私には何もなく空っぽです。妹はダンスをしており私より遥かに上手いです。妹にはダンスがあります。高校でできた友達には私より運動神経が高くその子には運動神経の高さがあり、同じ学部を目指してる私より賢い子は賢さがあり、顔面偏差値が高い子はその面の良さがあり、コミュ力や愛嬌がある子には人付き合いのうまさがあるなど。私には何もないです。中学の頃は人より勉強ができる方だったのに受験期の最後らへんで燃え尽き症候群になり志望校を下げました。そこから勉強はしなくなりました。運動神経はくそ悪いです。人に胸張って言えるような特技もなければ趣味もありません。外見も私を見た人全員が可愛いと言うほどの容姿を持ち合わせてません。性格も面白かったり明るかったりとかではなく、優しくするから私のことを嫌いにならないでという見返りを求めた優しさに加えてネガティブな性格です。私の良いところはやっとの思いで一つ見つけれるか見つけれないかのどちらかだと思います。嫌なとこを変えようとする行動しないし、したとしても続きません。人を妬む割には何の努力もしない、何もできない自分という現実を受け止めたくなくて寝たりSNSに逃げたりしています。ほんとに私には何もないんだなと時間が過ぎるたびに思い知らされます。今の私には何が残ってるのでしょうか。
経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
空っぽ
感想2
若い時期、特に10代の頃は私自身も周りとの差を感じたり、比べてしまうことに苦しんだことを思い返しながら文章を読ませていただきました。
「個性」という言葉を聞くことは多々ありますが、それがネガティブなものだったり自分があまりよくないと思っている要素などだと中々受け入れるという方向性で意識できないように(私自身のことを考えても)思います。
それは「秀でた何か」やある一点においての要素でそれがフラットよりも上振れていると“良い”とされがちで、持ち合わせている人だけに成立しうることのように思えますし、SNSやネットが網の目のように張り巡らされている今の世の中においてではそれによって影響を受ける人も多いような気がします。
実際にはそれだけでその人の価値が決まったりするわけでは全くないのに、それは周囲や社会の「潜在的な絶対」にされがちで、比較することや自分が持ち合わせていないものを突きつけられるような気がして窮屈になる気が私はしています。。。
たしかに、誰から見てもわかるような何かを持ち合わせていることは自分を肯定したり、受容するためにはきっかけにしやすいことなのかもしれません。しかしながらそれは、必ずしも「目に見える何か」である必要はないと私には思えますし、「等身大の自分をしっかりと見据え、内省して、その弱さを投稿者さんが客観視していること」もまた、誰もが持ち合わせているわけではない自身のいいところの一つのように感じられました。
「やっとの思いで一つ見つけれるか見つけれないか」というものがどんなものなのだろうということを思わず聞いてみたい気持ちになりつつ、誰と比較するでもなく、徐々にでも自然と自分を受け止められるこれからであってほしいなと勝手ながらに思いました。
投稿ありがとうございました。
感想1
「王様の耳はロバの耳ーーー」っと、吐き出したい気持ちを綴ってくれてありがとうございます。どんな優しさであろうと優しさを振舞うためには、善悪に関わらない率直な今の自分の気持ちを確認するという作業は大事なような気がします。今の気持ちを言葉で表現できるということが、あなたの良いところのひとつと加えてもらいたい気がしました。私はかれこれ30年近く空虚感と共に暮らしてきています。やらなきゃが溜まっていない時は忘れているのですが、暮らしの中に不満や不安、暇な時間が多くありすぎるとそれが顔を出すのかもと、最近それを認めています。
とは言え、自分の「好き」や「できる」を他者から認めてもらい評価を受けなければならないという蔓延しまくっている風潮、息苦しく思うこともあります。生産性という軸に人間を乗せてしまうと優劣にばかりスポットが当たり、曖昧さや何となくが認められず、無いものつまり空っぽという言葉になるのかなと思ったりしました。あなたは燃え尽き症候群を経験し現実はプロセスより結果だからを体感し、評価を受けないのであれば無いと同じだし頑張りに関わらず自分を否定する世の中とは距離を取ろう、と自分が思っている以上にダメージを受け回復する手立てを探しているのではないでしょうか。
明日には宝くじが当たらないかなと妄想しているうちに、グーグと昼寝をしてしまっているということがしょっちゅうあります。人間だものという言葉を借りて、あなたも私も許してくれたらと思う気持ちとなりました。投稿いただき、ありがとうございました。