経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
生きていく理由が分からない。
私の母親は普段は普通の母親だった。でも、注意や怒る時は常に否定を口にして暴力を振るう。私に不足があるから直して欲しかったんだと思う。でも、私には何が悪かったのか。性格なのか行動なのか。今の私には否定された過去しか残らなかった。怒られた時は常に産まなきゃ良かったって言われ続けてきた。父は父で子育ては母親任せの無関心という感じの人だった。学校でも、いじめられててどこにも居場所がない子ども時代。
大人になり、親元を離れて自由になると思ってた。確かに自由にはなったけど給料のほとんどを趣味に縋ってないと生きられないと感じてしまう。貯金も出来ない。家事も清潔を保つことも出来ない。仕事に行くことですら職場環境に関係なく常にギリギリで糸が切れたように動けなくなる。それで退職するも働かないと生活できないから転職する。そんなふうに職を転々とする。
転職初月は貯金がないくせに趣味を一旦我慢することも出来ない。家賃もケータイ代も払えない。自業自得と言われればそれまでだけど、好きなことに縋ってる間だけ、楽しい、生きてるって感じられる。それ以外のことは全部辛い。なんで生きてるのが分からなくなる。両極端な気もするけど自分で自分が分からない。今も転職したばかりでお金がない…このままだとケータイは強制解約になってしまう。ほんとになんでここまでして生きないといけないのかな。
感想2
読んでいて、あなたが毎日をとても無理しながら、でもそれ以外に方法が見つからないまま、自分なりの力を駆使してなんとか生き延びてきたことを感じました。私も生活の土台みたいなものがうまく積み上げられないまま働き始め、生活は崩壊しつつなんとか出社するのを続けては動けなくなり休職や退職するのを続けていたので、あなたの経験談を読んでいるとひとごとではないと感じる部分がとても多くありました。幼少期の暴力や暴言は、あなた自身の「不足」の問題というより、母親さんの中にある期待であり、強いていうなら父親さんやその周囲までを含めた環境の中の「不足」の問題だったのではないかと感じました。同じ体験といえるわけでもないですが、私の場合は幼少期から父親の暴言や怒鳴り声の中にいて、その影響が30代になった今も続いていると感じています。
趣味に縋って生きるのは、あなたなりの気持ちの調整方法で、一概に悪いこともいえないと感じています。毎日がつらく苦しいばかりの中では唯一「楽しい、生きてる」と感じられる、趣味という心地よい刺激の強いものにのめり込みたくなるのは無理もないことだと思います。 ただ、それによってお金の面でも苦労が重なってしまう負のループも発生してしまうのかなぁと考えていました。
私たちは、しんどいなかで生き延びるために自分なりに開発してきた方法のことをサバイバルスキルと呼んだりしますが、あなたにとって趣味は数少ないそういう存在なのかもしれません。私もセルフネグレクト的になっていた時期が長く、いろいろなアディクションの中にいて、最近はソシャゲ重課金をやばいと思いつつやめられずに生活費のやりくりに追われたりしています。生活のベースがうまくいかない中、日々のバランスをとることはなんてむずかしいのだろう、と改めて感じていました。
本当はあなたの生活の「苦しい」と趣味の「楽しい」のほかに「なんとなく落ち着く」時間が増えていけばいいのかなぁと思ったりもしましたが、苦しいことが積み重なる日々では、のんびり過ごそうとしても頭も心も休まらないことが多そうです。メンクリとか相談員とかでも、なにかあなたの気持ちを聞いてもらえたり、状況を相談できたりする場所はあるのかなぁと気になりました。
感想1
母親の意図はわかりかねますが、その怒り方によって、あなたが心に影を落とすことになったことが伝わってきます。母親の否定と暴力、そして父親の無関心は、あなたの存在そのものを傷つけてしまう攻撃性を有していると私は感じました。
＂否定された過去＂は、あなたに強く刻まれてしまっているものなのだろうと、私は思いました。その過去と一時的に距離を置くことができるのが、趣味や好きなことと向き合う時間なのかと思うと、その時間は今のあなたに必要な時間なのだろうと私は思います。だから、簡単に自業自得という言葉で片付けたくない、片付けられたくない気持ちになりました。
とはいえ、経済的に苦しい生活を送ることであなたが心身ともに追い込まれてしまうのではないかと、率直に心配な気持ちも正直あります。過去に対する思いが積み重なっているのではないかと想像しております。そういった積み重なっているものを吐き出すのにこの場が役に立ちそうであれば、またここに立ち寄ってみてはいかがかなと思いました。