10月17日は「『めんどくさい』との付き合い方・離れ方」というテーマでここチャットを実施しました。参加者は6人でした。
最初に3つの質問に答えました。
①あなたが感じる「めんどくさい」は、別の言葉で言い換えるとどういうことだと思いますか?
- やりたくない、だるい、興味が持てない、エネルギーをそんなに使えない
- やる気が起きない、後回しにしようと思うこと
- やる気が起きない、できればやりたくない
- したくないのにしなければいけないこと
- 不要なこと。無駄なこと
- 疲れる
②「めんどくさい」と思うこと(内容・やり方・タイミングなど)と思わないことの違いはありますか?あるとしたらどういうことでしょうか。
- 体が疲れている時、休めていない時のほうがめんどくさいことが増えます。あとは、やりたいことがあるときに、やりたくないことは「めんどくさい」と思います
- 毎月の家計管理、家事、お風呂、通話、やりたくない事手をつけたくない事
うつ傾向の時はすごく何事もめんどくささを感じます。 - わくわくするか、手間がかかるか、優先順位
- 本来自分がしなくていいことをしなければならない時、めんどくさいと感じます
- 自分が望むしたいことなら大変なことでもめんどくさいと思いません
- 生活に必要なことはやって、あとは寝かせる
- 時間、モチベーションの余裕の有無
③「めんどくさい」ときによく考えること・よくする行動があれば教えてください。
- 見なかったことにする、本当にしないといけないか考えてみる、ヤダー!と言いながらやる、だれかに任せる
- 優先順位をつけてみて、それらが優先順位高いかをみる。あとはYouTubeや映画をみて気持ちを切り替えて、なんとかやる。
- やらなくていい方法を考える、あきらめる、だれかに頼む、後回しにする
- 本来他の人がしなければいけないのにその人がしないせいで、なぜこれを私がしなければならないのか?と腹が立ったりします
- 期限付きの用事はなるべく早めに済ませる
体調が悪い時は連絡して辞める。
無理な時は止める、放棄する - 無言で黙々と作業する。
体調との関係
②の「うつ傾向の時はすごく何事もめんどくささを感じます」という回答を見て「最近、数年ぶりに体調がよくて、いままでめんどくさかったことを楽しむことができるときが増えていて、これまでできなかったことについて『あれは体調が悪いから仕方なかったんだなぁ』と気づくことが結構あります」と考える人がいました。
ここから、「調子が良い時に気付くこともけっこうありますよね!私も調子が良い日はお風呂とかも入りたい!と思うのに、なんでお風呂がそんなにもめんどくさいんだろ…ってかんがえていると、その時はうつ傾向が酷いときでした、、」
「数年前に、『こんなこともできないの?』と思って『やるべきなこと』『できていること・いないこと』を書き出してさらに病んだことがあります…。今考えると、ほんとうに『やるべき』というわけではなかったことがほとんどなのですが、そのときは『絶対やらないといけない(のにできない)』と思っていました (当時は疲れているのが当たり前すぎて、「疲れていてできないのが当然の状態」とも気付けなかったのだと思います)」というやりとりがありました。
締め切りとの付き合い
「時間厳守の仕事なら急がなきゃならないのと家で済まさなきゃならない事なら夜に眠気MAXな時なら面倒くささ割増です」
「たしかに、仕事の後とかに家事をしないといけないめんどくささは、疲れてるタイミングの問題が大きそうです。でも逆に、私は、締切とかで追い詰められるとスイッチが入りやすいところもあったりするかも…?」
「締め切りの決まっためんどくさいことは、わりと優先的に取り組める気がします!」
「締め切りがちょっと先だと、見積もりを軽く見過ぎて、あーーやらなきゃいけないけどあーーーめんどくさい、と言いつつ忘れる、っていうことが続いて、結局ギリギリになったりします…」
「私もけっこうギリギリで、締め切り二日前とかにやります、、」
それはそれで有りなんじゃないでしょうか 私は逆に残しておきたくないスイッチが入り早く取り組んでしまいます」
「残しておきたくない、という判断は合理的だと感じました!!(私はできないですが!)」
「やらなきゃいけないこと」って?
「めんどくさくても、やらなきゃいけないことってなんだっけ?って、ふと気になりました」と質問する人がいました。
「生きていくために必要なことかな。と思いつつ、それってなんだろう?となりました…」「いまぱっと浮かんだのは家事、掃除、洗濯などですかね」「食べることだったり、生きていくために必要なことなのかな?と思いました」「仕事、通院、買い物etc…」「仕事、通院、買い物なども大変ですよね、、」などのコメントがありました。
頼めない要因
「生きていくために必要なことはめんどくさくてもやらなきゃですね。周りに頼む手もありますが、それを阻む要因もたくさんあります」と考える人がいました。
「周りに頼みたいこと、協力して欲しいことありますが、それを阻む要因がたくさんありなかなか難しいです」という人がいたり、「私はいっとき、ヘルパーを利用してましたが、そもそもヘルパーがくるということもめんどくさくなり、やめました」「ベビーシッターを頼むことがある友人が『押し付ける考え方の人がいるとかえって疲れてしまう』と話していて、知らない人と関わることは、良し悪しが発生するなぁ…と思っていました」と話す人がいました。
困りごとの共有
「ほんとは、他の人も困ってるのかもしれないけど、それを打ち明けるのがむずかしくてお互いに困ったままなことも多そうです。どうしたら、『こまってること』を共有したり、お互いにたすけたりできるんだろう…と考えちゃいました」と考える人もいました。そこから以下のやり取りがありました。
「困ってることを打ち明けるのも難しいですよね、、相手がそれをどう捉えるかによって言うことでこちらがダメージを受ける可能性もあるかなと思いました」
「実際に手伝うのは難しくても、めんどくさいこととか困っていることを共有して、それが自分と違っても決めつけたりしない、みたいな関係があるといいなぁと思いました」
「楽をするのは悪い、自分のことは自分でするべきみたいに、よく考えたら不必要な価値観に阻害されているなーと思いました。」
「手伝うことが難しくても、こまってることなどを共有することで気持ちが楽になることもあるのかなあと思いました 決めつけたりしないは大事ですね」
参加者の感想(抜粋)
いろんな人たちがめんどくさいと思う感覚がけっこうわりと共通していたので面白いなと思いました |
めんどくさいことを他の人と協力して解決したり、その時々で調整できたらいいのに、と思った。でも、周りから「あんなこともできないのか」などと評価されたりすることが多い社会の中では、他の人に伝えるのも難しいし、自分でも自分を責めちゃうと思う。生活の自由度には、体調や環境以上に世の中の価値観が関係してるのかもと思った。 |
みなさん、めんどくさいことって本当にめんどくさいよねという意思をもっているのかなと感じ、自由な発言ができました。人それぞれめんどくさいことはちがうのに、世間では協力し合えないどころか、協力し合うことを邪魔し合っているような気がしました。気兼ねなく助けを求められるにはどうしたらいいか、これからも考えたいと思います。 |
困ってることを共有したり相談できる環境や人間関係も大事なことに気付きました |
途中用事にあって離席しなきゃ行けなくて、あまり参加出来ませんでしたが皆さんの意見に共感しました。ありがとうございました。 |