経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

入社1年目

こんなにいなくなりたいと思ったの中学生ぶりで毎日が辛い。小学生からずっとなりたかった職業に勤めることができたのに心と体が追いついて行けてない。職場での雑談は毎回他人の悪口ばかり、次は私が言われるんじゃないかと不安しかない。体調が悪化していくなか、休みも増え人間関係の亀裂が見え始める。そんな中、性被害にあい。子宮頚がんが見つかり、私のメンタルはボロボロになって今すぐにでも死にたいと思うようになった。挙げ句の果てには職場のグループラインで、プレッシャーを感じさせるような内容をみんなが見れる場所に送られた。私が悪い。私が弱いから。自分を責めては傷つけ、助けててくれる相手も、話を聞いてくれる人もいない。逃げる場所もなくただただ、行きたくない場所へ自ら行く。なりたかったものが一瞬にしてやりたくなかったと思い、毎日死にたいと思ってます。

感想1

タイトルに書かれている「入社1年目」という時間よりももっと長い時間、投稿者さんがまるで連綿と続くかのような痛みや傷を伴う出来事に晒されてきた姿を想像し、思わず胸が詰まる思いで読ませていただきました。

「こんなにいなくなりたいと思ったのは中学生ぶり」と書かれているように、過去には過去でとてもつらいことがあったのかなと思われるなかで、小学生から目標としていた仕事とその職場で今現在起きている出来事はとても辛く、昔の傷を呼び起すものになっているのかなと想像しました。それは昔とは状況も人間関係も何もかも違う今だからこそ、より大きく、突きつけられるような痛みとなって、投稿者さんに深く傷を立てるものになり得ているのかなとも。。。

そんな理想と現実のギャップに打ちひしがれるような今があるだけでも心身の負担はかなりのものになりそうな気がしますが、それに加えて、性被害を受けたことや疾患が見つかったことは「辛い」という言葉も生ぬるいぐらいに形容しがたい出来事であるように思えます。

そういった対人関係での軋轢であったり、明確な加害を受けてきた矢先で起こったグループラインでの出来事は根元から心をポッキリと折るには十二分なことのように思えますし、たとえ自分に責任や落ち度がなくても「自責」という形で自身に矢印が向いてしまうのもある意味当然のように感じられました。

ただ一つだけはっきりと思ったのは、書かれている全ての被ってきたことについて投稿者さんに全く非がないように(少なくとも私には)見えたことでした。それは「自分が悪い」「自分が弱い」と思わなくてもいい裏返しであるようにも思えますし、周囲や環境や社会が間違っていることも大いにあり得る中で、その責任を自分に問いたださなくてもいいと思わず言いたくなってしまった私がいます。

職場というクローズドになりやすい場所で孤立させられているような状況で、これまでの様々な辛い体験を抱えて過ごしていくことはとても削られる瞬間も多いように想像しています。それを変えることは容易ではないのかもしれません。ですが、ここに書きにきてくれたようにときには気持ちや思いを吐き出しながらでも、現実にも投稿者さんの息苦しさが少しでも楽になるような存在が見つかってほしいなと勝手ながらに思いました。

投稿ありがとうございました。

感想2

あなたの投稿を読んで、以前に小さな頃から保育士さんを目指していてやっと仕事に就けたと思ったら職場環境が過酷で辛いという話を聴いたことを思い出しました。あなたはどんな職業に就いて一年目を迎えているのか分かりませんが、目指した職業そのものがそれ以外の理由で嫌いなものになってしまうなんて本当に理不尽だと私は感じました。中学生のときにも毎日が辛かったことがあったんですね。きっと職場の人間関係の中で起こるマウントや他社の中傷、噂話はあなたの過去のトラウマの様なものをよみがえらせたのかもしれません。

職場では何らかの方法で秩序みたいなものが守られていないと安心して仕事はできないと思います。それは取りまとめる上司(管理者)の存在なのか、ルールなのか、チームワークの仕組みそのものなのか…守る色々あると思います。でもグループラインの様子を見るとあなたの職場は秩序が守られる仕組みや規範のようなものが働いていないように見受けられます。私はあなたの職場を見たわけではありませんが、これまで多くの職場の話を聴いたり、自分が働いてきた経験から想像するとあなたが自分を責める要素は実際にはなくて、どちらかというと職場環境の方に問題があって、それが改善されないとあなたが安心して働くのは難しいのではないかと私は感じました。集団心理も働いているような気がして、あなた(だけではないかもしれませんが)を傷つける環境になっているような気がします。

性被害にあったということもあなたの心の深いところにかなりのダメージを残したのだろうと思います。誰にも言えず人知れず抱えていることを想像するとそれもまた理不尽でならないことです。病気も見つかってきっと心身両方がしんどい中ですから、職場から距離を取ることをお勧めしたくなります。すでに少しずつ休んでいるようですが、できるなら本格的に休んでほしいと思いますし、転職も含めて…考えられそうでしょうか。誰かに「話す」ことは問題を自分から「離す」ことだと思いますし、さらに関係から自分を「放す(解放する」ことだと思います。身近には話せるひとがいないということで、それも心の孤立を生んで死にたい気持ちにつながっているのかもしれません。繰り返しになってしまいますが、私はあなたに責任があるとは思えませんでした。それがあなたの投稿を読んで一番伝えたかったことかもしれません。心や身体が回復したら、環境の整ったところであなたの目指した仕事ができることを願っています。

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