どこかで 奇跡の音が響いた誰もが その知らせを待っていた 絶え間ない不条理を嘘だらけの背中を降りしきる酸の雨を今だけはどうか 許してほしい その手で照らしてあなたが歩んでいく行く先を嵐に怯えないであなたはどんな時も愛されている その手を結んで 開いて世界を確かめて私の形を覚えて笑って その手で照らしてあなたが歩んでいく行く先を未来に怯えないであなたをどんな時も愛している どこかで 奇跡がまた降ってきた 「奇跡の音」 2025.05.13 ペンネーム : tmy 詩・文