桜の花びらを髪に纏って、サイダーの瓶を傾ける。 カラカラとなるビー玉は、 どこにも行けず閉じ込められていた。 そんなビー玉を眺めながら、 僕はどこに行けるのだろうと空想し、 赤や黄色のカラフルな葉っぱが世界を包むことを夢見た。 美しい景色を見て、 思わず出た溜息は、白く、やわらかい。 四季を一気に感じる詩を描いてみたくて、描いてみました。 空気 2021.01.29 ペンネーム : もも 詩・文