のびアート

たどり着いた最後の場所
もう見られない当たり前の風景
今の"当たり前"も
いつしか見られなくなるのかな
私はただ、生きていきます。

運命は…旅?

感想1

短くシンプルでありながら、たくさんの解釈ができそうな哲学的な詩だと思いました。今までの「当たり前の風景」を離れ、たどり着いたのは「最後の場所」。そして、この場所の風景が今の”当たり前”になっていくのでしょうか。そしてこれもまた、かつての「当たり前の風景」のように、いつしか見られなくなるけど、ただ生きていく……。旅のような運命に寂しさや諦観を覚えながら、それでもしっかりと前を向いて生きていくという、とても力強い詩だと感じます。

感想2

端的な言葉の中に「私」の決意表明があるような言葉だと思いました。決意表明という言葉よりは、もうすこし柔らかさのあるニュアンスかもしれません。「月日は百代の過客」という言葉を思い出していました。時も景色も流れてゆき、なにもとどまり続けることはないこの世ですが、そう思うと、いまここにあるもののにハッとする瞬間もある気がします。通り過ぎた「当たり前」を私が忘れてしまっても、そこにあった事実は変わらないのかもしれない…ということを考えました。

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