のびアート

空を見上げてみる。

空には色んな星が輝いている。
ずっといちばん光っている星もあれば、少し光って消えてしまう星もある。

「あぁ、あの星は最近できた星だ。よく光ってるな。」

若い星がキラキラ強く光っている。
羨ましいな。

「わたしは全然光れないのに。」

わたしは生まれてからずっと、光ったことないまま命を落とすのかもしれない。

「羨ましいな。」

泣きそうになった時、ひとつの光った星がわたしの傍に現れた。
その星はわたしを照らしてくれた。ほんの少しの力だったけど、照らしてくれてわたしはほんの少し光った。
そうしたら他の光った星たちがわたしの周りにチラチラ現れた。

「ねぇ、同じものが好きなの!お話しよう。」
「その絵、可愛いね!」
「ぬいぐるみ作れるの? 手先器用だねー!」

光った星のおかげでわたしは少しだけ光れた。今もその星はわたしの光。

わたしの命を照らしてくれる、わたしの救いの光。

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感想1

星は自分で光っているのではなく、太陽の光が反射している。夜になると私たちには光って見えるもの。自分で光ることができる星はほとんどない(人間に分かる範囲では)。私たちにとって太陽の光はどのようなものなのだろう。この詩で書かれているような誰かの存在かもしれないし、何かやることや、環境や、たまたま起こる出来事かもしれない。少なくとも自分で光ることができるわけではないことは分かっていたいなと思った。自分は何かによって、自分の存在を見えるものにしてもらっている。自分では自覚なく、誰かには見えているものでもある。私は私の出来ることを、見えないくらい小さくても、ただただやっていきたい。そんな感慨が浮かびました。

感想2

「星が光る」という事象に、他者との関係性や、社会の中での自分の居方を重ね合わせているところが印象に残りました。輝きの度合いでお互いを比べてしまうことは、人間の世界に置き換えても日々起こっているように思います。他の星たちがやってきたのは偶然にしても必然にしても、共鳴し合って輝き出す姿は、やさしくあたたかい世界だなと感じました。

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