経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。
いつまで耐えるのか分からない苦しさ
大学に行くのが毎日辛い。もう自分でも何が辛いのかよく分からない。
人間関係なのかもしれないし、体調かもしれない。自分の好きな研究から切り離されているからかもしれない。ずっと人間関係に上手く馴染めない。もう幼稚園の時から、大学生になってもずっと。それに研究室配属にはあと何年かは大学に通わなくてはいけない。
今までたくさんの大人を見てきた。暴力、暴言、否定、無関心。「こんな人が大人なんだ。」と思う人ばかりだった。同級生はいじめが頻発していることが多かった。だから私はそんな人になりたくなかった。私はせめて、私の理想の人になりたかった。研究は、私の唯一の心の救いだった。
だけど私の体調はいじめにあっていた中学から芳しくない。
私はそのあたりから、すぐにだるくなったり、体に痛みが出るようになった。だから定年まで働き続けられる保証がない。将来のために、就職のために、なおさら大学に行った方がいいのは分かっている。
今日も体がだるくて仕方なかった。だから杖をついて、片道1時間半の大学へ行った。
体調が悪くて今の大学しか受けられなかった事、少しだけ悔やんでいる。
私と話す同級生はよく、私に「あなたより私の方が頭がいい。」と言う。私と話す先生はよく私に「あなたは馬鹿だ。」「お前には価値がない。」と言う。みんなそんなに頭がいいのなら、なんでこの世には手を差し伸べられずに、辛い思いをしている人がたくさんいるのだろう。どうして様々な問題が解決されずに、あふれかえっているのだろう。
私は体調の比較的悪くない時は子供の相手をするボランティアをしている。私と同じように、大人に希望を持てない子供を増やしたくはないから。そして、買った角度を調整できる座椅子とテーブルで、横になりながら家でIT系の国家資格の勉強をする。
研究職に就けるから、大学院まで卒業できれば一番良い。そうでなかったら、大学は卒業して在宅で働けるIT系の仕事をしたい。もしも、万が一大学に行けなくなってしまったら…その時のために別の国家資格を取った。加えてお金を確保できるように株の勉強をしている。備えなければならない。中学の時に陸上を続けられなくなったように、思い通りにならないことがあると知っているから。
中学から私の体調はいつだって良くはない。病院にも定期的に通って、薬も毎日飲む。多いときは1日30粒以上の薬と栄養剤を飲んで凌いできた。
「研究で誰かに希望をもってもらう」中学で陸上を断念してから、私は新たな夢のために頑張ってきた。もう少しなのに、大学院さえ卒業できればいいのに、辛いのだって、今に始まったことじゃないのに。だけど私は大学が辛くて仕方がない。もう行きたくない。両親が治療にも大学にもたくさんお金を出してくれているのを知っている。私には兄弟がいないから、私がちゃんと自立した生活をして、両親を安心させたい。
そう思っているのに、人との関わりでかけられる言葉も、いつまで続くかいつ悪化するか分からない体調も、自分が研究で夢を叶えられるのかも分からない。才能なんてないのかもしれない。
分からなくて、不安で、怖くて、毎日憂鬱で涙が出てくる。明日には、私の体はもう大学まで行けないかもしれない。明日が怖い。できることなら、全て放り出して消えてしまいたい。歯をくいしばって耐えることをいつまで続けていればいいんだろう。
感想1
安心してつながれる人間関係の少ない(だろう)中、自分の夢や理想だけを頼れる相手として人生を歩んできたのかな…とあなたの生きている世界を想像しました。
信頼に値しない大人を見続けることは、反面教師として前向きに生かせることを超えて、信じられるものは自分しかいない、といった感覚になるのかなと私は感じています。また、あなたは元来理想主義な性格かとは思うのですが、それを孤独がさらに強めた部分もあるようにも感じていて、安心安全を感じる環境が十分にあったなら、もっと自由にのびのびと夢を追いかけていたのではないか…という想像も浮かびました。
「あなたより私の方が頭がいい。」と言ってくる同級生と、「あなたは馬鹿だ。」「お前には価値がない。」と言ってくる先生は、何様のつもりなんだ…?と私は勝手ながらムカムカしました。
どちらからも、反発してこない相手に自分の言いたいことを言っているような、自分勝手さを私は感じてしまいました。「知能だけなら人間よりAIの方が優れているし、人間同士で比較してももう意味ないよたぶん…」とその同級生には言いたいし、先生はそもそもハラスメントです。あなたのしてきた経験を考えると、もうこれ以上失望させるような言動は慎んでください…と、切実に思ってしまいました。
将来に向けての準備の入念さは、まずは単純にすごいと思う気持ちが湧きました。でも少し考えてみると、あなたは体調が安定しないことでそこまで考えざるを得なくて、私は体が強いから呑気に生きられているだけかもしれない…と、自分のこれまで意識していなかった優位性に気づいて恥ずかしくなりました。体調が安定しないことはそれ単体でも大変なのに、他の人が考えないことも意識せざるを得ない、準備するしかないのだと思うと、その負担は計り知れないものだと感じます。
出勤や人付き合いが苦手な中社会人をやってきた私としては、周りで在宅でIT系の仕事をできている人が羨ましく、ITの勉強しておけばよかった…と最近すごく思うので(今更ながら勉強しようかとも検討中です)、そこを勉強しておくのは良い選択だと感じます。
最後に、あなたがやりたい研究職は何なのだろう?と聞いてみたくなっています。
何かそれを目指すきっかけや実体験から生まれた動機があるのだろうと勝手に想像しているし、研究の質によっては、あなたの負担をひとまず軽くするために、通信大学に編入し大学卒業して大学院を目指す選択肢もあるかもしれない、と考えたりしています。(もうすでに考えた上で難しいとかだったらごめんなさい)
一人耐えるのはとても苦しいことだと思うので、もし何かしら役に立つなら、今後も死にトリを活用してもらえたら嬉しいです。
感想2
研究への想いと、でもそれゆえのつらさが特に伝わってきた気がしています。
そして私も過去、暴力や暴言など「こんな人が大人なんだ。」と感じてしまう大人を多く見てきたように思っていて、「こんな人達にはなりたくない!」と考えてはいたものの、じゃあどうしたいのか…まではわからないままだったと思います。でもあなたが言っていた「私の理想の人になりたかった。」というところを読み、あぁ私もこれを求めていたんだな…と答え合わせをさせてもらった感覚になったのと、新たに何か発見できそうな気がしました。
杖をついて片道1時間半の大学までの道のりは、体力的にもとてもしんどそうだと思ったのと、その時間であなたは沢山のことを考え不安に感じることが多かったり、悩みが湧いてくる時間でもあるのかなと思いました。過去のこと、これからのこと…後悔や心配、本当に色々考えてしまうような、そんな1時間半なのかもしれないと想像しています。
また、頭の良さってなんだろう?とつい考えてしまいました。人を馬鹿にする人や優位に立とうとする人達は果たして「頭がいい」のか…。”頭の良さ”という部分の中身には、学力やひらめき、知識量や判断力など、人々がパッと考えるもの以外にも、ほかにももっと沢山の種類や表現があって、一つにはできないものだと私は思います。今ハッキリと上手く言葉で表現できないのがとてももどかしいのですが、あなたへひどい言葉をかけてきた人達は、私が考える「頭の良さ」とは違う気がしました。
子供と関わるボランティアの理由も、あなたの経験からくる想いと、どこか使命感もあるのかなと思いました。自分に出来ることはしたいという気持ちもあるかもしれないけど、「私は・私がやらなければ」となるそんな気持ちもあるのだろうかと、あくまで私の勝手な想像です。ほかにも資格取得や勉強など、「備えあれば憂いなし」の体現のように感じました。でも、あなたがそうやって装備(だと私は思いました)を増やしながら、まるで鎧になるよう貼り付けていき、安心のためにやっていることなのに、それでもまだ安心には繋がらなくて怯えているイメージも浮かびました。こういったことももしかしたら「いつまで耐えるのか(やらなければならないのか)」に通ずる苦しい部分なのかもしれない…と考えています。
私も体調不良が長くて、通院と薬や栄養剤と共に過ごしているので、あなたの言う「凌いできた。」に対して、本当に本当に凌いできたんだろうな…と、勝手に共感したのと、他者に治療代や学費を出してもらっているのに自分は…となる罪悪感や苦しさ、報いたい気持ち。そして、自分自身目指す夢があることから来る葛藤が文章から伝わってきていて、私がそうだったのもあり、ここでも少し重ねて、あなたの気持ちを想像して読んでいました。なにより、今この瞬間とこれまでの体調や心のしんどさ、あらゆる考えと感情が渦巻いていて、あなたを更に追い込んでいる事も感じました。体調が不安定だと、目指すものに対しての良いイメージも浮かびづらいと私は思っているし、何かにつけて不安を強くさせてくる一因だとも思います……。でも書けそうなときにはまた、ここに気持ちを書き出してみたりして、夢のこともつらいことも、どんなことも自由に書いてもらいたい気持ちです。投稿ありがとうございました。
感想1
安心してつながれる人間関係の少ない(だろう)中、自分の夢や理想だけを頼れる相手として人生を歩んできたのかな…とあなたの生きている世界を想像しました。
信頼に値しない大人を見続けることは、反面教師として前向きに生かせることを超えて、信じられるものは自分しかいない、といった感覚になるのかなと私は感じています。また、あなたは元来理想主義な性格かとは思うのですが、それを孤独がさらに強めた部分もあるようにも感じていて、安心安全を感じる環境が十分にあったなら、もっと自由にのびのびと夢を追いかけていたのではないか…という想像も浮かびました。
「あなたより私の方が頭がいい。」と言ってくる同級生と、「あなたは馬鹿だ。」「お前には価値がない。」と言ってくる先生は、何様のつもりなんだ…?と私は勝手ながらムカムカしました。
どちらからも、反発してこない相手に自分の言いたいことを言っているような、自分勝手さを私は感じてしまいました。「知能だけなら人間よりAIの方が優れているし、人間同士で比較してももう意味ないよたぶん…」とその同級生には言いたいし、先生はそもそもハラスメントです。あなたのしてきた経験を考えると、もうこれ以上失望させるような言動は慎んでください…と、切実に思ってしまいました。
将来に向けての準備の入念さは、まずは単純にすごいと思う気持ちが湧きました。でも少し考えてみると、あなたは体調が安定しないことでそこまで考えざるを得なくて、私は体が強いから呑気に生きられているだけかもしれない…と、自分のこれまで意識していなかった優位性に気づいて恥ずかしくなりました。体調が安定しないことはそれ単体でも大変なのに、他の人が考えないことも意識せざるを得ない、準備するしかないのだと思うと、その負担は計り知れないものだと感じます。
出勤や人付き合いが苦手な中社会人をやってきた私としては、周りで在宅でIT系の仕事をできている人が羨ましく、ITの勉強しておけばよかった…と最近すごく思うので(今更ながら勉強しようかとも検討中です)、そこを勉強しておくのは良い選択だと感じます。
最後に、あなたがやりたい研究職は何なのだろう?と聞いてみたくなっています。
何かそれを目指すきっかけや実体験から生まれた動機があるのだろうと勝手に想像しているし、研究の質によっては、あなたの負担をひとまず軽くするために、通信大学に編入し大学卒業して大学院を目指す選択肢もあるかもしれない、と考えたりしています。(もうすでに考えた上で難しいとかだったらごめんなさい)
一人耐えるのはとても苦しいことだと思うので、もし何かしら役に立つなら、今後も死にトリを活用してもらえたら嬉しいです。