経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

疲れた

私は女ですが、恋愛対象が男性も女性もどちらでも行けます。これを相談できたのは親友一人です。でもこれ以上の重い内容は相談出来なくて断念しました。家族に相談なんてできません。父と父方の親戚は考えが古い人ばかりで私のような人のことを「気色わるい」と言っていました。そして私は弟がとっても優秀で特にスポーツができます。私がバレーを始めたのがきっかけで弟も少年団に入団したんです。そこまでは良かったんです。弟とバレーができて楽しい。ただひたすらに弟が可愛くて仕方なかった。でもその愛おしさは私が小学校六年になる頃には憎悪に変わっていました。なぜなら弟はセンスがあってとっても上手なんです。次第に私は「弟より下手じゃん笑」と周りから言われるようになり、ついには父親にも私の試合より弟の試合の方が面白いから弟を優先するとまで言われてしまいました。しかも弟と妹は私と違って父似で顔が整っています。大きな目に綺麗な二重高い鼻と薄い唇。それに対し私は細長い目に左右非対称すぎる二重低い団子鼻に無駄に厚い唇。完全に母の顔を継いでいます。ちょっと頭がおかしい父には「ママと似すぎてみててイライラする」と言われました。私にだけ当たりが強い理由はそれだったんだとなんか納得してしまって悲しくなりました。受験の時も両親に「あんたは勉強しかないんだから」と言われ、極限の状態ながらも頑張りました。でも結果は不合格。親には散々、「私立は高いんだから感謝しなさい」と言われました。イライラしました。高校に行きたいだなんて言ってない。父に関しては毎年のように仕事を変えて40過ぎのおっさんが新卒と同じぐらいの給料でほとんど母が稼いでいるヒモみたいな分際なのにうるっせんだよ黙れと思ってしまいました。母も受験の時だけは敵のように感じてしまいました。私はこの家に居場所はないと気づいてから約六年、もう耐えるのにも疲れました。

感想1

長年にわたって家族の心無い言動に振り回され、疲労困憊しているあなたが鮮明にイメージされました。常日頃、自分や自分と同じ属性の人を貶すような言動を取り、あなたの意思を度外視で受験を半ば強制するような人たちに対して、プライベートな領域の中でも特にセンシティブであろう自身のセクシュアリティについては、とても伝えられないという気持ちになって当然だと思いました。
あなたは日常的に弟妹とを比較されながら過ごしているのではないかと感じました。そのようなことが繰り返されれば、比較対象であり、かつ贔屓されている弟に憎悪が向かってしまうのも仕方のないことだと思います。きょうだいといえども、それぞれ独立した個人でしかないのに、なぜ比較され、勝手に競争相手のように仕立て上げられなければならないのかと腹立たしくなりました。そして、遺伝というのは、各部位によってどちらの要素が発現するか分からないし、当然配偶者に似ていることもあるでしょう。何にせよ自分の子どもであるという関係性は変わらないのに、どうしてお父さんはそこで勝手にイライラしているのか不思議でなりませんし、ただただ悲しいだけで、私には到底納得できませんでした。
家庭に居場所が無いと気づいたきっかけが6年前にあって以来、あなたはただ一人で葛藤に耐え忍んできたことと思います。また、最初の方に「これ以上の重い内容は相談できなくて…」と書かれていたのが気になっていて、まだ家族にも親友にも言えないで一人で抱え込んでいることがあるのではないかと少し心配に思っています。もしそんなことがあれば、自分一人で潰れてしまう前にぜひここに書きに来てください。あなたの辛さや疲れをそのまま受け止めたいという気持ちです。

感想2

見ているだけで「相談できない」とわかってしまうような言動や偏見が周囲にたくさんある中で、あなたは一人で多くのことを耐えてきたのだろうと思いました。あなたの周囲にある価値観は、たとえば異性愛至上主義であったり、能力主義、ルッキズムというようなもので、もしかしたら男尊女卑のような感覚も密かにしっかりと引き継がれてきている土壌があるのかなとも想像しています。その中であなたがその眼差しに拒絶感を持ちつつも、自分自身にも向けてしまう、向けざるを得ないような圧力がたくさんあるのだと感じました。居場所がないと感じながら、その中に居続けることのしんどさを感じています。
私はセクシュアリティがはっきりとはわからないまま、ただセクシュアルマイノリティではあることは確信しつつ生きている大人です。セクシュアリティについての本を読んだり人の話を聞いたりして感じているのは、マジョリティ(シスジェンダー・ヘテロセクシュアル)の最大の特権は、自分の存在や感性について、その分野で悩むことなく社会に適応できる、できてしまうという点なのかなぁということです。他の社会規範についても、自分ではそれにうまく乗れないような状況があり、はじめて疑問を持つことができるということも少なくないのかなと思います。また、あなたは自分の心のありようをしっかり感じ取れる人なのだと思いました。だからこそ、あなたは社会のさまざまなあり方に気づき、おかしいと感じる感受性を持てる人なのだろうなと想像しています。
あなたは バレーや弟との交流を「楽しい」と感じていたのに、周囲の人が「上手い方がいい」というような価値観を押し付け続けて、「楽しい」を覆い隠してしまったように感じて悔しい気持ちになっていました。あなたの心がすり潰されてしまわない場所に逃げてほしいという気持ちが湧いてきていますが、同時にそれも簡単なことではないからこそ、あなたはこれまで耐え続けてきたのかなとも思っています。人が生きるにはリアルな居場所が必要で、インターネットだけでは生きていけないけれど、あなたの疲れた感覚や、感じているさまざまなこと、リアルな人には言えない内容など、いつでもここに置いていってもらえればと思います。経験談以外にもとりコミュという掲示板があって、こちらでは毎日投稿を受け付けることができるので、よかったら試してみてください。

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