歯の治療が全くうまくいかず、鬱になりました。歯の治療を2年前から続けています。昔から歯が弱いので、そのときも簡単に考えておりすぐに治るかなと思っていました。レントゲンを撮っても『何もないから大丈夫だろう』と言われ、毎回応急処置で対応してもらってましたが、ある時ぼっこり腫れて慌てて行くと歯が折れていたのが分かりすぐに処置して貰いました。先生のご厚意で抜歯をせずギリギリまで削って対応してもらうも、それからも痛みが取れず、他の病院にいってみてもらうことに。『うちではすぐ治せる』と言われ、お願いしましたが毎回威圧感が凄くドキドキしながら通い、半年後にはやっぱり治せないと言われる始末。中途半端に終わっていたので、急いで違うとこを探しに行くも、その間に反対の歯が悪くなりました。負担をかけすぎたんだと思います。そこで見つけた歯医者の対応がよく安心しきっていたのですが、治療開始後から謎の激痛が。ボルタレンもきかず夜も一睡も眠れない。治してもらってるから我慢しようと、たえていましたがあまりにも酷くなり、家族にお願いして根管の専門の病院へ急いで駆けつけました。すると、神経と全く別の所に穴を開けられて大出血している。そこに劇薬が詰められているということが分かりショックで泣き崩れました。
もう限界だと思い泣いて泣いてなきまくって。。それでも、家族が支えてくれたこと。治してご飯を食べたい。子供たちと笑いたい。
最後に藁をもすがる気持ちで今の病院に通うようになりました。途中までは治療もすすみ良かったのですが、以前治療していた歯がもう残せない状況になり、抜歯に。
とにかく運が悪すぎると思うのですが、その抜歯をする際勢い余って器具が私の前歯を直撃。あまりの痛みと腫れにまた涙が。唯一健康な前歯まで、、
先生は『申し訳ないです』と謝ってはきました。腫れも酷く経過観察で折れている可能性も否定できないと。もし折れていたら全額治療費は貰わないようなことを言っていましたが、私にとってはお金ではないと思いました。ショックと悔しさと。たかが歯ですが、今は固形物を食べることもできず、口の中の痛さで喋ることもままならない。
普通にできてたことが、なんて有りがたかったんだろうって思います。と、同時に外出もできない。子供の行事にも参加できない。私は何のために生きているんだろうと思うと、毎日涙が出て止まりません。皆普通に笑って、喋ってご飯も食べれる。ただただ治したい気持ちで通ってるだけなのに、治るどころか悪化している。この2年間毎日の歯磨きも家族が心配するくらい気がけるようになりました。一体何がいけないんだろう。
一層痛みを感じなくなるために消えたら楽なのかなと。
10歳の子供も5歳の子供も涙する私をみて『お母さん大丈夫よ』『絶対治るよ』『今だけだから』『治ったら一緒にまたおやつ作ろうね』って言ってくれますが、気を遣わせている自分がまた辛くて。
負の連鎖の中でいまもがいている最中です。
経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
辛くてたまらない
感想2
経験談を読み、なんとひどい目にあってしまったんだろう…と率直に思いました。どんなに嘆いても嘆き足りないような気持ちになりそうですし、気持ちの収まりどころを見つけるのはとても難しそうだと思いました。書いてくれてから少し時間が経っていますが、少しでも回復してくれますように…と願う気持ちがわいてきます。
医療も生身の人間が行うことなので、絶対にうまくいくことではなく、失敗してしまうことはあるとわかっていても、ここまで重なると単に歯の治療という問題ではなく、日々の生活や生きていること全体に影響があり、あなたの書いてくれたような「消えたら楽になる」という気持ちになることも無理もないと思いました。
ただ、家族の皆さんが理解をして支えてくれていることは救いだと思いました。ただ、あなたにとってその支えも申し訳ない気持ちになってしまうほど、追い詰められている状況なのだろうと思います。治療費の件で「私にとってはお金ではない」と書かれているのを読み、あなたが何を大切に生きてきたのかが想像されました。おそらく、あなたが大切にしてきたことに大きな影響を及ぼしているからこその悔しさや苦しさ、もどかしさなどがあるのかもしれないと感じています。
最近は、どの職場も人材不足や余裕のなさがあり、役所や病院、お店などを利用した際に私自身も「大丈夫かな」と不安に感じることがあります。これから、そういったことがひょっとしたら増えていくのかもしれないと思うと、安全の基準や専門家にお任せすれば安心という感覚はあまり通用しなくなるのかもしれないと思うことがあります。そういった時代や社会でどう生きていったらいいのか、自分たちに何ができるのか、もっと考える必要があるのかもしれません。いずれにしても、少しでも回復されることを遠くから願っています。
感想1
経験談の投稿ありがとうございます。読みながら、なんとも勝手ながら胸の詰まるような感覚になりました。口内に関わる痛みは、日常のすべてに影響を与えるもので、食べること、話すこと、笑うこと、それができないことは、生きることそのものを阻まれているような感覚に陥るのも、無理はないと感じました。
通院し、医師の言葉を信じ、痛みを堪えて、たとえ不安があっても「治したい」という一心で歯科医院を転々としてきたのだと思いますし、そのたびに裏切られ、傷つき、しかもその痛みは身体だけではなく、信頼や希望を削り取るように深く心を傷つけるものだったのではないかなと想像しています。
「たかが歯」という言葉の裏には、“でも、それが原因で全てが変わってしまった”という叫びが隠れているように私は感じました。口の中の小さな異変が、次第に外出もできない、家族の行事にも参加できない、自己肯定感さえ削がれてしまうほどの大きな影響を及ぼしているのもしんどいとは思いますが、何よりも辛かったのは、「信じてお願いしたのに、治らなかった」という事実の積み重ねではないでしょうか…。それは「選んだ自分が悪いのではないか」と、自責の念にすり替わってしまうほどの痛みだったのではないかなと…。
また、「負の連鎖」と表現されていましたが、それはただ運が悪いという話ではなく、医療の不十分さ、情報不足、専門性の分かりにくさ、患者さんが安心して通院し続けられるような制度や支援体制の不足といった、社会的な課題にもつながる問題のようにも思いました。私自身も歯科治療にはトラウマがありますし、なんせ症状自体もそして治療も目には見えないところで進行するので、分からないことが多く不安も大きいものですよね…。違うところに行っては治療を繰り返してをやってきた身からすると、自分に合うところを見つける大変さは痛いほど分かるので、あなたの経験談は決して他人事とは思えないでいました。身体の不調が続くと、心の調子も削がれていくのは当然ですし、その先に「消えてしまいたい」という思いがよぎるのは、弱さではなく、疲弊しきってしまった時に出る自然な心の反応だと私は思います。それでもこうして、ここまでの経験を言葉にしたことは、絶望しきってしまう前に、何度も立ち上がろうとしていて、それもまだ完全には消えていない「生きたい」という思いがあるからのように思いました。
この先、どうか痛みがちょっとでも癒えて、日常が少しずつ戻ってくる日があなたに訪れますように…と願うことしかできないのがもどかしいところですが、そう強く思っているということをお伝えして感想とさせていただきます。もし死にトリがあなたにとって役に立つようでしたら、いつでも活用してほしいです。