のびアート

希望と絶望

感想1

「希望の前には絶望が来る」、私も聞いたことがあって、本当かわからないけれど、たしかにそれらは対極というよりは表裏一体の関係という気もする。ひとつの身体の中に絶望と希望があって、それらが混ざり合うことなく分たれているのが印象的だった。絶望の側は血を流し、バツをつけられ否定されながら積み重なった絶望の重さがあるのかもしれないと思った。希望の側の顔は瞳がキラキラしているけれど、いわゆる「希望にあふれている」感じというよりは、眉がぴっと伸びていて、強い意志がある感じがする。もしかしたら、希望の側でもこのひとはずっと戦ってきたのかもしれないと思った。

感想2

この子には、希望も絶望も両方存在している状態になっていることから「希望が訪れてもその前の絶望が無かったことになるわけではない」というようなことを思いました。希望の前の絶望であったとしても、苦しみ、傷ついた事実は消えないよなと感じるとともに、苦しみぬいた経験があったからこそ、この子はこんなにも凛々しい表情をしているのではないかとも思いました。でも、私はこの子の絶望側を知ってしまったので、たまには気を緩めて休んでほしいなという気持ちにもなりました。

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