経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

病気になって変わってしまった

5月下旬、器質化肺炎という病気になった。
何も悪いことしていないのに。
初めて子供と離れて過ごす時間は今思い出しても辛かった。
ステロイドを処方され、減薬していき、8月下旬に薬をやめることができた。

なのに、辞めた途端にコロナになった。
薬を減らし始めてから、肩や指を痛めやすくなった。
毎日体の何処かが痛い。
いつまで続くんだろう。
心に余裕がなくなって、子供を怒鳴ってしまう。
ゲームで負けただけなのに壁を蹴ったり殴ったりしてしまう。
感情のコントロールができない…

早く前の体に戻りたい。
もう嫌だ。
私が何か悪いことをしたんだろうか。
なんだこんなに苦しまなければいけないんだろう。

やっぱりあの時死んでおけばよかったのかな

感想1

慢性的な体調不良が及ぼす影響についてすごく考えていました。これまで当たり前にできたことができなくなることへの苛立ちや悔しさ、苦しさ、そして回復への不安など、読んだ私が想像しただけでもこんなに多くあるので、実際はもっともっとあるのではないでしょうか。だからこそ、もう嫌だ、なぜ私が?と思ってしまうのもすごく自然なことだとも感じました。

1つ気になったのは、あなたがこうして自分の気持ちを吐露できる場所があるのかということでした。子育てがあると病気の治療や療養にだけ専念することも難しく、日々溜まっていく気持ちがあるように思います。そうした胸の内をできるだけ外に出すことはとても大事です。経験談に書き出してくれて少しだけホッとしたと同時に、これからも外に出すことは続けてほしいとついつい思ってしまいました。投稿ありがとうございます。

感想2

理不尽にもいろいろありますが、病気というのも否応なしの理不尽な出来事のひとつだと思います。悪いことをしたとかそういうことではなく、理由もないのに、人生に現れるもののように、私は捉えています。だからこそ、ひとは病気に意味を見出したい気持ちになったり、わからないことにより絶望的な気持ちになったりすることもあるのかなぁと思います。
一読した時、まずあなたに、本当にお疲れ様です、と言いたい気持ちになりました。あなたがとても苦労して、頑張ってきたことを感じました。
3ヶ月くらいの闘病生活では、子どもと離れる必要があったり、ステロイドが必要になったりと、これまでのあなたが想像していなかった日々だったのだろうと思います。
私は幼少期から病気がちなほうで、つねに薬を複数飲んで生活してきたので(喘息がひどくて入院を繰り返していた頃は、ステロイドの吸入も1日何回もしていた記憶があります)、他の人たち、健康な人たちと同じように生活できないことのつらさは、ほんのすこしだけわかるように思います。

また病気などで一度生活が身動き取りづらくなると、そのあとも体力や気力が元通りになるのが簡単じゃないことも感じています。子育ての間には、健康であっても、自分の日々のリソースがたりなくなったり、余裕がなくなったりすることもあると思います。
それが、病気から回復し減薬していったのに、つらさが続いていく、あるいは増えていくとなれば、つらいことはもちろんだし、ショックに感じることも多いのではないかと思います。

私は、あなたが病気や痛みの中で戦ってきたことを感じて、なんだか勝手に仲間意識みたいなものを感じて、いろいろ書いてしまいました。決めつけがましかったら申し訳ありません。あなたの感情や痛みや苦しさがすこしでも和らいで、あなたの生活の中で、日々が落ち着いてゆくことを願っています。あなたの経験を投稿してくれてありがとうございました。

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