経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

「お金を貸して欲しい」という一言で

高校を卒業して、すぐ就職して最初はお金も着々貯まっていって
好きなものは買える状況だったんですが
ただその5年後くらいに職場の人から色々プレッシャーをかけられ、自暴自棄になってクレジットに頼って好きなものを買ったり
車も買って色々外に遊びにいって発散していましたが貯金はどんどんなくなっていきました。
そして休職したり、休職明けでも休みがちになってそれを打破するために今年転職までしました。
ついには料金を滞納してしまって遅れて払ってしまうことが多くなりおまとめローンを使って一度完済することにしました。
しかし融資していただいた金額より少し自分で払わなければならないお金が出てきてしまいました。
そこで2人の兄に
「お金を貸して欲しい」 と言ってしまいました。
一番上の兄は「無理」と。
もう一人の兄からは「結婚もして子供ももうすぐ生まれるのにこんなしょうもないことしないでくれ」と強く怒られてしまいました。
最終的にはお金を借りて返済はできたのですが
「お金を貸して欲しい」という一言で
兄弟関係が壊れてしまったと感じしており、車も売却しなければいけない事態になってしまいました。
車をちゃんと返済できず、関係ももしかしたら壊してしまったのかもしれないことに嫌気がさして、自分はダメな人間で大切にしていた車も無くなってしまうことになってどこかに消えてしまいたいと思ってしまっています。しかもこんな小さな出来事なのに。
自分はどうすればいいのか分からないです。
自分の思っていることをそのまま書き記したので言葉がおかしいです。ごめんなさい。

感想1

投稿ありがとうございます。
タイトルにある一言へ至るまでの過程が、リアリティを持って表現されている投稿だと感じました。
個人的な話になってしまいますが、私はお金の使い方に精神状態が反映されやすいです。そのため、あなたが自暴自棄になって使い込みをしてしまったという記述を、うなずきながら読ませていただきました。それに、そもそも自暴自棄になる程のプレッシャーをかけられたことが気がかりです。その時はお金を使うことでどうにか気持ちのやりくりをされていた、とても追い詰められた状態だったのではないでしょうか。
また、お兄さん方にお金を貸して欲しいと頼むことは、あなたにとって苦渋の決断だったのではないかと想像します。先にローンを組むなどの対処をして、それでも用立てなければならないお金が発生した末にお兄さん方に頼まれたようなので、そのような想像をするに至りました。
お兄さん方にもそれぞれの事情や、お金に対する考えがあると思うので、そのリアクションを評価するようなことは私には出来ません。
だけど、お兄さん方のリアクションがあなたの心に深く突き刺さったであろうことは、想像に難くありません。もし苦渋の決断だったとしたら、尚のことです…。
1つ思ったのは、あなたとお兄さん方との間には、「お金を貸して欲しい」という一言への認識に相違があるのかもしれない、ということです。私はあなたの一言に至るまでの過程を、経験談を通して知っています。それもあってか、一言はあくまで"依頼"で、お金を貸すことを強要するようなものではないと感じています。でも、もしその過程を深く知らなかったとしたら、感じ方が変わるのかもしれません。あなたは兄弟関係を維持したいという思いをもっておられるようなので、兄弟間の認識を擦り合わせられる時間がいつか取れるといいなと勝手ながら思いました。改めて、投稿ありがとうございました。

感想2

後悔の念とともに、まだ気持ちの整理がつかないような混乱が伝わってきました。この経験談を書いてから、少し時間が経ちましたが、今はどのような気持ちで過ごしているのかなと思いを巡らせています。お金という存在は本当に難しいと感じました。本来は生活を豊かにするものであり、自由を手に入れるものなのに、時に心の隙間に入り込んで、逆に自由を奪ったり、人間関係に大きな影響を与えたりする存在になります。あなたは、そんなお金の難しさに直面したのだろうと私は感じました。
ただ、私はあなたが「こんな小さな出来事なのに」と書いていることが印象に残っています。あなたが小さな出来事と感じたのは、すでに何とか解決したことだからという意味なのか、たかがお金の貸し借りの問題だからという意味なのか、どんな気持ちなのかと想像しながら、今回の出来事が何かしらあなたの自尊心や大切に思っていることを揺るがす要素が含まれていたのではないかと感じました。動揺や混乱はあなた自身が何とか折り合いをつけることでしか解消できないものだろうと思いながらも、こうして心の内を書き出すことは折り合いをつけるための第一歩なのだろうと感じています。また、人は学ぶことができる存在だと私は思っているので、こうして経験を分かち合うことで、あなたに何かしらの学びがもたらされることを静かに願っています。

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