朝日の中に浮かぶ声
夜の光に溶けていく
あなたが残した空間は
穴となって暗く光る
いつかは別の人が
穴を埋めて明るく消える
風にのって どこまでも
広く遠くへ飛んで行け
青い空のその向こう
あなたの元にも届くかな
月の側に浮かぶ星に
祈りを込めて書く手紙
あなたは春を告げて去っていく
記憶に色をのせてから
風にのって どこまでも
ついて行ったら 会えるかな
青い空のその向こう
あなたの元まで飛んで行け
どうして行ってしまったの
どこへ行ってしまったの
どうしたらそちらへ行けますか
あなたはだめって言うんだよね
風にのって 飛んで行け
痛みと悲しみを胸に抱き
幸せを超えてその向こう
いつまでも笑顔でいられる場所へ