経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

大事なモノが壊れてしまった。

消えてしまいたい」「死んでしまいたい」という思いが常に隣り合わせにある。

昨年、元妻の2度目の不倫が発覚し、それが原因で今年の4月に結婚6年目にして離婚の運びとなった。(そもそも結婚初年度でやらかされているわけだが)
交際期間を含めると12年程一緒に過ごしてた相手だったし再構築を選んだ中での出来事で、ショックでもありなぜ見抜けなかったのかと思う。

自身が今この状況に陥っている原因はこの1件がきっかけである事は間違いないと思う。
私個人としてはけじめとして慰謝料を支払ってもらい、それでお互い今までありがとうで終わる事が出来ればいいと思っていたし、証拠も揃っている状況から時間もかからないと踏んでいた。
しかしながら、不倫発覚後話し合いをする前に家を勝手に出ていき、あろう事か間男と同棲していた(これは後に発覚)、元妻の親戚からは「不倫をされる方に原因があるのでは。」と理解に苦しむ話があった。そりゃ、不満があっての行為だろうから一概には否定しないが。しかしながら結婚1年目から1度やらかしてはりますが?してはいけない事を肯定しようとするこいつは何なんだろう。としか思えず。
とにかく、この人達に話は通じないと判断し、以降は弁護士を挟んでの交渉に。
弁護士を立てた後にはある事ない事のでっち上げの話が元妻側より届いたり、間男が借金まみれで慰謝料の一括の支払いが出来ない等理解に苦しむやり取りが半年程続き、本当に精神的に疲弊していたと思う。
結局示談は成立したものの、到底納得できる内容では無かった。これ以上延しても結果は変わらないって形での示談。
結局「やったもん勝ち」「無い袖はふれない」真面目にやってきた方が馬鹿見るんだなぁって感想だった。
元妻とその親族には失望や怒りの感情が強く、また一番近しい人の2度目の裏切りで「自身が死んでしまう事が一番の復讐になるのではないか。」と交渉の最中考えるようになっていた。実際遺書も準備し、方法を模索していた。

踏み止まれていたのは友人の存在。事態発覚後より2人の友人が気にかけてくれていた。
今日まで月1、2回ペースで集まってその時々の自分の状況であったり、他愛のない話をしたり一緒に過ごしてくれている。本当に救われているし、感謝の気持ちしかない。と同時に、心配をかけている事、2人の時間を奪ってしまって申し訳ない思いも抱いてしまう。逆の立場で相談を受ける側とすれば、気の済むまで話してくれればいいし、いつでも呼び出してほしいと思う。なのに、いざ相談する側となると物凄く申し訳ない気持ちになってしまう。
そして、自分はいわゆる「希死観念」を抱いた日からそれが消えた事はない。寄り添ってくれている人達がいるというのに、本当に申し訳ないとしか言いようがない。これ以上の心配はかけたくない。故にこの根っこにある思いは話す事が出来ないし、してはいけないと思っている。

まだ行動を起こしていないのは、方々に迷惑をかけてしまう、親族を悲しませてしまう、何より友人2人を傷つけてしまうのではないかとう思いがあるから踏みとどまれている。まだこういう風に考えれているうちは大丈夫だと思っている。

悩みに大小はないと言うが、他の方の投稿を見ているとなんて小さい話なんだとつくづく思う。
自分は平凡ではあるが、親含め、周りの人に恵まれている。それにこれまで健康で過ごしてくることも出来た。充分じゃないか。

今でも自分の周りには味方がいる。自分自身、その人達の事は大好きだ。なのに、自分の事を誰も知らない所に行きたい、消えてしまいたい、死んでしまいたいな、という思いがまとわりつく。
これはただのわがままなのだろうか。

不倫をきっかけに、今まで自分が大事にしていた「人を信じ、感謝する」という芯の部分をボッキリ折られてしまったようか気がする。
どうすればいいんだろう。時間が解決してくれるものなのか。

ただ、見通しは暗い。

感想1

投稿を読ませてもらいました。
非常に大きなショックを受けた出来事だったと想像しますし、今もその渦中にあるのだと思います。そして人を信じられなくなってしまったことも文章の端々から伝わってきました。
起こった出来事にはあなたにしかわからない思いがあると思うので感想で私が触れることはありませんが、それによって希死念慮を抱いていることに私は注目しました。
その気持ちには、もう考えたくない、消えてなくなりたいなど存在への揺らぎみたいなものがあるのかなと私は感じました。その揺らぐ気持ちを支えてくれているのがあなたの友人や親の方々の存在なんですね。
そういった存在がいなくて孤立を深める人も多い中、あなたが書いてくれた「人を信じ、感謝する」存在がまだいることもあなたの生きる上での強みだと私は感じました。
この感想を読まれる頃もまだ心の整理はついていないままだと想像しますが、少しずつ見通しが見えてくることを願っています。

感想2

読ませていただきました。1度目の時に再構築を選んだあなたの思いを汲み取ると、2度目の発覚は相当、堪えるものがあったろうと思います。不倫だけでなく、その後の対応や親戚の言葉なども傷つく言葉だと感じますし、あなたの考えるけじめをとってもらうということも納得のいくものではなく、悲しみや怒り複雑な感情があなたの中に渦巻いているようにも感じました。

寄り添ってくれる人がいるのに、死にたい気持ちが消えず申し訳ないと思うあなたの気持ちにも、あなたの真面目さや誠実さが伺えるような気がしました。迷惑をかけないよう、悲しませないよう、傷つけないよう考え、行動できる人なんだとそう思います。だからこそ無理をしてしまう側面もあるのかもしれません。本音や根っこにある思いを話すことができないというのは、骨が喉に突っ掛かったような痛みが伴うものとも感じます。

身近な人には難しくても、経験談として本音のところを書き込みにきてくれてよかったと思いました。私たち人間は思うほど強くなく、むしろとても弱い生き物だから、痛い時には痛かったと、骨が突っ掛かった時は骨があると、言ってもいいんじゃないだろうか。

あなたが書いてくれた「人を信じ、感謝する」、大事なことだなと思います。しかしながら、わたしにとってはこの「人を信じる」ということがどうにも難しいなと思います。自分の心を見てみても、すぐに心変わりする実に信頼のおけない移ろいやすいもののように思うからです。むしろ人は移ろいやすいものだということを信じているように思います。信頼するから、成り立つ何かもあるのかもしれないけれど。

あなたの気持ちに向き合いながら、揺るがされない大事なものはどんなことなのか、一緒にもっと模索したい思いです。また、根っこのところを話したくなった時にはいつでも書き込みにきてほしいと思っています。

一覧へ戻る