経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

人生って何なのか

今まで何で生きてきたのか。
小さい頃から話をするのが苦手なコミュ障で、そのくせ学校の勉強だけは得意で、それだけを頼みに生きてきた。
友達もなく陰口を言われるのはしょっちゅうで、ずっと傷ついてるくせに何も言葉にできず、感情も出せず、ただのロボットか生きる屍だった。
小学生の時も、中学生の時も、高校生の時も、大学生の時も、辛くて自殺したい気持ちに何度も襲われた。いつも孤独だったが、勉強だけが支えだった。
運良く仕事につき、運良く交際、デキ婚で結婚したものの、そんな人間に家族など作れやしなかった。子どもと財産を奪われ、また孤独に戻った。
子どものことを思い出すと、涙が溢れ死にたくなる。顔を見ることすら出来なくて辛くて死にたくなる。
小学生のうちに早く死んでおけば良かった、ここまで苦しみ続けなくてよかったのにといつも思いながら、結局死ぬために苦しむのは嫌だから生き続けている矛盾。
本当に今まで何で生きてきたのか。早く死ねばいいのに。

感想1

投稿を読ませてもらいました。
『「運良く」仕事につき、「運良く」交際、……』という表現に、自分から勉強を取ったらもう「運」しかない、という思いを(勝手ながら)感じ、『勉強だけが支え』という投稿者さんの言葉がより裏打ちされているように感じていました。
また、自分もコミュニケーションよりかは勉強の方が得意な質で、勉強をなかば処世術として生き抜いてきたこともあり、投稿者さんの学校生活についての語りには共感する部分が多くありました。
子どもについては、自分の体験としては未知の世界なので想像することしかできないのですが、教室という箱の中で大量のクラスメイトと毎日毎日関係性を測り続けることに比べれば、家の中で子どもと暮らすことの方がストレスは圧倒的に少ないのだろうな……とは感じていました。ここまで書いて気づきましたが、自分はむしろ孤独を欲していたからこそ学校生活が苦痛で、その点では投稿者さんの感覚とは全然違うのかもしれません……。そう考えると、投稿者さんにとって「学校」と「子ども」は「人間関係における苦痛」「人間関係に求めるもの」がわかりやすく反映された存在とも言えるのでしょうか。
返信を書きながら、人の苦しみは人それぞれということを再認識させてもらいました。経験談に集積されている苦しみの何か一つでも、投稿者さんの「死にたい」に届くものがあればいいなと思います。経験談の投稿ありがとうございました。

感想2

経験談の投稿、ありがとうございました。
感情を抑えながら(というより、抑えることを強いられてきたように、私には見えました)、でも実際はさまざまなことを感じながら生きてこられたということが、経験談全体から伝わってくるなと感じます。
一通り投稿を読ませていただいて真っ先に、投稿者さんが家族というものについてじっくり考えてこられたのではないか、ということを私は感じました。
というのも、文中に「家族など作れやしなかった」という表現があると思うのですが、この表現が、結婚・子どもが生まれるという経験をしている投稿者さんから出てくるのって、投稿者さんの中に"家族は血のつながりだけで形作られるものではない"という認識があるからなのではないかと、勝手ながら感じたのです。もしそういった認識があるのだとしたら、それは投稿者さんがひたむきに思考を重ねた結果なのかなと、私は思いました。
そんなことを考えていたため、投稿者さんにとって何をもって家族と言えるのかとか、投稿者さんなりに思い描く家族像があるのかなとか、想像を掻き立てられました。なにより、投稿者さんにとって離れ離れになるという経験がどれだけ悲痛なものだったのか、、ということを考えずにはいられませんでした。時折りでも、今抱えておられる感情を文章などで表出できるといいなと、これも勝手ながら思いました。
投稿者さんにとっての『家族』もだし、私自身が思っている『家族』ってどんなものだろう、、そんなふうに思考を巡らせながら、じっくりと読ませていただきました。改めて、経験談の投稿ありがとうございました。

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