経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

うつ病を抱えながらの医学部受験

共テを3週間後に控えた高3です。県内の医学部を地域枠推薦1本で受験します。
私は高2の夏からうつ病を抱えていて、心療内科に通っています。薬で治療していますが、東大京大の話を当たり前にされる進学校に通っているため、ずっと勉強に追われていて気が休まらないせいか一向に良くなりません。
ここ最近、重いPMSとうつ病の波が重なってしまい、1週間寝たきりになってしまいました。私は学力的にも医学部のボーダーラインに届いていないし、寝たきりになっている場合ではないのに、体が言うことを聞いてくれず、どうしようもなくて毎日1人で泣きました。
私はうつ病のために自分で自分の体調をコントロールすることができず、学校の遅刻欠席、模試の欠席をしたことが数え切れないくらいあります。高3の1学期には単位が取れなかった科目もあります。受験勉強をしていても思うんです。解けない問題にぶつかる度に。病気じゃなかったら今頃もっとできたんじゃないか。なんで私が病気になったんだろう、他の誰かがなればよかったじゃないか。どうして私ばっかりこんな苦しい思いをしなきゃいけないんだろう。こんなにハンデを抱えているのに、周りの友達から気づいてもらえることもなく、健康な心身をもった、薬と無縁の生活を送る受験生たちと同じ土俵で戦わなければいけないなんて。でも、そんなことを考えても所詮タラレバ話。現実は何も変わらない。さらに私は「周りの受験生と同じように勉強に集中できないこと」が、うつ病の症状なのか自分の弱さ・怠けから来るのか自分でも分からないので苦しいです。病気のせいだと思っても、なんで私が、というやるせない気持ちが募るばかり。自分の怠けだと思っても自責が止まらなくてまた自傷を繰り返してしまうこともありました。
どんなに苦しくても諦められなかった医学部。挑戦させてもらえることに感謝して、最後まで私のペースで走り切りたいです。どんな結果になっても、「私は私にできる最大限のことを常にやってきた」と言えること。それが今の私の目標です。そして、今より少しだけ、自分に優しい人になれたらと思います。
このサイトを訪れるみなさんはきっと、私よりずっと辛い思いをされているでしょう。毎日を必死に生きていると思います。私のエピソードが、そんなみなさんの小さな励みになれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございます。

感想1

経験談を読ませていただきました。
自分も進学校に通っていて精神的にしんどい状態で大学受験に臨んだので、勝手ながら共感する部分がありました。思うように勉強に取り組めないもどかしさや、「ハンデを抱えていることがしんどい」という気持ちは、自分も感じていたなと思いました。近づいてくる試験への焦りも相まって、不安や焦りなどいろんな感情が噴き出てくるかもしれませんが、まずは一生懸命に取り組んでいるあなた自身のことを労わりたいですし、エールを送りたい気持ちになりました。
「今の現状は病気のせいなのか」「自分がただ怠けているだけなのか」と揺れ動いている心の動きも経験談から感じ取れました。「病気のせい」と思ったら、自分にはどうしようもない理不尽に直面してつらくなるだろうし、「自分が怠けている」と思うと「全部自分が悪いんだ」と辛い気持ちになるのかなと思います。そのどちらでもない選択肢もあっていいのかなと思いました。何も責めないこと、原因を何にも求めないこと、今はそういう流れなのだと受けとめることがもしかしたら第三の選択肢なのかなと感じました。
諦められなかった進路に向かって着実に歩みを進めているあなたのことを応援したくなりました。あなたにとって今の経験がいろんな意味でいいものになったらなと思っています。
経験談を投稿してくださり、ありがとうございました。

感想2

ちょうど共通テストが終わりましたが、手ごたえはどうだったのでしょうか。結果はどうあれ、あなたなりに向き合ってきたのだろうと思いますので、心から労いの気持ちをお伝えしたいです。(とはいっても、まだこの先も受験はまだ続くことと思いますが、いったんはお疲れ様です)医者は高度な専門性をもって、人の命に係わる判断をしなければならない仕事であることから、一定程度の知的能力が問われたり、シビアな受験を勝ち抜く力も必要とされたりすることは私も多少は納得しています。ただ、知的な能力が高いだけでも医者としては十分ではないのではないか、あるいはシビアな受験を勝ち抜くことで損なわれることもあるのでは、と疑問に思うところもあります。実際に、私自身がこれまで出会ったお医者さんたちから、痛みや苦しみを理解されていないように感じてガッカリしたり、悔しかったり、悲しかったりしたことが少なからずあります。そんな経験を思い出しながら、あなたの経験談を読むと、あなたのように自らが病気と共に行き、苦しんだ経験がある人が医者になることに大きな意味があるように感じます。ただ、現実的には結果がすべての受験ですから、実際に合格するかどうかは実力の世界になってしまいます。それで本当にいいのかな?と市民の一人として疑問や危機感もあります。
私は地方に住んでいるため、深刻な医療過疎や医師不足を実感しています。このままの仕組みでは地方の医療をめぐる課題が解決できる見通しが立たないと感じています。あなたのように志を持ち、痛みや苦しみを体験している人が従来の医者の枠組みに限定せず、思いや実力を発揮できるような新たな医療の仕組みができないものかと勝手な妄想をしたりしています。私は何になるかは運やめぐりあわせもあり、自分の力ではどうにもならないことがあると感じています。ただ、どうあろうとするかは自由だと思っています。あなたが自分らしくあることを陰ながら応援しつつ、私も自分らしくあることについて改めて考えていきたいと感じました。

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