経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

唯一の居場所は、新パートナー

B型支援で仕事をしているが、風邪の影響で体調が優れず気分が悪くなり早退しようと思って職員に話したところ、「少し横になれば大丈夫でしょ」と軽く受け流され、早退できず体調が優れないまま仕事を続けてしまいました。
帰宅後に高熱が出てしまい、自宅で様子を見ていたのですが、咳が治まらずどうしようもできなくなり、親に病院まで送ってもらおうと思い伝えてみましたが、「なんで連れて行かないといけないんだ!」と怒られ舌打ちまでされてしまいました。
結局、翌日自ら病院に連絡を入れ、フラフラのまま自分の足で行くことになり、診察してもらったところ、咳喘息という診断結果で終わりました。

正直、今でもつらいのですが…
普段から私は自宅にいると、毒親(母)から愚痴を吐かれたり、毎月金銭を搾取される事があります。
先ほど話した内容でもわかる通り、都合が悪くなると逆ギレされたりする事もあります。
父親からは、子どもの頃に平手打ちされた事もあり、恐怖心が強く親に逆らえないまま現在まで育ってきました。
学生時代ではイジメを受けており、自宅でも学校でも職場でも息苦しい生活ばかり送ってきたせいで、精神疾患者となってしまったので本当に居場所がありませんでした…

現在はシングルマザーとして5歳の一人息子を頑張って育てており、2年ほど交際している距離恋愛中の新しいパートナーがようやくできたので、私の唯一の居場所は新しいパートナーしかありません……
収入源が落ち着いたら一緒に暮らすことを約束しているので、早くこの家から離れたくて仕方がありません…

感想1

体調の優れない状態が、どれほどの辛さなのか自分しかわからないのにも関わらず、「少し横になれば大丈夫でしょ?」と言われたのは「どうして私じゃないのに、あなたがこの辛さを判断できるの?」という思いになりました。自分が伝えたことを相手に信じてもらえなかったり、蔑ろにされているような相手の言動や態度を目の当たりにすれば、あなたが感じた通りに「軽く受け流された」と感じるのも当然だと思いました。帰宅後の家族の対応も、あなたの存在を軽んじているように感じましたし、面倒なものとして扱っているように私は感じました。咳で息が苦かったり、熱で悪寒もあったでしょうか、体調が優れない時に、家族からのあなたに向けた心無い言葉が、辛い時に頼れない心細さと、もしかしてわかってくれるかもという期待する思いが少なからずあったでしょうし、ひとりでグッと堪えて耐えているような姿が浮かんでくるようでした。どうしてこんなに人に対して蔑ろにしても当然のようにしていられるんだろうと、あなたの家族に対して憤りを感じています。
本来守られるはずの自分自身の真ん中の部分だったり、自分が自分の為に注ぐエネルギーだったりが、境界線の内側まで侵入され、搾取される日々が日常的にあったのではと想像しました。お父さんからの平手打ちの経験は、その後のあなたを、父親を怒らせないように、まず「優先順位は父親の機嫌を損ねてはならない」といつも注視して、そこにエネルギーを注いでいた姿を思い浮かべました。

私自身、あなたとは少し違う形ではありますが、子供時代に母親から日常的に父親の愚痴を聞かされ、メンタルが不安定な母親に対して気を遣いながらの生活を送って来たので、母親のメンタルケアに搾取され続けてきた経験がありました。あなたの経験談を読んで、居場所を求めたい強い想いが伝わって来て「うんうん、本当そうだよね」と深く頷いている自分がいました。
今お付き合いしているパートナーさんが唯一の居場所と書いてくれましたね。新しいパートナーさんが心からの居場所と感じられるよう願う一方で、実は手放しで「本当に良かったね」と言えない私がいます。以前、聞いた話なのですが「誰かに扱われたように、同じように自分自身も扱ってしまう」と聞いたことがあります。また同じように軽く扱う人に引き寄せられ、魅力を感じてしまったりすることがあるらしいです。(私自身、パートナーがモラハラ気質でした)今お付き合いしているパートナーさんがどのような方なのかは経験談に語られていなかったので、どのような人柄なのか、また、あなた自身パートナーさんに対してどのような気持ちを感じているのかも気になりました。こんなことを言われて、不愉快な気持ちにさせてしまったら申し訳ありません。
あなたが求める居場所とはどのような居場所を求めたいと考えていますか?居場所のイメージはどんな感じなのでしょうね。今回こうやって経験談を投稿してくださったのは、心が安心できるような居場所を求めたい気持ちからだったのかなと感じています。死にトリに経験談を投稿くださったり訪れることで心が少しでもホッとできる時間を過ごせたなら嬉しく思います。経験談の投稿ありがとうございました。

感想2

これまでさまざまなな場面や環境で「居場所」という自身の安心や安全がない中をくぐり抜けてきて、今親として一人育児に奮闘する中で、ようやくこれまで持つことが出来なかった安心と、早くそれを確かなものにしたいと駆られるような気持ちがあるのかなと文章を読ませていただいて感じていました。

風邪の影響を感じるぐらいの自覚症状がある中で出勤するのはそれだけでつらくしんどいものがあるかと思いますが、体調との兼ね合いを見て打診した早退の判断を「少し横になれば大丈夫でしょ」の一言で流されたことは、風邪での不調以上に心身にさらに負荷をかけるものであったように感じられました。

加えて、何とかして切り上げて家に帰り、おそらく横になっているだけでも辛い状況で頼ったことに対して向けられた言葉や態度は、満身創痍の状態からさらに投稿者さんを追い込むものであったのかなと想像しています。

それは(これまでや普段の様子としても書かれているように)きっとこれまでにいくつものことや状況で投稿者さんを追い込んだり、傷つけたりしてきなのかなと私には感じられました。そしてそれは、イジメやその他環境での息苦しさを感じて精神を患いながら生き抜いてきた中で「本当に居場所がなかった」と自身に思わされることに拍車をかけるものであったのと同時に、投稿者さんの中に確固とした存在として居場所を求めることを意識させることでもあったのかなと私には思えました。

それだけに2年の交際期間を既に経ているパートナーの存在はとても大きいような気がしますし、自身に対する理解が乏しかったり、窮屈な状況や環境に身を置いている状態では「自分の唯一の居場所」と思うことも自然な感情なように感じられます。

何かや誰かに寄り添ってもらったり、理解がない環境で生きていくことはとても身を削られるものだと思います。そんな中で(まだ一緒にいない分お互いに知らないこともあるのかもしれませんが)「唯一の居場所」や「一緒にいたい」と感じられることには、ただの人付き合いだけではない特別な何かや縁があるように私には思えます。ですので、形にするにはタイミングやもろもろの事情もあるのかもしれませんが、投稿者さんがハッキリと「居場所」だと感じるその感覚を大切に、自身が感じる居場所を少しずつでも形にしていってほしいなと思いました。投稿ありがとうございました。

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