経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

自分が悪いから

新卒入社をして、今4ヶ月目(3月入社)の社会人です。
現在職場での人間関係、業務がうまくいっておらず、精神的に苦しい状態です。
私には、社会人になったから会社に行かないといけないという思考があります。
吐き気がする、けどお腹も空かない、けど食べないと1日の仕事をこなせない、吐き気がするのに食べ物を体に入れる
足を運びたくないのに行かないといけない
矛盾だらけで答えが決まった毎日をこなさないといけなくてと感じてます。
けどその状況になったのは、就活をよく考えて向き合わなかった自分のせいで、報連相を上手くできない自分のせい、全部自業自得でしかないから、明確な悪は自分であり消えた方がいいのは自分の方
社会の不良品は、欠陥品はいなくなったほうが多くの人が笑顔になる方法で、自分が社会に貢献するにはそれしかないんじゃないかと頭のなかで繰り返し考える日々が続いています。
今日も自殺をする際に迷惑にならない場所をスマホで調べて、会社に向かう。
これも碌に人とのコミュニケーションを取ることができない自分のせいです。
普通でありたい、普通の人生というレールから外れるのが怖い、死ぬのは怖い。
好きなものが味気なく感じてしまう精神になる前に人生を終わらせたいという思いがあります。
他人からしたらただの甘えた思考でしかなく、転職エージェントにも短い期間で転職をする人間はあまり良くないという話を聞くため、自分としては頑張り続けなければならないよな、けど苦しいなあと思いながら死ぬのが怖いから生きている日々です。
物事を割り切ることができればこのような思いを抱かずに生きていくことができるのでしょうか?

感想1

学生から社会人になるというのは環境の変化としてはかなりハードなものだろうと思いますが、あなたの経験談からは相当な辛さが伝わってきました。少し見方を変えると、新卒で働き始めて4カ月の新入社員が即戦力になることは難しく、最初のうちはある程度、迷惑をかけながら成長することもありだと思う私がいます。ただ、今の会社はどこも人手不足であったり、労働環境として厳しいところも多いようなので、即戦力を求められてしんどくなっているのかもしれません。いずれにせよ、経験談からはあなたが自分を否定する気持ちがかなり強くなってしまっているように私は思いました。それだけ、精神的に落ち込んでいて、冷静な見方をすることができなくなっているかもしれませんし、ひょっとしたら、就職する前にも蓄積してきたダメージもあるのかもしれないと想像しています。
社会人になる前にあなたはどんな生活をしていたのだろうか?何が好きで、得意でどんな人柄なのだろうか?と考えてみたのですが、あなたの経験談には本来のあなたの姿はほとんど見えず、追い詰められている状況の深さを感じています。ただ、そのような中でも、こうして自分の気持ちを書いて、死にトリに届けるということを自ら選んで行動したことだけは明確な事実です。それは、あなた自身が誰かとつながり、何かを得ようとしていたのだろうと思います。最後に、私たちは生きるために仕事をするのだろうと思っています。死にたくなるほどつらい仕事を辞めることを苦しく思う必要はないと私は思いました。あなたの身近にはひょっとしたら、仕事を続けることを重要視する人たちがたくさんいるとか、辞めることはよくないことだと思う人が多いのかもしれません。私の周りには何度も転職している人も少なくありません。ここに気持ちを書こうと決めて、送った行動力があるのですから、あなたは自分のために選択し行動できる人だと私は感じています。また、必要な時には死にトリに来てください。

感想2

投稿読みました。日々を自分の責任として受け止めすぎて、言葉にするのもやっとのような苦しさの中で、それでも「社会人としてこうあるべきだ」という感覚に縛られているようなそんな印象を抱きました。「自分が悪いから」「自分のせい」などの言葉は、責任感の強さと同時に、その責任の重さを一人で抱え込んでいることの辛さが表れているように感じました。
社会に出てすぐの時期は、仕事や環境の不一致、人間関係の難しさに直面することも少なくはないのかなと私は思います。それでも、あなたは“これは自分の選択の甘さのせいだ”、“自分が悪いから苦しいのは当然だ”といったように、苦しさそのものを自責という形で上書きしようとしているところもあるのかなと想像しています。それは、どこかで「耐えること」が美徳であり、「弱音を吐くこと」が許されないと信じてしまっているようにも私には映りました。けれど、人が社会に出るタイミングでその仕事に完璧にフィットする(相性が良い)ことのほうが、少ないんじゃないかと私は感じています。報連相が上手くできない、コミュニケーションに自信がない、というのも、本当は時間をかけて形成していくものですし、そこには練習の時間とかつまずく時間も必要であるべきはずなのにな…と思ってしまいます。けれど、この社会はそれらを許してはくれないような風潮がありますし、まだ“自己責任”で片づけられてしまう価値観も強く根付いていること、また、自分が社会の不良品・欠陥品と思ってしまう背景には、「はみ出すこと」を許さない社会の目線や、転職に対する偏見、早期離職に対する厳しい言葉が少なからず影響しているように感じ、あなたが抱いてしまっている感覚も無理はないものだよな…とも思ってしまいます。
「物事を割り切ることができればこのような思いを抱かずに生きていくことができるのか」と思う一方で、あなたがここまで考え込んでしまうのは、きっと他人や社会との関係に対して、真摯に向き合っているからなのだと私は感じました。それは決して欠陥ではなく、簡単に諦めたり妥協することができない真面目さがあって、だからこそ一人で苦しみすぎてしまうのかもしれないなとも思ったりしました。
今のあなたの状態は、「努力すればなんとかなる」とか「気の持ちようだ」などとは言えないほど、心と体が消耗してしまっている状態なのではないでしょうか。自分のことを「悪い」と思う気持ちがあまりに強いと、自分を守る選択肢もすべて「逃げ」や「怠け」に見えてしまうかもしれませんね…。けれど、本当に必要なのは、「この状況から離れることが、この先の自分を守ることにもつながる」と、少しだけでも思ってみることも一つあるのではないかと私は思います。
転職や環境の見直しについて、人の心をすり減らしたり、死にたいと思ってしまうまで守らなければならない“社会常識”は、本当に常識と呼べるものなのかと私は問い直したい気持ちでいます。そう容易なことではないのかもしれませんが、あなたにとって最善の選択ができ、少しでも今以上に苦しまずに日々を送れるようになることを願っています。

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