ある時、急に悲しくなった。 悲しくなって、枕を濡らす。 濡らした枕は、何も言わずに濡れたままだった。 何も言わない枕に安心して眠りについた。 きっとこれでいいんだ。 *説明* よく、鬱状態になる時にひとしきり枕に顔を埋めて泣くのですが、泣いた事と泣いたことに対して何も言われない環境に安心する経験から書きました。初めて書きましたが、結構難しいんですね。 枕 2022.03.17 ペンネーム : るな 詩・文