経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

私の生きづらさ

私の家ではいつも喧嘩しています主に祖父母です時には母と祖母が喧嘩することもあります小さい頃から喧嘩するのを見てきましたそれのせいか誰かに意見を言うのをためらってしまいます
祖母の教育方針と母の教育方針が違いよく祖母が母を非難します母と父は離婚しており私のために母は再婚を考えて何度かお付き合いしています母がお付き合いしていると祖母が母と付き合っている人が関係していないのにも関わらずその人のせいにしたり母のせいにします私の失敗も母のせいにします
私自身周りと比べると成績は悪くとても申し訳なくなりますこんな私でいいのかと思い変えたいけれど変えれないそんなもどかしさがあります帰ってからすぐ勉強もせずにスマホを見てしまう自分が嫌で仕方がありません中学の頃はよく授業中居眠りしていて変えないといけないけど変えれてないと思っていました中3の頃なんとか少しは変わりましたが高校生になって勉強の成績は中学の頃と同じで中間だったのであげたいと思いましたけれど日々の習慣を変えることができてないので成績をあげれずそのまま落ちこぼれていく気がしてなりません中学の頃から周りと自分や家庭について比べていくうちにだんだんと生きていくのが辛くなっていきました進学し、周りと馴染めてはいるものの人間関係について考えたりもします自分自身は人間関係は良好なものの部活が同じである友達の話を聞いていると女の子同士ってめんどくさいことばかりなのではないかと思ってしまいます母から女の子同士ってめんどくさいことが多いと聞いていましたがやっぱり否定したい気持ちがありましたそれは中学までの友達ではそんなことなかったからですしかし、高校生になってからやっぱりそうではないのかでもそうではないと否定したい気持ちがありますそれでも以前より周りが気になるようになりました
いつだって頑張れとしか言われてない気がします褒められた記憶がありませんだからか嫌われたくなんてないむしろ愛されたい必要とされたいそう思います
でも人間関係のことや自分のことを考えると生きていたいとはなかなか思えません家族が望んでいる自分はこんな自分ではないと思うのと人間同士分かりあうのは難しいと思うからです
日常の様々な場面で家庭の状況や言われたことが染み付いて離れないと思いました

感想1

子どもは周囲の大人を見て育ちます。あなたの経験談から、子どもが周囲の大人をよく見ているのかがとてもよくわかりました。そして、子どもは安心や安全があって初めて頑張ることができます。不安な気持ちや怖い気持ちに包まれていると、勉強などやらなければならないことに向き合うことは難しくなります。あなたの経験談を見て、その様子がとてもよくわかりました。だから、私はあなたがいろいろなことがうまくいかなかったり、頑張ろうとしてもできないのは、あなたのせいではないと思いました。
子どもは家族や家庭環境を選べないので、たまたま与えられた環境の中で自分らしくのびのびといられないのは、子どものせいではありません。だからといって、親のせいというわけでもなく、強いていうと社会の責任だと私は思っています。だから、社会の一員である私もあなたに申し訳ない気持ちになりました。そして、あなたが厳しい環境にあっても、周囲の大人をよく観察し、自分の気持ちに耳を傾け、自分の頭で考えて、こうして気持ちを表現して送ってくれることに大きな可能性や力を感じ、その力を発揮してほしいと願いました。
最後の一文にあった「日常の様々な場面で家庭の状況や言われたことが染み付いて離れない」は本当にその通りだと思いました。子どもにとってそれだけ、家庭は大きな影響力のある存在です。ただ、見方を変えると、家庭以外と関わる経験が少ないので、家庭以外に世界を広げることで、あなたの可能性や力が発揮される道が開けると思っています。
「家族の望んでいる自分」という言葉がありましたが、あなた自身がなりたい自分はどんな自分ですか?と聞きたくなりました。そうは言っても、私自身だってなりたい自分についてはまだよくわからないことに気づきました。だから、一緒になりたい自分について一緒に語りたい気持ちになっています。
また、こうしてあなたの気持ちを届けてくれると嬉しく思います。いつでも待っています。

感想2

私も幼少期に両親が喧嘩していた場面や縮こまっていた自分を覚えています。離婚を決めた時も目の前で父と母が話していました。でも家のことってそれが日常で当たり前でわからないものですね。あなたが言うように小学校高学年とか中学校になってお互い家の話をして初めて「あれ?うちって…」って比べてしんどくなるのは分かるような気がします。何よりもあなたは子ども時代に自分の意思や感情を大切に尊重されてのびのび育つような環境ではなかったのだと知りました。大人の価値観を当てはめられて「頑張るのが当たり前」として、褒められることも無いとしたらいくら何でも頑張り続けることってとっても難しいように思います。尊重されたり、時には頑張っていることを認められて初めてやる気がでたり、チャレンジしてみようって思うのが人間なのかなって思うんです。小さなころから小学生くらいまでのそういう土台があって初めて中学生や高校生でやる気が湧いてくるのかなって思うと、今のあなたがなかなか日常を変えられなくても無理もないって私は感じました。
ただ、今回の投稿文の随所にあなたの意見が散りばめられていました。「嫌われたくなんてないむしろ愛されたい必要とされたい」その思いは誰でも自然に感じる気持ちですし、大切にもっていてもらいたい思いです。そして「家族が望む自分と今の自分は違う」と感じられるのはあなたが持っている大切な力です。(あなたは「家族」のだれでもなくて、「あなた」なので望むものは違っていいと思います)あなたが望む「自分像」は今はっきりとわからなくても、今回みたいに自分の意見とか違和感を自分の言葉にすることを繰り返している内に少しずつ自分が見えてくるかもしれません。

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