経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

私は生まれたときから呪われている。

こんにちは。私は25歳のフリーターです。
世間的には、私は既に就職しておかなければならない位置にあるのですが、訳あって就職が叶わない状況です。
私は幼少期より、漫画家になることを夢見ていました。その為、私は漫画家を目指せる専門学校に通っておりました。しかし、実際は想像以上に難しく、漫画も完成せず、編集部の方には名刺も頂けず、漫画家デビューへの道は卒業と同時に消え去ってしまいました。さらに、デザイン会社への就職もできなかった為、実家から15分圏内の会社でパートとして働いてきました。働いてきてから三年目で、私は就職を決意しました。それは、パートとして働いている会社でシフトカットされたことがきっかけでもあります。そして、もう一度漫画家デビューや、就職に対する挑戦心が芽生えたからでもあります。
ちなみにシフトカットされたのは、詳しい理由は聞かされておりません。とは言え、私はこう推測しております。『きっと、私は誰にも好かれない一人見知りで、それほど仕事ができないダメ人間だからシフトカットしたのだろうな』と。
いやでもシフトカットを告げられたときはそう思いました。今でも思い出すとそう思わずにいられません。私は完璧に仕事がこなせる人間でもなく、コミュニケーションが苦手です。その為、仕事ではいつも苦労していました。それがシフトカットされた原因だと私は推測しております。仮に又、出勤日数を増やせると聞いても私の場合は、出勤日数を増やすことは難しいと思っております。なぜなら、私は他の人に比べて、失敗ばかりして、他人に迷惑をかけてきましたから。その事を考えると、もう自身の得意な部分を活かせる仕事に就くしかない、でもそれさえも難しいとも思ってしまいます。仕事での過去のミスを思い出すと、仕事に対する自身がなくなってしまいます。私は現在、就職活動をしておりますが、未だに内定をいただけておりません。これは先程申し上げたとおり、現在勤めている仕事が完璧にこなせず、失敗ばかりしてきたからでしょう。それもあって就職できないのです。直接、採用担当者様からそう言われたわけではありませんが、不採用になるたびにそう感じさせられます。とは言え、30歳までに就職できなければ、就職が難しくなってくるといわれております。私も30歳までに就職したいと考えております。しかし、就職を有利にする為に資格勉強をしようにも受験料も時間の余裕もない為、就職に苦戦しております。もし頑張っても、30歳までに就職ができなかったら、死んでしまいたいです。勿論、いけないことだと分かっておりますし、死ぬのは怖いですが、30歳までに就職できないのも死ぬのと同じくらい怖いです。就職できなかったら、自分の人生はどうなるのだろうと想像してしまいます。その事で周りから嫌われたり、陰口を言われたり、軽蔑されるのも死ぬのと同じくらい怖いです。怖くてたまりません。この世は弱肉強食です。現実から逃げたくなります。25歳で就職できないのはおそらく私だけだと思います。幼少期も1人も友達がおらず、いじめられておりましたし、私は生まれたときから呪われているのだと思ってしまいます。できることなら、もっと幸せな人生を送りたかったです。漫画家デビューも叶い、就職もできて、幼少期も誰にもいじめられない楽しい人生であったら良かったのにと思います。

感想1

投稿ありがとうございます。読んでいてあなたの世界には2つの世界線があるような感じなのかなと思いました。ひとつは、あなたにとっての長年の夢である漫画家になることが叶った世界線、もうひとつは現在のあなたの世界線です。私は漫画家という職業の業務がどんなもので、それになることや、仕事として成り立っていくことがどんな内容のことなのか、全然イメージができていないのですが、あなたにとってはそういう具体的なことよりもまず、ずっと心の中に守ってきたキラキラした宝石みたいな感覚なのかなとも思いました。

一方で、現実の生活の中では「迷惑をかけてはいけない」という感覚があなたには強く焼きついていて、だけどなにが迷惑になるかもイマイチわからないまま、いつのまにか失敗して迷惑をかけてしまっているという負債感もあるのかなと思いました。その中で「きっと(中略)ダメ人間だからシフトカットしたのだろうな」という認識はあなたの中に強く残っているのかなと思いました。実際には、今のご時世にはシフトカットにもさまざまな要因があるかもしれない、とは思います。でも就職活動でも、そのことがチラつくほど、感覚的にこわばってしまうようなところがあるのかもしれません。
私は発達障害の診断を受けていて、結構多くの仕事がものすごく不得手です。人から責められたり、「なんでこんなことも?」と自分でも愕然としてしまうようなことが色々あり、とくに10代20代の頃は「迷惑をかけてばかり」という感覚が強くあったので、読んでいて共感する気持ちになっていました。

苦手意識や負債感に加え、「30歳までに就職しなければ」という規範も入り込んできて、あなた自身もにっちもさっちもいかないような感覚に陥っているのかなと思いました。条件をすべて入力したときに、検索結果が0になってしまうような感じのイメージをしています。本当は0ではないし、条件自体も可変だったりすると思うのですが、そのときにはそのことはイメージしづらくて、死ぬことと同じくらい恐怖になるのかなと思います。

現実のあなたの認識の中で、あなたはきっとあなた自身を守るためにたくさん考えて、色々なことを「こういうものだ」と決めることで生きてきたのかなと思います。それはあなた自身の思考スタイルということでもあると思いますし、あなたが生き延びるために培ってきたサバイバル技術でもあるのかなと思いました。ただその方法だけでは自分の人生の見通しが立たない中で、苦しさに襲われているのかなと想像しています。
また、その中で漫画家デビューという長年の夢を叶えることができたら、今とは全然別のあなたが抱えてきた困難を感じずに生活できるような世界線にいけるのではないかという期待もあるのかなぁ、と想像しました。

私自身もいわゆる一般就労・フルタイム・正規雇用のような生活はできなくて、そもそも週40時間働くことが困難で、週1回の仕事とかをいくつかしたり休んだりしつつぼちぼち生きています。仕事が多様なだけでなく、本当は仕事をするということも様々なやり方があっていいし、あなたにとって負担が少ない方法が探せるといいのかなぁ…と考えていました。

感想2

経験談への投稿ありがとうございます。
文章の端々から、あなたの誠実さや真面目さが垣間見えたように感じました。また、経緯は異なりますが、お返事を書いている私も同じ年齢の頃にフリーターをしていたので、どこかシンパシーを感じながら読んでいました。
周囲が就職や結婚、さらには家を買った、子どもが産まれたなど、さまざまなライフイベントを迎えている姿を横目に、平静を装いながら不安と恐怖を心の片隅に抱えていたことを思い出しています。

「生まれたときから呪われている」というタイトルの背景にある心情を、自分なりに考えてみました。自分は何をやってもうまくいかない・・といった強い無力感や自己否定感があることを感じました。
自分の力ではどうしようもないことに打ちのめされる経験があったことや、安心や安全を感じられない状況に身を置いてきたことを感じています。

表現の世界は、幼少期の心細さやつらさから、あなたを守ってくれてもいたのでしょうか。
専門学校に進学して「実際は想像以上に厳しい」と書かれていましたが、情熱だけでは立ち向かえないシリアスな現実があることを感じました。
好きなことや大切にしていること、一生懸命に取り組んだことを、自分の思いとは切り離されて評価されることも、人知れず傷つく瞬間だったのではないかと想像しています。

シフトが減った要因について「そう思わずにはいられません」と書かれていましたが、相手の意図が分からない中で、拭えない不安をなんとか自分でコントロールしようとしているようにも見えました。
会社側が理由を明確にしないまま一方的にカットするのは労働基準法に抵触する場合がありますが、そういった実務的なことよりも、自分を否定されたような悲しさや、恥の感覚があなたを覆っているようにも感じました。
(個人的な感情を言うならば、自分を大きく見せようとせず、苦手なことを苦手だとはっきり言えるあなたは、とても信用できる人でもあると思いますが・・)
私たちは、何かにつけて「他人に迷惑をかけてはいけない」と言われて育ったように思いますが、どこか息苦しさを感じてしまいます。迷惑をかけたりかけられたりし合いながら、共存していける世界であってほしいなと、途方もないことですが考えてしまいます。

「30歳までに就職」というアンカーポイントも、社会的な規範意識に大きな影響を受けているように感じました。
就職することと人間の存在価値がイコールであるかのように感じさせられてしまう風潮は、実は社会の側に問題があるように私は思っています。
本来人の人生は多様で、特定のライフイベントだけでは測れない幅広さと深さがあること、よくよく聞いてみると実はそれぞれにいろんな経験があることを、伝えたくなっている私がいます。
つらつらと思ったことを書き連ねてしまいましたが、またよかったら、あなたの声を届けてほしいなと思っています。

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