?と想像しています。頼りにしていた先生は多分この春に異動になったと考えると気持ちを安心して話せる相手がいなくなって2カ月ほど経ったのでしょうか。書いて送ってくれてから1カ月ぐらい経っていますが、書いたときには混乱しているような様子が感じ取れたので、その間、どのように過ごしてたのかな?と考えています。
気持ちを話せる相手がいるのといないのとでは、全然違うということをあなたの経験談は改めて教えてくれました。死にトリも伝えたいことは何でも聞いて受け止めたいと思います。私が注目したのは、あなたが何とか自分の気持ちを誰かに伝えようとしていることです。部活の先生のように持論を押し付ける人もいますが、異動した先生はしっかり聞いてくれました。いつもちゃんと聞いてくれる人ばかりではないと思いますが、伝える気持ちがあることに私は意味があると思います。
死にトリには掲示板のとりコミュもあります。一人で抱えきれない気持ちがあればいつでも書き込んでください。

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