のびアート

いつでもおいで
君を待っているから
ここは退屈な場所
僕はずっとここにいた

いつでもおいで
君は何か言いたかったみたい
ここには何も残らない
面白いよね
僕はいつまでもここにいる

いつでもいいよ
君は誰かと話したい?
何もないよ
僕は答えた

名前なんていらない

感想1

「いつでもおいで」「いつでもいいよ」の声が、それぞれ細く・今にも消え入りそうに聞こえてきたような感覚が私の中ではありました。退屈で何も残らない…。でも、僕と君にとっては、きっと大切な・なにか特別な場所でもあるんじゃないだろうかと想像します。読みながら、切ない気持ちや寂しさも感じる詩に思いましたが、「意思」を感じられるような作品でもある気がしています。(私の感覚ですが…。)

感想2

「君」を待っている「僕」は、退屈な場所から動けなくて、だからこそ「君」の訪問を心待ちにしているのかなという風に想像しました。退屈な・何も残らない・何もない場所といわれたら寂しい雰囲気でいっぱいな気がしますが、「僕」と「君」の二者のみしかいないことが、逆にシンプルで濃密な空気を醸し出しているようにも思えます。特別なことには名前を付けるのが難しく、だからこそネームレスのままがいいのかもしれません。

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