経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

毒親

よければ感想聞かせてほしいです。私の家は親の帰りが遅い家でした。そのため保育園ではみんなが早く帰る中、私は1人残され迎えを待っていました。小学生になっても親の帰りは遅く、迎えを待っ場所がなかったので弟が通ってる保育園で一緒に迎えを待つように言われていました。そこで私は保育園でみんなのように早く帰られなかったのに小学生になっても遅くまで待っていなければいけないのか不満を持つようになりました。また学童で待つこともありましたが、同級生がすぐに家に帰って行ったのでひとりぼっちでした。そして私の家は保育園や小学校、中学校から離れた場所にあり、一緒に通学するこもいませんでした。そのため休日に友達と遊ぶことがありませんでした。その当時私の家ではyoutubeが禁止されていて学校でも話に置いてかれることがよくありました。またその頃switchというゲーム機が流行っていました。家が離れていてもゲームなら遊べると考えました。また、学校でみんなはswitchの話で盛り上がっているところを何回も見て親に買っていいと何度も聞きましたが断られました。友達に借りて遊んでいても自分のものでは無いので返してとすぐに言われるのでそのたび自分のswitchが欲しいと思います。仕方なく自分のいつも遊んでいるレゴでswitchを作って遊んでいました。すると翌日親はメルカリでWiiを買いました。今更Wiiで遊んでいる人いないのに…。なにかゲームしているのと聞かれてもswitchでみんな遊んでいる中、Wiiで遊んでる!とは言えないので周りからどんどん距離が離れていきました。そうして、親が憎くなりました。そうしてストレスを溜め込んで行くうちに強迫性障害になりました。(あとから分かりました)周りからの視線を感じて恥ずかしかったです。自分で抑えることが大変でした。だれの助けもなく、自分で助けを求めることも出来ませんでした。受験期までそれが長引いたのでテストにも大きな影響が出てしまいました。そして何度も書かないと気が済まないので以前まで好きだった勉強も嫌いになりました。親に自分の人生をめちゃくちゃにされて辛いです。
最後まで聞いてもらいありがとうございます。

感想1

​​投稿を読ませてもらいました。
家の立地にしてもゲーム機にしても、子どもにはどうしようもない部分が学校の人間関係に大きく影響することに、読みながら歯痒さを感じていました。また、自分も子どもの頃に流行りのゲーム機(当時はWiiが流行っていました)を買ってもらえなかったことや謎ルールで友達と遊ぶのを制限されたことを思い出し、時代が進んでも同じことが繰り返されるんだな……という悲しさも感じていました。
自分も多少は大人に近づいたので、当時の親が考えていたことも、なんとなくは想像できるようになりました。子どもの頃自分が言っていた「みんな持ってる」の「みんな」は実際には一部の人たちだったし、その「みんな」の中で今なお同じ強度でゲームをしている人たちは少ないと思います。ソフトもいくら買ってもきりがないですし、親の世代からするとゲームが一種のコミュニケーションツールになっているというのはなかなか想像がつかなかったのだろうと思います。投稿者さんの親御さんが何を思ってWiiを買ったのかは自分もあまり想像がつきませんが……。
ちょっと分別のあることを書いてみましたが、それでもやっぱり、今でもあのとき買ってほしかったなあ、と思います。親から見ると教室は小さな世界かもしれないけれど、子どもの頃の自分にとっては教室が自分の生活の大半を占めていて、その中で生きていくのに必死だったから。ただ、どんなに子どもが親に都合よく振る舞おうと、親は親の都合という一存で話を進めてしまう(ことができる)し、子どもがどんなに切実に困っていても、その切実さを伝えるための言葉をまだ多くは知らなかったりと、ゲーム機ひとつとっても子どもは本当に立場の弱い存在だと考えさせられました。
また、そうした立場の弱さから受けた影響が、その先の人生にまで影響してくるのが本当にたまったもんじゃないなと思います。投稿者さんが強迫性障害になったときも、もし学校での関係作りができていたら、もっと助けの求めようもあったのだろうか……と思わず考えてしまいました。
あなたの言葉を、子どもというフィルターを通すのではなくあなたの言葉として受けとめ(ようとす)る場がもっとあってほしいと思うと同時に、文字しか受け取れないこの場はそれに適しているようにも思いました。よければまたあなたのお話を聞かせてください。

感想2

自分自身の幼少期と重なる部分が多く、あの頃の「なんでうちだけ違うの?」という納得のいかない気持ちと親への不満や憎しみなど、どう取り扱ってよいのかわからない絶望感を抱いていたことを思い出しました。
あなたに限らず、大人だって子どもだって早く家に帰り気兼ねなくごろごろしたりゲームをして遊んだり、好きなことをして友達との共通の話題をもったりと、そんな風に過ごしたいと思います。なので、そのほとんどがいつも叶わないとなると、解決手段の少ない年齢が若い人ほど不満やストレスを抱えてしまいやすくなるのではと思いました。それと親御さんがなぜYouTubeを禁止し、switchを買ってくれずWiiだったのか、なぜいつも待たされなきゃいけなかったのか説明があったのかどうかも気になりました。子どもであっても、理解できてもできなくても、家族の一員として説明してほしいなと思いました。
親の帰りをいつも遅くまで待たされた、ゲームを買ってくれなかった、YouTubeを見せてくれなかったなど、親御さんのしてくれなかったことのせいで自分の人生がめちゃくちゃにされたと書かれていましたが、「自分の気持ちを聞いてくれなかった」「寂しい思いをしている」という、あなたの気持ちが隠れているような気がしました。私は親の「~してくれない」を並べ、どうして私のことをわかろうとしてくれないんだとわんわんと泣いた記憶があります(それでも、ちっともわかってはくれず・・)20代前半まで親に絡みつくように、愛情や金銭を要求してきた私ですが、親の苦労を初めて聞いた時にハッと私の人生は自分でやらなきゃっとハッとしたことを思い出しました。子どもはいつだって親からのアンサーを待ってしまうものなのかと思います(本当は親だけでなく、社会もいつも子どもに応える準備をしておくべきですが)思う存分親のせいと思いつつ、ストレスを感じながらもここまでやってきた自分自身を労い、頑張ってるねと声をかけてあげて欲しいと思いました。投稿ありがとうございました。

一覧へ戻る