経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

顔や名前を覚えられない、覚えても忘れてしまう

私の悩みは、人の顔や名前を覚えにくい、覚えても忘れてしまうことです。
すぐ覚えられる人もいますが、どうしても覚えにくい顔のタイプもあり、最低3回は直接話さないと、顔の判別がつかず、道で会って顔を合わせても、挨拶をしそこねたり、声をかけられても誰か分からない、ということがよくあります。
中でも困るのは、丸一日一緒に過ごして遊んだ仲の人でも、1年くらい会わないと、顔が全く思い出せないことです。
ウソみたいですが本気で思い出せません。
ご近所さんでも、しばらく会わないと顔の判別がつかなくなってきます。
完全に顔を忘れられることは、他人からしたらとても悲しいと思うし、私も失礼なことだと思います。
私自身、一度だけママ友に完全に忘れられた時がありすごく悲しくなったからです。
こんなとき、自分にほんとに自信がなくなり、恥ずかしく、消えてしまいたくなります。

感想1

人付き合いはあらゆる面で実生活に根付いているだけに、記憶として定着しづらい、保持できないという悩みはとても切実なものであるように感じながら読みました。私自身、人の顔と名前(特に顔)が覚えづらいこともあり、少なからず近しいものを感じています。

生活で人との関わりが必ず発生することを考えると、認識・識別してそれをもとに関係を続ける部分に難しさがあるのは日常的にも相当なストレスがあるように想像しました。それは、たとえ自身に悪気がなくても、相手には見えづらい、感覚的に伝えるのが難しいことを考えると、相手への申し訳なさから自分に対して内向きな感情が湧いてしまうのも仕方のないことのように思えました。

以前、「相貌失認」という言葉を私は聞いたことがあるのですが、これは視力などに関係なく、人の顔を中々識別できない、覚えづらいというものだそうです。もちろん先天的であったり後天的であったり、そもそも覚えられない、全く覚えられないわけではないなど、そこには濃淡があるのかなとは思いますが、もしかしたら「顔と名前が覚えられない」ということにはそういうこともあったりするのかなと勝手ながらに思ってしまった私がいます。

いずれにしても、日々の人との営みの中で覚えられなかったり、忘れてしまうことにはストレスも辛さも強いように思えたので、医療機関や相談機関などを頼ったりするなどの選択肢があってもいいのかなと思いつつ、何かしらのヒントのようなものがあなたの中で見つかってほしいなと思いました。

感想2

記憶力という点ではわたしも弱者で、ひとより脳のワーキングメモリが弱い人間です。とくに苦手なのがマルチタスク(複数の作業を同時にこなすこと)で、20代のときに仕事で無理してがんばろうとしすぎて、最終的に自信をなくして、うつ病を発病しました。それからどうしたらいいか自分なりに考えて見つけたのが、こまめにメモを取りながら作業をこなすということです。そうしたら、脳の負荷がだいぶ楽になるということに気づきました。

この脳の中に記憶しておくべきことを減らすという行為は、Apple創業者であるスティーブ・ジョブズも実践しているそうです。彼曰く、脳の意思決定プロセスやワーキングメモリを無駄遣いしないように、ライフスタイルを彼なりに徹底して送っていたそうです。特に有名なのは、黒のタートルネック、ジーンズ、スニーカーという同じ服を着ていたこと。なので、あなたにも無理してしまう前に、自分なりの対処法を見つけてほしいなと思いました。

わたしは、いまでもちょっとだけ物忘れをしたりしますが、20代の頃よりはマルチタスクもできるようになってきました。そして、これから高齢になっても健全な生活を送るためのトレーニング(脳トレや暗記)をかかさずにおこなうようにしています。みんなそれぞれ得意不得意があるとおもいますが、見た目にはわからないわたしたちみたいな脳の特性がある人がいることを多くの人に知ってもらえたら、みんなが優しくなれるのになと思いました。

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