のびアート

感情

感想1

はじめこの作品を見たとき私は黒い渦の中に体育座りの人を空目して、でもよく見たら紙が破れてできた影とその下に覗いた黒い渦の線たちでした。抱えきれない溢れ出そうな気持ちを紙が破れるほどの圧で繰り返しノートに、拳で握られた鉛筆で向かわせている姿を想像し、まるで叫びのようにも感じられて、抑え込もうとした強い怒りのようなものを感じました。もしかするといつか1人きりで外に出した感情を、こうして共有しようとしてもらえたのかな...

感想2

そんなに細いペンではないのに紙が破れるほどに書き殴っている。私たちが生きている現実世界は本当に嘘みたいでバカみたいなことで溢れていて、この紙の上の景色の方が信頼に値することがたくさんあるなと思いました。アートや表現活動って本来こういうもので、どうしようもない現実を殴りつけ吐き出し現実よりもはるかに現実をここに登場させて現実を超えていくようなものだったりするのかなと。芸術の源泉、湧き水を観るような気がしました。

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