経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

欠落した人間

ずっと胸が締め付けられそうなくらい痛い
苦しい
悲しい
しんどい
疲れた
私が何も出来ない人間だって分かってる
私が欠落している人間だって分かってる
相手を思いやれない
性格も悪い
同じ失敗ばかりする
良かれと思った行動が嫌がらせをしていると言われる
言いたいことが言えなくなった
顔色ばかり伺ってしまう

イライラさせるな
お前が居るとイライラする消えろ
お前の顔を見ていると気持ち悪い
頭が悪すぎる
間違って指摘されたら謝るのが筋だろ
ちゃんと謝れてなかったらもう一度しっかり謝るのが基本だろ
相手が謝れ、感謝しろと言われる前に自分から動かないとダメだろ
こんな事も出来ないのか
何も出来ない人間だ
この家から出ていけ
②度と関わるな

何度もこの言われた言葉で胸が締め付けられる、痛い、苦しい、助けて…

欠落してばかりの人間だ
私は居ない方がいい
本当に疲れた…
私、頑張ったよね…

感想1

自身に向けられる自虐的、内罰的な言葉や気持ちは、それだけ投稿者さんが鋭利な言葉をこれまでに何度も心に突き立てられてきたからなのかなと想像すると、読ませていただいて思わず胸が詰まる感覚を覚えました。

生きているといくつもの「自分には出来ない」「自分にはここが欠けている」ということに向き合うことがあるかと(私自身の経験も含め)思いますが、それはあくまで選択や決定、価値観や考えを通して向き合うことが他ならぬ自分自身に主導権があるときに初めて歪に歪まずに「自分が受け止められるもの」として内省できる気が私はします。

それでいうと、確かに自分自身に向けられるいくつもの矢印は投稿者さん自身で感じている部分もあるのかもしれませんが、「出来ないや欠落している」と思ういくつかのことは自身で感じて受け止めているというよりは、家庭内で向けられる何度も言われた心無い言葉の数々によって、“そう思わされざるをえない”と感じさせられているような気がして私にはなりませんでした。

それほどに投稿者さんが向けられた(書かれている)言葉の数々は身も心も抉るような酷い言葉であるように私には感じられます。そしてそれは、いくら理不尽なものであったとしても、度重なって堆積していくことによって「欠落した人間」と自分で想うことに繋がってしまう気がしますし、いつしか自分の気持ちや思いとしてではなく、言われ続けてきたことによって形作られた自己への言葉であるように私には感じられました。

私自身がそうであるように家庭で起こる理不尽や不条理とは簡単には距離をとれるものではないのかもしれません。しかしながら、本来、一番安心や落ち着きがあるはずの家庭という居場所が耐えがたく苦痛を伴う空間になっていることはとても削られるように感じられたので、容易ではないのかもしれませんが、自身が今より少しでも健やかであれるように今を取り巻いている環境や状況から僅かでも投稿者さんが離れられたらなと勝手ながらに思いました。投稿ありがとうございました。

感想2

投稿いただき、ありがとうございました。ご家族から向けられている言葉なのかと文章を読み想像しました。同居されているご家族からの言葉だったのなら、あなたに安心して過ごせる時間や場所があるのだろうかと心配になりました。

「相手が謝れ、感謝しろと言われる前に自分から動かないとダメだろ」という一文からも、服従的な関わりを求められているようにも感じ、対等ではない関りの印象を受けました。

家族って錯覚を生みやすい関係性のように個人的には思っています。
それぞれ年齢や性別は違えど一人ずつの人間であるはずなのですが、親、子ども、兄弟姉妹、祖父母、孫と役割や立場があり、知らぬ間に所有や支配の感覚が生まれていたり。そして家族独特の不思議なルールやパターンができ、それにより個人の尊厳が無視されてしまうなど、「そんなつもりはない」中で傷つけられてしまうこともあるように思います。さらに家族間では感情を向け合いやすいようにも思い、相手への不満だけではなく自分のむしゃくしゃとした気持ちを相手の行動を引き金にし怒りを暴発する、そんなことが起こりやすい気がします。家族だから許されることとは思えず、絶え間なく侮蔑の言葉を浴びせられることは暴力の一つだとも思います。

ご自身が欠落していると書かれていますが、誰から見ての事実なのでしょうか。胸が苦しく、辛いというのはあなた自身のSOSのような気もします。あなたにはあなたなりの理由があり行動を取ってきているはずです。なんとか少し一呼吸おける時間があればと祈るような気持ちとなりました。

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