経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

解決出来ない悩み

過去にうつ病で1年休職歴があり、前の職場からは今年の1月に転職しました。4月から配属先が変わり今の所属で働いていますが、なかなかうまく仕事をこなせず、上司からは何度も注意され自己肯定感が下がり、ダメな自分がイヤになってます。
いつまでも過去の失敗したことを後悔し、ネガティブ思考に陥ってループし、次の日の朝には息苦しさ、モヤモヤした感じが強く出て出勤するのがしんどくなることが度々あり、すぐ、休みを取ってしまいます。
上司には苦しいかもしれないが、1日休むのではなく、時間休を取ってから出勤するなど、出てくるようにと言われてますが、息苦しさ、モヤモヤした感じなど、不安感があると仕事にならず休んでしまうことが多いです
心療内科や大学のカウンセリングとかにも行ってますが、なかなか悩みの解決には至らず、毎日、仕事が合ってないんじゃないかとか考えてしまいます
もちろん、仕事を変えてもまた新たな問題で悩むかもしれません。
よく、過去、未来は変えれないから今を生きなさいと言われますが、どうしてもいろんなことが気になり、それができません
HSP気質のため、相手の表情とかで敏感に感じ取ってしまい、悪い方へばかり考え、前向きになれないことが問題ですが、気質なのでどうしようもないかなと感じてます
うまくいかない毎日で疲れ消えてしまいたい、どこか遠くへ逃げ出したいと思うことがよくあります。
うつ症状はなかなかよくならず、何年もこんな状態で苦しいです

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。きっと誠実に仕事や人間関係、自分自身と向き合い続けてきた結果として、いまの疲弊があるのではないかなと私は感じました。うつを抱えながらも転職し、新しい職場で挑戦を続けていること自体が、大きなエネルギーを必要とすることだと思いますし、その中で不安や息苦しさが強くなるのは、無理もないことだと思いました。
「うまくいかない自分」「ダメな自分」があなたの中で繰り返されているのかなと想像しながら、でもそれは周囲からの注意や期待に応えようとする真面目さの裏返しでもあり、その感覚がさらに自己肯定感を削ってしまう悪循環に入り込んでいるように私は感じていました。HSPの気質がある人にとって、相手の表情や声色、職場の空気感は自分への影響は強いでしょうし、他の人より早く疲れてしまうのも不思議ではないなと私は思います。でも、こうした「感じ取りやすさ」は欠点というより、あなたの持っているものの一部であり、それが社会や職場の「平均」に合わない時に苦しみとして現れているのではないでしょうか。
「過去、未来は変えれないから今を生きなさい」という言葉、確かに言っていることは分からないではないけれど私もそう言われてしまうとしんどくなってしまうなぁと感じていました。過去の出来事や未来への不安が勝手に頭に浮かぶのはコントロールしにくいことですし、「できない自分」を責めるよりも、「私はこういうふうに感じやすい人間だ」という事実をただ認めることも、もしかしたらほんの少しだけ心を軽くするかもしれないなと考えたりしています。
文中の「どこか遠くへ逃げ出したい」「消えてしまいたい」などの言葉も、弱さの表れではなく、“今の環境や枠組みが自分に合っていない”というSOSのサインのように私には映りました。長年うつ症状が続いていることを考えると、あなた自身の「努力」以外の選択肢がもっとあってもいいんじゃないか…あってほしいと思ってしまう自分がいます。
自分や周囲をよく見て、悩みながらも何とか生き抜いてきた様子が伝わってきます。その誠実さや繊細さは、本来であればもっと安心できる環境でこそ活かされるものだったりするのではないかな…と。ここに綴ってくれた苦しみは、個人の問題というより、社会や職場の構造にあなたが合わせざるを得ないことから生じている痛みでもあると私は受け止めています。
こうして言葉にすることがあなたの心をちょっとでも軽くするようなら、またいつでも死にトリに声を届けてほしいです。

感想2

経験談への投稿いただき、ありがとうございます。
あなたなりに今の自身の状態について、どうにかしようと考えてきたこと、しかしそれでも思うようにいかず、打ちひしがれていることがとても伝わってきたような気がしています。

そんな状況でもなんとか今のお仕事を続けられているんですね。私からは、「あなたが〇〇したいという気持ちがあってもどうしても〇〇できない」というように見えましたが、上司がしんどくてもなんとかやれる状況の人だとしたら自身ができる故に、あなたに対しても同じように求めてしまってあなたを一層苦しませている部分があるのかもしれないと感じました。ただ、一方で、上司の方の「苦しいかもしれないが、1日休むのではなく、時間休をとってから出勤するように」という話から、「出来る範囲ですればいい」という意味にもとれて、あなたのしんどさを分かろうともしているのかな?少なからずその可能性もゼロではないのかな?と私は考えました。

とはいえ…。心身の状態が整わぬ中、仕事をして、仕事をしても注意されて…という経験は結構メンタルにくるものがありそうだなと感じました。というのも、そもそも、本当はうまくやりたいと思ってても、思ったようにできなくて、あなたが1番自分に対して、もどかしさを感じているのではないかと私は感じたので。だからこそ、元々不調なのに、その上でやってもやっても注意される状況が続いているなら、仕事にも行きたくなくなる、もしくは仕事を辞めたくなるのは自然なように思えました。

ここまで色々考えてみて、個人的にはまずはまだ今は休んだ方がいい可能性もあるし、本当にそもそもこの仕事、もしくは職場があってない可能性のどちらも私的には考えられるなと思いました。ただ、こういった決断も結構エネルギーを要するとは思うし、生活や手間を考えるとそう簡単には決断出来ないこともあるかと思いますので、だからこそ、悩む部分もあるのだろうなと私は思いました。

なので、よければ、解決とかの助けにはならないかもですが、頭の中を整理するためのツールとして利用いただけたら少しはクリアにならないのだろうかと勝手ながら感じたことを最後に伝えさせていただきます。

改めて、投稿いただき、ありがとうございました。

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