経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

かえりたい

私はいま高校生です。
船に乗って実習をしている最中なのですが、友達と揉め、彼氏には振られ、どこにも居場所がありません。友達に謝っても、ごめんはいらない。と怒られます。はなから許してもらえるとは思ってません。
彼氏にはお互いもやもやする関係はやめよう。友達に戻ろう。と別れを告げられました。嫌なこと続きで参っている時にこんなこと言われても私はどうにもできません。

死にたくなるだけです。学校をやめて、船をおりたいです。消えたいです。刃物はないのでリスカはできません。ODできるような薬など持ってません。ストレスしかたまらない状況で胃痛はするし、吐き気はするし、上手に寝れないしで、どうしたらいいかわかりません。

はやく家に帰りたいです。お母さんにあいたい

感想1

船に乗って実習中ということは、学ぶことも数多くあり、閉鎖された状況でもある、普段通りとは言えない状況なのだと勝手に思っています。そんな中でトラブルが生じると、気持ちの置き場がなく、どうしようもなく打ちのめされてしまいそうだなと私は感じました。トラブルが連続していることから、全体的にピリピリとした雰囲気の環境であることも伝わってきたような気がします。
気持ち的にその場にいられないのに、状況的にはその場から離れることが難しいということなので、「ストレスしかたまらない状況」という言葉に、非常に説得力があります。船をおりたいことを先生などに伝えるのも、実習期間を全うするのも、どちらもハードルが高く迷うと思われますが、どのような過ごし方であっても、あなたの選択や気持ちは受け止めたく思います。また気軽に投稿してみてください。ありがとうございました。

感想2

平時と違う環境の中で、とにかくしんどい、どうにもならない、と追い込まれたそのときに、この場所を見つけて投稿をくれたことをまずは受け止めたいと感じました。
船での実習の内容を具体的に知っているわけではないのですが、実習時間中はメンバーとコミュニケーションを取らないと作業が進まないことも多そうですし、それ以外の時間もおそらく1人部屋ではないでしょうから、友人が話している中でひとり、みたいな瞬間が多くあるのかもしれないと想像しています。そういった意味で、実習だからと割り切れないくらいには、人間関係がメンタルや(実習期間における)日常に及ぼす影響はとても大きいのだろうなと感じます。

高校進学時点で今の学校(勉強内容)を自ら選んで進んだのだとしたら、そこにはあなたなりの思いがあったと思うので、だとすれば「実習を離脱する」や「学校を辞める」という決断は、あなたにとって決して簡単なものではないのではとイメージしています(もしかするとこの実習がある前から、学校に対して居心地の良さを感じられていなかった部分もあるのかもしれませんが…)。友人関係も恋人関係も自分の力だけではコントロールしきれず、どちらか片方だけが悪いことはほとんど無いと私は考えているのですが、ふとしたきっかけで一気に離れてしまうところがすごく難しいなと思います。海上という自分で距離感を測れない空間の中で、(なにかしら双方に理由や関係性の変化はあったにせよ)別れを切り出されたり、謝罪を断られたり、ある種一方的に関係性を断たれてしまったことで、結果的にあなたが独りで所在のなさを抱えなければいけなくなったことは、なんだか理不尽にも思えました。
無責任なことを言いたいわけではないのですが、少なくとも、その時々のあなたにとって安心できる場所を選んでいくことを躊躇う必要はないと、私は感じました。

一覧へ戻る