経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
ずっと貧乏がコンプレックスだった。
幼少期は水道代がかかるからとお風呂に入らせて貰えなかった。おかげでいじめや悪口を受けた。
お金が無くて進学出来なかった。学力は足りてるのに奨学金も家の事情で借りられなかった。進学する友人が羨ましかった。
友達から
親がストレス?そんなの家を出て奨学金を借りればいいじゃん。
退職した職場の人から
不幸になるために産まれてくる子供はいない。そのためにももう少し強くなりなさい。
そんなんじゃ友達いなくなるよ。これからどうするの。
恵まれた奴が。何不自由なく生きてきたやつが?何がお前にわかる?私の何を知っている?
簡単にものを言ってくれるなよ。もちろん口には出さなかったが、そんな心の中の憤りはやがて鬱々した思いに変わり。精神病を患って短時間しか働けなくなった。
やりたいことがやれなかった。そのうちにやりたいことが、分からなくなった。
家族で楽しそうに出かける周りを見るのが辛かった。友人とも疎遠になり話をしたくなくなり、連絡はもう途絶えた。というか、自分から切った。
今も楽しんでいる人を見るのがとても辛い。
家を支えるため高校卒業してパートで働いてるが最初は仕事で期待され、若いから、とこき使われた。次第に体は壊れていった。
仕事に行っても早退する。欠勤する。
転職を決意し採用されたがその転職先には精神病は、クローズ。
いつバレるか。不安で不安で不安で仕方ない。初出勤して、最初はどこにいってどこに声をかけて、その後どうするか、仕事をして毎回質問してウザがられないか、放置されないか。パニック発作が出て、いつ解雇されるか……
全てにおいて疲れた。自分は子供もいない小娘だが仕事をしない父親のせいで光熱費やら何やら家を支える為に仕事をしないといけない。自分の支払いもある。
地元の精神科はどこも役に立たないし薬も体質で飲むことが出来ない。
家、会社、往復。
鬱、不安、希死念慮。
もういいかな。
誰かもう何もしなくていいって、言ってくれないかな。
お金がいらない世界になればいいのに
感想2
経験談への投稿ありがとうございます。
あなたの幼少期から現在までの苦しみ、怒りなど、あなたの本音がとても伝わってきたような気がしてます。そして、家庭の都合で、あなたがしたいことを諦めさせられる、持っているものを手放さないといけなかった経験には、どんなにあなたが悔しい気持ちだったか、切なかったか、苦しかったかと考えさせられました。そんな中で「だって自分でそうはしたくなかったのに…。これを選ぶしかなかった…。」そんな切ない心の声が聞こえてきたような気がしましたし、実際そうだったのではないかと私は考えました。
そんな中での、他者からの何気ない一言。
正直、私自身もフツフツと憤りを感じました。「何がお前にわかる?私の何を知っている?簡単にものを言ってくれるなよ」という文に私もほんとそうだよな…と思わざるを得ませんでした。そして同時に、育てられる親や育つ環境によって、こんなにも愛情も、与えられる選択肢も、権利も違うだろうに、他者が断定的に自分の価値感を押し付けてくる感じに私自身ウっときました…。
そして、そんな傷を負いながら、成人しても親のために働く毎日。私から見て、日々傷は増えていっているのだろうし、身を置く環境的にもそれを癒す時間もないようにも思えたので、「体は壊れていった」ということも自然なように思えました。
そんな中あなたがタイトルにしてくれた「もういい」という言葉。
私なりに考えてみました。
もういい、もういい、もういい…。
そうですね、無責任かもしれないけど、あなたの経験談を何度も繰り返し読めば読むほど、想像すればするほど、私も「もういいかもですよ」と色んな意味合いを込めてそんな言葉が自然と心の中に浮かんできました。
正直、今は、色んなものにパワーを吸い取られ、親の元から離れるとか、そういう選択は労力を多く使うだろうし、あなたも今までに試みたこともあるのかもしれないので、そう簡単なものではないないのかもしれないと思っています。ただ、私はあなたの苦しみだったり、つらさだったり、色々なものを受け取ったうえで、「もういいかもですよ」と伝えたくなりました。
改めて、あなたの言葉を伝えにきてくださり、ありがとうございました。
感想1
投稿してくれた文章を読んで色々な光景が私の中に浮かび上がりました。
家にお金がないことによって、お風呂に入るだけではなくて、服をなかなか買ってもらえない、洗濯も頻繁にはしてもらえない、お腹いっぱいにご飯が食べれない、どこにも遊びに行けない…いろんな場面であなたは我慢の連続だったのではないでしょうか。(私の想像がふくらみ過ぎているしれませんが)家だけではなくて、学校でのあなたの気持ちを考えるといたたまれなくなりました。知らない人は本当になんでも言いますよね。励ましているつもりなのかもしれませんが…。ただ、本当に過酷な生活の中に身も心も置いた当事者にしてみると、無理解な発言でしかなくて、素直に受け取れないばかりか不快感を抱いても不思議ではありません。
あなたは大人に経済的、身体的、心理的に守られながら土台を育てるはずのこども時代に自分の意思や感情を押しこめざるを得なかったと思います。そして高校を卒業する頃には心の体力を使い果たしていたのでは…。働き始めは何とか残っている力を振り絞ったかもしれないけれど、程なくして枯渇したようにも感じられました。
そうなると職場にいくことも、集団に入ることも、以前できていたことができなくなっても何ら不思議ではありません。不安で不安で不安で…という気持ちも理解できます。ずっと緊張や警戒している感じでしょうか。子ども時代に土台を削られて不安定なまま大人となり、その状態でさらに親も支えているのだとしたら、本当に無理をし続けているように私には感じられます。
本当の限界が来る前に休んでもいいのではないかと私は思います。もう何もしなくていいように家から離れることも選択肢に入れてもいいのかもしれません。(それが簡単にできるならそうしたいわ、私だって…と聞こえてきそうです)ひとりでどうにかするのはとっても大変だと思います。匿名でお話ができるSNS相談などもいまはたくさんあります。どうかあなたのペースで相談も活用しつつ、心身を休ませながら暮らして行けることを願うばかりです。
投稿ありがとうございました。