のびアート

大丈夫 の抱擁をください

まぁ 依存を招くから いいよ

愚かな願いを ふぅっと
桜の花びらが舞うように 
目前に飛ばす

そして 誰かに届く前に
ズタズタに切り裂いた

抱擁

感想1

ただの「抱擁」ではなく、「大丈夫の抱擁」という言葉から、物理的なハグと精神的に包み込まれる経験の2つが思い浮かびました。そして、この2つには、身体的に接近することによって心も近づき、心を許すからこそ身体のふれあいも許せるという相互作用があるよなあと考えました。大きな安心を得られるこの行為は、日頃寂しさやしんどさに打ち震えている人にとっては、まさに砂漠の中のオアシスのように感じられるのではないかと思いました。それを自覚しているからこそ、相手に依存してしまうことを恐れ、撤回してしまうのだろうなと自分を省みながら考えました。寂しさや、それを言い出せない自分ごと、自分でぎゅーっとできる日がきたらいいなと思います。

感想2

作品を読んでいて、大丈夫になりたい、でもなりたくない、というよりも怖い...そんな"揺れ"の感覚を受けました。ほんとうは安心したいのだけれど、もし大切な柔らかい部分をみせて壊されてしまったら耐えられないからその前に自ら壊してしまいたくなるような。そして、いまはズタズタに切り裂けるくらいずっしりとした塊のような「願い」でもあるのかなと思ったりもして、もしもひらひら舞いゆく花びらのようになって色んな人に受け取られたり、自分でも拾えるようになったらどんな感じがするのかな...と私自身の気持ちも勝手に重ね、少し怯えながら想像してみています。

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