経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
私は今、高校3年生。卒業間近になり時間ができたのでアルバイトをしている。
今日、初めてのお給料日だった。
ATMに行き、残高を見ると、働いたので当然だが預金が増えていた。
そのことがとても嬉しかった。
人生で初めて自力でお金を稼いだ。
高校に入ってから、いつでもアルバイトをすることはできたけど、私はしなかった。
できなかった。
高1でクラスに馴染めず適応障害に。心を病んで入院して、様々な検査を受けた結果、発達障害だとわかり、この3年間自分が普通じゃないことに悩まされた。
入退院を繰り返しながらも、なんとか3年生になり、担任の先生の進めで通級指導教室に通い始めた。
通っている高校には通級指導教室がなかったので、毎週金曜日に徒歩と電車で計1時間かけ別の学校にある通級へと向かった。
自分を知ることから始め、思考の歪みを正し、一年かけて「まぁ、いいいか」と妥協することや思考の違いがあることを覚え身につけた。
そして、上手くできない自分を認めてあげれるようになった。
同級生と比べて、私は出来ることが少ないかもしれない。物覚えも悪いかもしれない。それでも、私は今日を私らしく生きている。
周りと比べるのではなく、過去の自分と比べて成長できていたらオールオッケー!
たとえ1日半歩でも、歩みを止める日があってもいい。歩みを止めれるようになったことも成長している証拠だから。
今を生きていたら100点満点。
感想1
過去の自分を昔より少し受け止められるようになって、歩めていてももちろんいい、立ち止まることがあってもいい、そうして「昨日の自分より、少し前の自分より、一年前の自分より何か少しでも変われていたらいいな」、そんな風に日々を送っている私にとって、とても親近感を感じるものであったのと同時に「初めて自分で稼いだお金」というかつて自分が味わった体験(新鮮さ)も思い返しながら、重ね合わせながら文章を読ませて頂きました。
高校でクラスに馴染めなかったことから始まり、入院することになったり、自身の特性を知り、3年間思い悩まされとことはとても大変なものであっただろうなと想像しましたし、そこから入退院を繰り返す中で通い方を模索し、実際に長い時間をかけて通い続けることには相当な苦労があったのではないでしょうか?
人は行き詰まったり何かとぶつかることがあったりすると、当然しんどくなったりつらくなったりでその状況や環境や自身が「何とか変化してほしい」と願うものなのかなと(私自身の経験も含め)感じますが、実際に変化を求め何かをしようとすると、そこにはとてつもないエネルギーが必要だったり心労がかかってくるものだと私は思っています。
そういった中であなたが状況や環境に対応しようと工夫し続けたことや、自身を知ろうと絶えず向き合った先に今の自分の考えに行き着いたことにはきっと並々ならぬ努力があったことでしょうし、誰にでもできる容易いことではないように私には思えました。
生きていたらいろいろなことがありますし、もしかしたらまた立ち止まりたくなる時も訪れるのかもしれません。ですが、そんな時は他の誰でもないあなた自身が向き合い行き着いた今の考えや、それこそここに書き記してくれた思いや気持ちを大切にして、無理せずに歩みを進めていってほしいなと思いました。
投稿ありがとうございました。
感想2
あなたが受け止めたあなたに、とてつもない安心感を覚えながら、のんびりした川沿いを横に並んで一緒に歩いているような気持ちで読ませていただきました。桜が咲いているようにも感じるほどでした。
普通じゃないことに悩まされていたこと、きっと自分をたくさん責めてきたのではないだろうか。入院とも書いていてくれたけど、そのくらいギリギリの時から、理解してくれる人たちに出会えたことも、妥協や認めることを身につけ覚えることも、全てあなたの力だと感じます。
心身のバランスを崩して、アルバイトの選択もできなかったあなたが、アルバイトをして初めてのお金を稼いだ。それは、「預金が増えたこと」ではなくて、あなたの「回復と挑戦」がとんでもなく、わたしも嬉しい。できないことが、できるようになるって、それだけですごいこと。自分にとっての挑戦を実行することってすごいこと。
ついつい、「みんなできる」とか「当たり前」って言葉を自分にかけちゃうこともあるけれど、そういうことじゃないんだよなって、何事もみんな最初はできないし、みんなができるとは限らないし。あなたのお陰で、大切なことを思い出せました。
はじめてのアルバイト代は何に使ったのかなあ。溜めたのかなあ、使ったのかなあ。あなたの自由と責任で使えるあなたのお金、好きに使って欲しいなあ。
もし、また人と比べてしまったり、焦ってしまった時には思い出して、ここのあなたに立ち返って欲しいな。今の自分でオールオッケー、100点満点。
感想1
過去の自分を昔より少し受け止められるようになって、歩めていてももちろんいい、立ち止まることがあってもいい、そうして「昨日の自分より、少し前の自分より、一年前の自分より何か少しでも変われていたらいいな」、そんな風に日々を送っている私にとって、とても親近感を感じるものであったのと同時に「初めて自分で稼いだお金」というかつて自分が味わった体験(新鮮さ)も思い返しながら、重ね合わせながら文章を読ませて頂きました。
高校でクラスに馴染めなかったことから始まり、入院することになったり、自身の特性を知り、3年間思い悩まされとことはとても大変なものであっただろうなと想像しましたし、そこから入退院を繰り返す中で通い方を模索し、実際に長い時間をかけて通い続けることには相当な苦労があったのではないでしょうか?
人は行き詰まったり何かとぶつかることがあったりすると、当然しんどくなったりつらくなったりでその状況や環境や自身が「何とか変化してほしい」と願うものなのかなと(私自身の経験も含め)感じますが、実際に変化を求め何かをしようとすると、そこにはとてつもないエネルギーが必要だったり心労がかかってくるものだと私は思っています。
そういった中であなたが状況や環境に対応しようと工夫し続けたことや、自身を知ろうと絶えず向き合った先に今の自分の考えに行き着いたことにはきっと並々ならぬ努力があったことでしょうし、誰にでもできる容易いことではないように私には思えました。
生きていたらいろいろなことがありますし、もしかしたらまた立ち止まりたくなる時も訪れるのかもしれません。ですが、そんな時は他の誰でもないあなた自身が向き合い行き着いた今の考えや、それこそここに書き記してくれた思いや気持ちを大切にして、無理せずに歩みを進めていってほしいなと思いました。
投稿ありがとうございました。