経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

何のために生まれてきたのか?

私は、望まれて生まれてきたとは思っていません。
妹がいるのですが、妹が生まれた時父親は、『また女か』と吐き捨てるように母親に言ったそうです。そこで、私と妹の差別化が始まる。なにかするにも私ばかり怒られたり、お菓子の金額も妹は自由でした。私が100円のものを取ろうとすると当時の祖母が私だけ高いの取るな!と叱られてました。その上父親はアルコール依存症➕ヘビースモーカーで、お金もなく小学生の私に酒買ってこい!来ないと殴るぞ!と脅され渋々酔っぱらいのいる中に入って買うという辛い経験がある。学校では、先生からは、理不尽な怒りをみんなの前で私を叱ってくる。もちろんクラス全員からも、いじめはありました。社会人になっても、ありました。今は、パワハラとか訴えられるけど、当時なんかは、そんなのなく間違えただけで、笑いものにされ、仕事も貰えませんでした。社長宛の電話がかかり、なになにさんから、こうこうでかかっておりますとつなげた後、社長は通り座間にそこまで聞かんでいい!と叱られた。結婚を機に辞めたのですが、旦那からは、1番に守るのは、友人と言われたり、働いてもらわないと困ると言われ、パート探し働きました。そのうち初めての妊娠で、切迫流産の恐れがあると医者に言われ絶対安静と言われたので、旦那に頼んでパート先に電話で休むことを言ってもらったのです。ようやく安静したので、パートに出たら、女社長に呼ばれ、いきなり妊娠のこと自分の口から言え!つわりくらい飴舐めときゃ治る!と頭ごなしに言われ、呆気にとられ本当のことが言えませんでした。私は、どこへ行っても、大人になっても、人から怒られたり邪魔扱いされるのか…と、ショックの連続母親に辛いことを言っても理解されないし、痴漢に何度もあったと言っても、守ってもくれませんでした。そんことが続き私の心はボロボロ
誰も味方なんかいない。そう思ってもいけない人間なんだと今でも思いながら無感情で、いのちの火が消えるのを待ってるとこです。
私は、人から冷たい態度をされるために生まれたのでしょうか?なんで私ばかり……
過去の辛いことが消えないどうしたらいいんだろう
長々と失礼しました。

感想1

たくさんの理不尽な扱いを受けてきた様子がリアルに伝わってきました。あなたが経験したことを映像のように克明に記憶していて、その記憶が薄らぐことなく、ずっと居座っているようにも思えました。不当な扱いをする人は一定程度要るとは思いますが、幼い頃から次から次へと遭遇するとなると、とても一人で抱えきれるものではないと思います。「なんで私ばかり…」と思うのも当然のことだろうと思います。なかでも、安心と安全の土台を作るべき幼少期にありのままを受容されることが少なく、大人の都合で否定されたり、怒られたりする経験はあなたの自己形成や生き延びるための手段の選択など、その後に大きな影響を与えたのだろうと思います。理不尽な経験をしても、そのことを理解してくれたり、受け止めてくれたり、支えになる人がいたら、過酷な経験であっても糧になることもあるでしょう。しかし、あなたの場合はつらい経験に加えて、その経験を受け止め一緒に分け合い、次につなげる手伝いをしてくれる人もいなかった様子がうかがえました。そう考えると、ダメージの度合いははかり知れず、それを抱え続けていることに深い敬意と労いの気持ちを覚えます。
ただ、この経験談を読むと、あなたが単に周囲から虐げられてそれに打ちひしがれるだけの弱い存在ではなく、それらの理不尽さを感じ取り、異議を唱える力があることも伝わってきました。「無感情」とは書いていますが、自分の心の叫びや痛みを無感情でスルーすることができないからこそのこの経験談の自己表現があると私は受け取りました。人との関わりの中で受けた傷は人との関わりの中で再構築し、回復に向かうのだろうと思います。あなたがこうして自分以外の誰かに声を届ける選択をしたことを支持します。そして、あなたを理不尽に扱わない人も世の中にはいると思うので、そうした出会いがあることを願っています。

感想2

経験談への投稿ありがとうございます。
「なんで私ばかり…」と思わずにはいられない日々を目の当たりにして、胸が詰まるような思いで読みました。
とにかく理不尽を突きつけられる日々は、あなたからいろんなものを奪っていったように思いました。
本来は問題になることの数々が、当時の時代背景も影響して、無視され、見過ごされてしまったように感じました。あなたが多くの犠牲を払わなければならなかったことに、悔しく、やるせなさが募っています。
無感情でいることは、あなたなりの心の防衛でもあるように思いました。言い換えれば、感情を押し込めるしかないほど、過酷な状況の中に身を置いているということだと思います。
怒りのエネルギーすらも沸かないほど、心身ともに削がれているような姿をイメージしています。
「過去の辛いことが消えないどうしたらいいんだろう」と切実な吐露が書かれていましたが、忘れたくても忘れられない出来事だと思います。
誰も味方がいないと感じる孤独の中で、大事なSOSを発信してくれたように私は思っています。
またよかったら、お話を聞かせてほしいなと思っています。

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