経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

親は嘘つき

私は最近転校して、急に受験をすることになりました、受験2ヶ月前なのに!私は前の学校で本当に頭が悪くて、おバカキャラとかやって皆を笑わせて何とか自分を保っていましたが、受験ともなるとそうも行きません。勉強勉強勉強勉強…今まではいくら言われても一切していなかった勉強、転校して心も少し入れ替わり、今では深夜二時まで勉強をするようになりました。私の親はいつも「勉強さえしてくくればこんなこと言わないのに」と言っていました。だから勉強するようになった今、やっと褒められると思っていました。愚かな考えでした。所詮人間、やるようになったら更にやることを求め、強制するだけ。そこで私は親でさえ褒めてくれないならもう、私を認めてくれる人なんて居ないんだ、と思いました。 もうどうでもいいです。つらいとか言うと「どうせ死ぬ覚悟なんて無いんでしょ?」 と言う親の顔を歪めてりたい。

文章を書くのが苦手なので支離滅裂な文章かもしれませんが、少し楽になりました。ありがとうございます

感想1

親に対しての怒り、悲しみ、悔しさなどいろんな感情がある気がしました。その気持ちがすごく伝わってくる文章だと思いました。
「親の嘘つき。言っていることと違うじゃん。なんで?なんで褒めてくれないの?なんでわかってくれないの?ちゃんと見て」
そんな叫びを私は感じました。そして、それを親の前では見せないでぐっと我慢してきたのかもしれない、とも思いました。言っていることと違うじゃないか、って私もすごく思いました。それと同時に、中学生の時の自分のことも思い出していました。大人の理不尽に対して納得できなくて、反発してみたけれど、余計怒られたりもしました。でも、やっぱりおかしい!と文句を言ったり…。だからこそ、あなたが理不尽に疑問を持ったり、こうやって怒れるのは実はすごく大切(自分にとってだけでなく)なことだと思っていて、楽になれたことも含めて、あなたの力を感じました。投稿ありがとうございました。

感想2

急に変化した環境、それに伴いやらなければいけなくなった受験を控えた勉強、そこに至るまでの以前と今の自分とのギャップ、それら全てがとても短い時間の中で急激にのしかかって苦しくなっている投稿者さんの姿を想像していました。

前の学校で(勉強を苦手としているからかなのかは私には想像するしか出来ないのですが)自分が頭が悪いと認識している上で、だからこそともいうべきかキャラを演じて自身を保つ、守っていたことには今とは違う苦労やストレスがあったのかなと思います。それは、斜に構えずにありのままの自分を表現していたともとれなくもないですが、頭が悪いと感じる自分がさらに道化的に立ち回ることで成り立ってしまう矛盾した苦しさであったのかなと私には思えました。

ですが、状況が変わりいよいよ勉強と向き合わないといけない状況になってしまったことは、それまで謂わば自身を守るセーフティとしての立ち居振る舞いが出来なくなってしまうことになり、勉強と向き合うことそのもののしんどさよりも投稿者さんの心やストレスの逃げ道を奪う苦しさに繋がることだったように感じました。

そういった状況で親御さんから向けられた言葉や眼差しはさらに投稿者さんを追いつめることになって当然のように感じますし、「やらなければ褒められない」と他者からの承認に対する諦念や投げやりな気持ちになってしまうのも自然な気がしました。

ただ一つ、勉強へのプレッシャーや親御さんへの不信があると思われる状況の中で、「少し楽になりました」と書かれていたのが印象的でした。それはもしかしたら、投稿者さんが短い時間で起こった急激な変化や負荷の中で、人間関係でのダメージを負いながらもまだ自分の中でも整理がつかない気持ちや考えもあるからとも私には感じられたので、苦しくなったりつらくなったりしたときは、またこうしてここに書きにきてくださったように自分の気持ちや心に耳を傾ける時間があってもいいのかなと思いました。

投稿ありがとうございました。

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