暗がりの中、僕は在る
朝は、僕には合わない
周りの音に振り回されて、頭がガンガンとしてしまうから
昼は、僕には合わない
周りの明るさについていけなくて、目がやられてしまうから
夕方は、僕には合わない
周りの寂しさを実感して、体が縮こまってしまうから
夜は、僕には合わない
周りが無くなって、存在意義が感じられなくなってしまうから
けれど、微かな光は感じていたい
僕が傲慢で自己中心的だと言われても
光の粒が僕の手をすり抜けて行ってしまっても
僕はダメだと言われても
暗がりが僕を連れて行ってしまっても
何も見えない、何も聞こえない、何も掴めない暗がりでも
少しの光を望んでみたい
感想1
光はひとびとのいとなみを助けてきたから、日中にはたくさんのひとが混み合っている。夜にすら周りが気にかかるのは、たくさんのひとがいることを知っているからかもしれない。光にもさまざまな色や姿、強さがあって、目も皮膚も壊してしまうような光もあれば、温める光、暗闇の中にあってはじめて気づくような淡い光もあると思う。「僕」はそういう光にそっと手を伸ばそうとしているひとのようにも思った。
感想2
朝も昼も夜も、どの時間帯も自分には合わないな、しんどいなと感じている人間なので、あなたの文章から違和感の正体に気付いたり、発見をもらったような感覚になった私がいます。でも少しの光を求める・望む気持ちも切実に伝わってきた気がしていて、本当に「微光」でいいから、それを”浴びる”でなくとも、”感じたい”「僕」がいることを想いました。