経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

ひどいことを言ってしまった

1年半ほど付き合った彼にひどいことを言い続けてしまい、彼に「好きだけど疲れた」と言われ、別れてしまいました。
お互いのことをよく知らないまま付き合い始め、信頼関係を構築していく途上で彼が私のセンシティブな内容のプライベートなことを勝手に人に言ってしまいました。彼の友達が私の所属しているコミュニティに広めてしまい、私はそのコミュニティに顔をほぼ出さなくなりました。
そこで信頼関係が崩れていたのに、距離をとって考えたり、自分の心をケアする時間をとらなかったりしてしまいました。違和感を抱いたまま付き合い続けて次々と楽しい思い出ばかり作ってしまいました。彼はプライベートなことを喋ってしまいましたが、彼は女性と接する経験が不足していて、悪気はないとのことでした。ただ、私は彼に性的トラウマについて話していたので、それを知っていて喋ってしまったのはとてもショックでした。もう言わないと言っていて、実際それは守ってくれていたのですが、なかなか私の心の整理がつきませんでした。それで精神状態が乱れていきました。
その後も「距離が近い気がする」「本当に向き合ってくれているか分からない」と話を持ちかけたのですが、お互いに有耶無耶にしてしまいました。不信感が残ったまま付き合いを続けてしまいました。彼には悪気はなく、彼も私も若いので勢いで進めてしまったのかもしれません。
プライベートに関することを広めた彼の友達は繰り返し私たちのことをSNS上でいじっていて、私は彼に「その友達に強く言って」とお願いし、その友達は投稿を消してくれました。
交際から1年が経ったときに、彼の友達が今度はSNSで私たちのセンシティブでプライベートなことについて投稿してしまいました。最初に広めた内容と似たようなものでした。SNSを使って広めてしまったので、それまでそのことについて知らなかった人たちも知ることとなってしまいました。私は彼がその友達に注意しても意味がないと思って、「私が直接言いに行く」と何度も言いましたが、毎回彼に「2人とも傷つくから」と言われて止められてしまいました。私はこれ以上傷つきたくないし、1年間沈黙を貫いてきたしその友達の悪口も広めていません。なのに彼にそう言われてしまい、彼はその友達を庇っているように見えました。「君のことが一番大切」と言うわりには、やってることが違うように見えましたし、裏切られた気がしてとてもショックでした。
そこから私は「別れる!」「嫌い!」と彼に散々なことを言い続けてしまい、彼のことを深く傷つけてしまいました。
今までの不信感も今回の暴走も、「私がメンヘラなせいだ」と思考停止していましたし、彼も私をメンヘラとして扱ってきたので、それ以外の可能性が頭に浮かびませんでした。
別れるときに彼に「好きだけど疲れたから別れたい」と言われてしまいました。彼は「お互いさま」と言いつつも、心のなかでは「君がメンヘラなのが悪い」「君は自己中心的だ」と思ってるみたいで、つい反論してしまいました。
彼とは距離が近くて気が合って…でも相手のことを知らないからこそ過度に私は彼に期待してしまった部分があると思います。しかし、もうどこからが過度な期待なのか分かりません。自分なりの願いは全部期待しすぎだったのかなと思ってしまいます。
どうすればいいか分かりません。
別れて2週間はひどいことを言ってしまった罪悪感で食事も喉を通らず、外出先で自己嫌悪がひどくなり、駅のトイレで泣きました。
彼とは色んな方面で気が合うのでもう一度距離感を見直しながら交際したい気持ちもありつつ、もうここで恋愛感情をなくしたほうがいいのかと思ってしまいます。彼のほうがもう私と付き合うのは嫌かもしれませんが…。
彼は今頃「あの女が自己中なメンヘラなせいで別れた」と友達に広めているかもしれません。それはそれで癪です。もう分かりません。

感想1

経験談への投稿、ありがとうございます。
パートナーさんへの信頼が崩れる場面がはっきりと読み取れてしまったこと、また、その要因が本人によってではないにしろ繰り返されてしまう現実に、読んでいる私はとても苦しく感じることがありました。
投稿者さんがパートナーさんにセンシティブ・プライベートな内容を話されたのは今後の付き合い方を考え、また、パートナーさんに厚い信頼をおいていたからこそだと思ったのですが、パートナーさんが「その内容を知っていながら他人に話してしまった」事に対するショックはとても大きいだろうと感じました。「他人には知られたくないからあなたにしか話せていないのに」「あなたのことを信じているから話せたことなのに」私が同じ立場であったならおそらくこういうことを感じると思います。
SNSで似た内容が投稿されたことは、正直なところ簡単に防ぐことができたことのように感じてしまいます。パートナーさんが話してしまった友人とSNSに投稿したパートナーさんの友人が同一人物かどうかは私には読み取れませんでしたが、もし同じならパートナーさんから一言言ってもらうだけでも未然に防げた可能性は大いにあると思いますし、違うとしたらその友人に限らずいろんな人に話しているのではないかと私なら疑ってしまうと思います。
投稿者さんが「本当に向き合ってくれているか分からない」「一番大事と言ってくれている割にはやっていることが違う気がする」そう思うのも無理ないのかな、と思いますし、強く信頼していたからこそ、裏切られたような感覚も強く感じるだろうし、ショックも大きいだろうなと感じました。
これまで書かせていただいたものはとても個人的で、私がその立場に居たらこう思うだろう、という話でした。投稿者さんともしかしたら全く違う考え方かもしれません。投稿者さんはとてもパートナーさんを想いやって生活されていたことがひしひしと伝わってきたので、これまでのすべてが「メンヘラ」が発端というわけでもないのかな、と私は思います。
また、相手に対する期待も、「心を許しているからこそ相手に求めるものが多くなってしまう」気持ちがすごくよくわかるからこそ、全くしないというのは難しいような気もします。
期待の尺度は本当に難しいなぁと常々感じます…これはひょっとするとパートナーさんに限らず、なのかもしれません。
投稿者さんがパートナーさんとの今後について深く悩まれていることは伝わってきました。今はいろいろな感情が交錯して定まらない状態のようにも思えました。様々なことが起こった後にはなってしまいましたが、一度「距離を取って考える」「自分の心のケアをする」時間を作ってゆっくり投稿者さんの考えを固めるのもいいのかなぁって思いました。
投稿、ありがとうございました。

感想2

経験談への投稿ありがとうございます。読ませていただきました。まず思ったのは、彼の友人の行動がとても悪質だなと思いました。話を人に伝えるのも、SNS上でいじるのも、人のプライベートな内容をSNSで公開するというのはあなたに対する嫌がらせや、腹いせのようにも感じます。

発端といえば、やはり彼があなたのプライベートの話を人に話したという点かも知れません。あなたも話すときに「まさか人に話さないだろう」と思っていたとすると、彼が友人に話したということがわかったときにはとても驚いたことだろうと思います(似たような経験があります・・)。「どうして話したの!?」と問い詰めても、もう時はすでに遅しで起こったこととして解決していくしかない、というのがむずかしい点ですよね。そこで話が終わればまだしも、友人の悪質な行動を通して話が大きくなっていったとなると、あなたの精神状態が乱れたり、心の整理がつかないというのは至極当然のように感じました。

彼の友人とあなたの関係がこじれ、彼が板挟みになったのかなと想像しているのですが(違っていたらすみません)、彼が友人の肩を持つのは私もあなたの立場だったらショックだろうと思います。彼はあなたのセンシティブな話について最後まで守れるように行動するのが話した責任だと思うからです。そんなことを考えていると、彼とその友人の間にそもそも信頼関係はあったのだろうか?友人が口が軽いということは、彼も知らなかったのだろうか? どちらにせよ、「2人とも傷つく」という一見優しく見える言葉の裏には、彼の保身を私は感じます。

ただ、「彼との信頼関係を構築していく途上」と序盤に書いてくれたように、まだ出会って間もない二人のこと。彼が話をした友人が「口の堅い誠実な人」であれば、二人で話し合って解決できた問題かも知れないとあなたの冷静な文章や、彼の対応から思ったりもしています。もちろん、感情的になり言ったあなたが思う『ひどい言葉』というのは、もしかしたら冷静にもっと違う言葉で表現できたことかも知れませんが、感情的になるのは人間誰でもあることだとも思います(今回のことは特に感情的にならないのが難しそうだとさえ思います)。

あなたの文章を読んで、本来は自分を俯瞰し、冷静に話をする力のある方なのではないかなと感じるのですが、力があっても、今回のことはなかなか自分たちだけでは感情も相まって、解決の難しい複雑な出来事だなと。もしも彼との関係を修復できる機会があるのなら、あなたと、彼と、彼の友人との間に冷静に中立な立場に立ってくれる人がいたらな、と思いました。

本当は力のある人だと私は思ったので、噂話で広まっていることで人を判断するような人たちは、こっちから願い下げというか。あなたと顔を合わせて話して、あなたを信頼してくれる友人や人たちを大切にしていってほしいなと強く思います。

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