のびアート

お金がないって言うけどさ

金かかるの知ってて産んだんでしょう?

欲しい物はちゃんと言えって言うけどさ

言い出しにくい雰囲気作ってるじゃん

なんで産んだの?

なんで育ててるの?

しんどいなら産まなきゃよかったのに

親なんて嫌いだ

こんな雰囲気の家は嫌いだ

なんて、本当はそんなことない

本当に嫌いなのは、大嫌いなのは

無駄に遠慮して

本音が言えないのを人のせいにして

産んでくれて、育ててくれた親に

こんな酷いことを思ってしまう

自分なんだ

本当に嫌いなもの

感想1

読みながら、勝手にですがとても共感してしまった私がいます。怒りや悲しみ憎しみ…「どうして?」「なんで?」が心や脳を支配する中で、考えて考えて・感じて感じて、最終的に、自分が一番大嫌いで許せない存在だと痛感させられるような…そんなループから抜け出せずにいる苦しみがあるのではないかと、私自身の経験も踏まえ、そのように考えました。自己嫌悪に苛まれる中、でも確実に怒りや苦しみも存在するからこそ、グルグルと思考が巡りまたつらくなる、そんな想いも詩から読み取れたような感覚もありました。本当は直接届けたい(かもしれない)気持ちを、このように作品として書き出すことで、また違うカタチで自分で落とし込めようとしている背景もあるのではないだろうかと、これも私の勝手な想像です。

感想2

どれだけ近くにいても
分からない
私たちの世界は どこまでも交わらず
一人一人の中に無数の歴史と「世界」がある
「どちらか」かしなかないと思うのは
他に広がる無数の世界や言葉を観えなくさせている何かがあるということで
あなたに悲しさを感じる心があることは
決して悪いことではないのではないかと思います
また親の中にも無数の世界があり
親もまた観えていないのかもしれない
私たちはどのような時に
どような時間の中で
これまで観えなかったものが観えるようになるのだろうか
本当は声を出している無数の命に
どうやったら耳を傾けることができるだろうか
そんなことを考えました

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