経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

いらない

僕は普通の小6だった。
親や親友までも弟ばかり。
弟なんかいらない。きらい。
でも弟より嫌いなのは自分。自分に対して暴言や死のうとしたこと、あの事を後悔してる。
首を絞めるとき。なんで、なんであの時苦しいからって辞めたんだろ。あのまま続けて死にたかった。親にはバレてない。またやりたい。けど死のうと思って動いたとしても、気づかれてしばかれる。助けて。
そんな日々が続いていたある日、僕はクラスメイトからいじめられた。大丈夫だけど、
心に傷が残ったような。担任や保健の先生、カウンセラーや別室の先生は優しい。けど、
相談となったら喉に言葉がつっかえる。
出したいけど出せない。親はこの事なんか知らない。弟ばかりだから。
自分なんて、いらない。きらい。大嫌い。
こんな自分を捨てて死にたい。
いつからか僕はこう思うようになった。

感想1

投稿を読ませてもらいました。あなたの横に座ってぼーっと景色でも見ながら話をしたくなりました。きっとあなたはたくさんの感情とか言いたいことを我慢してきただろうな…それをゆっくり聴いてみたいなって思ったんです。
弟さんが生まれてから自分に向けられる親の意識が変わったのかもしれませんね。
親にもっとこうして欲しかった、ああして欲しかったってたくさん思ってきたけれど、その気持ちを言わずに何度も何度も飲みこんでいる内に、もうどうやって自分の気持ちを言葉にして発したらいいのかわからなくなっちゃったんじゃないかなって私は思いました。
“出したいけど出せない”…でも出したところで軽く扱われるんじゃないか…そんな風にも感じてなかなか言葉にならないのかもしれません。
あなたが書いてくれたことにヒントがあって、「相談」ではなくこうやって経験を書いてくれたり、死にトリにある別コンテンツの「とりコミュ」につぶやいてくれたりする方が今のあなたには合っているのかも。家族という存在じゃなくてもあなたの言葉をこうやって置いていける場所はあります。よかったらまた死にトリに来てみてくださいね。

感想2

「弟なんかいらない。きらい。」「自分なんて、いらない。きらい。」その言葉の中にはここでも上手く言えなかったかもしれない感情が色々かくれているような気がしました。どんな感情がかくれているかな?とたくさん想像しながら読ませてもらいました。

そして、本当は弟のことをきらいだって思いたくないから、そう思ってしまう自分がもっときらいなのかな?と感じました。けれど、弟と自分で周りの態度が違ったら、「どうして?」と思ってしまったり、ずるい、うらやましい、弟なんてきらいだってどうしても思ってしまう気がします。(私も思ってしまうかも…と)

出したいけど出せないあなたが、ここで「きらい」「死にたい」と言いづらいかもしれない気持ちを書いてくれてまずはよかったと思いました。投稿ありがとうございました。

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