経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

言葉の壁

日本に留学中の外国人です。4年間も日本語を勉強してたはずなのに、いざ現地に行ってみると想像の二倍ぐらい言葉の壁に悩まされるようになりました。例えばコンビニのレジで会計をする時、発音がひどくて聞き返されることがしばしばあります。来日したての頃は【外国人生活保護即時廃止】と太字で書いてある新聞紙が学生寮のポストに入っていてなんかすごく嫌な気持ちになりました。自分の存在がみんなにとって迷惑なのかもしれないと思うと虚しいです。緊張しすぎて一人で外出するのが怖いと感じることさえあります。友達いないし母国にいる家族とも不仲なので、自分の居場所なんてこの世界のどこにもないと思ってしまいます。このままで頑張ってもいいのでしょうか?大変拙い文章ですみません。

感想1

全く拙くなんかありません!とても丁寧で綺麗な文面で記入して下さってありがとうございます。
人は、分かりやすいコミュニケーションの手段として言語を一番多く使う生き物だと思っているので、言葉の壁って特に苦労する部分だろうなと感じました。
日本では「一年の勉強より一月の経験」と言う人がいます。もちろん言いたいことは分かりますが、私はこの言葉が、勉強している人が遠回りしていると言いたげに感じるのであまり好きではありません。
長い間一つの物事を継続する事は、恐らく何よりも難しいことだと思っています。
それを達成してきた人たちには少しでも幸せを感じて欲しいとただひたすら願っています。

感想2

投稿者さんが日本語を勉強することを決めたこと、そこから留学を決めたこと。希望や期待などの前向きな気持ちだけではなく、不安や恐怖などもあったことと思います。もしかしたら、決して前向きな留学ではなく、「そうするしかなかった」のかもしれません…。
異国の地での生活は、言葉の壁だけではなく、様々な「壁」を感じる場面があるのではないかと思います。「壁」を感じるだけではなく、「迷惑なのでは」、「居場所がないのでは」とまで思わせてしまう日本に、憤りと悲しさを抱くと同時に、日本人として、投稿者さんへの申し訳なさを感じています。もしここが、投稿者さんの居場所に少しでもなれるなら、また来ていただきたいと思います。
そして最後に、投稿者さんの言葉で、日本語で思いを綴ってくださったこと、ありがとうございました。

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