経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

こんな人生…終わりにしたい…でも頑張る

色々と抱えすぎた…
楽しかった思い出がない
いじめ、虐待、死別、病気、親の離婚、
そんなことに頭が支配される
私が悪いことしたのか、私に原因があるのか考えた毎日…
特にいじめが辛かった
自分の事を考える余裕はなかった
周りに心配されることもなかった
「周りも余裕がなかった…」
そう解釈しないと悲しくなるし辛くなる
そんな生活が私が産まれてから16になるまで続いた…
実際苦しいと感じたのは4~16歳まで
気がつくと涙が止まらなかったり、息が出来なくなったり、殺される夢を見たりといったように、私の精神は普通の状態じゃなくなってしまった…
その後も悪化し続けた…
しかし、私が普通の状態じゃなくなったことに気付いたのは後になってからだった
夜が来るたび怖かった
相談もしたのに助けてくれなかった
助けて欲しかった
社会って理不尽…どれだけ泣いただろう
私を壊したやつらにも同じ目にあわせたかった
ネットで調べて病院に行った
親には反対されたので一人だった
先生は私に言ってくれた…
「今まで良く頑張った。生きて、病院に来てくれて先生は嬉しい。もう、無理しなくていいよ、私が側にいるから、守るから安心してね」と、
その言葉に私は救われた…
嬉しかった…初めて他人に褒められた
私は、その時に複数の精神疾患を診断され、入院もした
症状に休みはない
毎日しんどかった、辛かった
そして痛かった
診断されて一年がたったが、未だに症状は良くならない
先生は病気と長い付き合いになると言っていた
調べたけど、数十年闘っている人もいるらしいからすごく不安がいっぱい
毎日大変でこんな人生なら終わりにしたいと本気で思うけど、先生の言葉を胸に頑張って生きたいと思う

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。
タイトルを読ませていただいて、心の中にあるしんどさと、それでも頑張ろうと思う気持ちとの間で、揺れ動いている様子を想像していました。

毎日、いじめのことや過去のつらい出来事が頭を支配し、「自分が悪いのか」と繰り返し問い続けてこられたのですね。4歳から16歳という長い期間、自分のことを考える余裕さえ奪われていたこと、その過酷な日々の重みが文章からひしひしと伝わってきました。涙が止まらなかったり息ができなくなったりしたのは、その環境に対して心身が必死に抵抗していた証拠だと私は思っていました。

また「社会って理不尽」という言葉に、私も深く頷かされる思いでした。助けを求めても誰も助けてくれなかったこと、自分を傷つけた人へのやり場のない怒り…。そう感じるのは自然なことのように感じましたし、社会全体として必要な時に守られるべき環境がもっと整っていたら…と思ってしまう私がいました。

親さんに反対されながらも一人で病院へ足を運んだその行動が、今の先生との出会いに繋がったのですね。先生からの「今まで良く頑張った」という言葉は、あなたのこれまでの経験を理解したうえでの、心からの労いだったのだと私は思います。
治療が長くなることへの不安はあると思いますが、「先生の言葉を胸に頑張って生きたい」という一文は、あなたがご自身で選び取った「決意」のように私には見えました。その切実な思いを、ここに書いてくださってありがとうございました。またいつでも、書きに来てくださいね。

感想2

経験談への投稿ありがとうございます。
文章を読みながら、苦難の日々が走馬灯のように駆け巡るような、そんなイメージが浮かびました。
「楽しかった思い出がない」とはっきり言い切れるほどの日常を、あなたはどうやって生き抜いてきたのだろうかと考えました。
お返事を書いている私もいじめられた経験があり、自分に何か原因があるのではないかと探してしまう思考や、過去の出来事として消化するための解釈の着地点を見出そうとすることに、他人事とは思えない気持ちで読みました。
想像だったとしても、何かしらの理由をつけなければ到底受け入れられないような、つらく悲しい記憶であることを感じています。
涙が止まらなかったり、息が苦しく感じたり、悪夢を見たりしていたとのことですが、心とともに身体もSOSを発していたのでしょうかね。自分ではコントロールし難い状態にあったことを感じています。
「普通の状態じゃなくなったことに気付いたのは後になってからだった」と書かれていましたが、心身ともに消耗している中ではなかなか気づけないことのように思います。
自分に何が起こっていたのか、理解して言葉にするには、渦中から離れてなお長い時間を要するように思います。

深い孤独の中で必死に戦っていたあなたにとって、医師との出会いはとても重要な出来事であったことが伺えました。
積み重ねてきた苦労の影響は、そう簡単に解消されないようにも思います。「症状に休みはない」との表現は、確かに・・と思わず納得してしまいました。
自分の身に降りかかることの理不尽さや、人生のままならなさに、私自身も膝から崩れ落ちてしまいそうになる瞬間があります。どこかに差し込む小さな光を信じていたい気持ちもあります。
こうしてご自身の経験を振り返ることは、あなたにとってどんな時間だっただろうかと思いを馳せています。またよかったらお話を聞かせて下さい。

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