経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

親不適格かもと悩んでいます

明確に死にたいと思うようになったのは社会人になってからでした。新卒で勤めた会社は昨年、3度の休職の末に退職しました。夫の扶養の元、現在4ヶ月の娘がいます。それでも死にたい気持ちは消えません。

希死念慮が最も強かったのは2020年〜退職間際の2022年頃です。処方された当日に安定剤を全て飲み未遂で救急搬送、入院も経験しました。
退院後に2週間程休職して復職したものの、毎朝会社の駐車場から社員通用口までの道のり、心の中は死にたいでいっぱいでした。
退職後も不安定で、眠剤も安定剤も手放せません。心療内科の通院歴はもうすぐ10年に届きそうです。

希死念慮から自殺企図までになったのはまだ1度ですが、ODは社会人になって心療内科が始まってから度々ありました。遡れば切ったりなどの自傷は小学校高学年から中学生時代がピークでした。高校進学後に自傷は一旦治まりましたが、パワハラと激務により社会人3年目で婚約した前後に再発しました。切っていたことを職場の信頼出来る他の支社の管理職に相談しましたら、異動になりました。しかし異動先も現状は変わらず休職、復職後は仕事は軽減されたものの元の劣悪な部署に戻されてしまいました。その1年後には急な人事で異動日すら教えて貰えないなど更なるパワハラ、異動先も他部署の管理職からの威圧感のあるやり取り。ついに疲れ果てて自殺企図しました。この頃、なかなか子どもも出来ず結婚生活も決して安らぐ場ではありませんでした。退院時には面倒な事をしてくれた、と夫の表情が物語っており重ねて心の傷を負いました。まだ奨学金の返済が残っており仕事もすぐには辞められませんでした。復帰したものの体調は悪化するばかり、夫の強い希望での不妊治療と仕事の両立、2つの病院通いでいっぱいいっぱいだったところに、当時の管理職から理解のない発言と仕事の加重を打診され心が折れてしまい3度目の休職の末に退職しました。
退職後も夫の希望で安定剤を飲みながら不妊治療を続け、今年出産しました。夜泣きもせず、順調に育っていてとても親孝行な子です。
それでも気づけば24時間子どもに付きっきり、寝る時も離れられずいつの間にかストレスが溜まっていたのでしょう。
ある日、夫が休みの日に「子どもは見てるから午後出掛けてきなよ」と言いました。その代わり午前は買い物など用事を済ませるために出掛けたいと。わたしは昼に戻ると思い送り出しました。しかし、12時半、13時、13時半…。指折り数えても夫はなかなか帰ってきません。ようやく帰宅したのは14時、その頃にはもう私の心は折れてしまっていました。帰宅した夫の姿を見てボロボロと涙がこぼれて何もかも嫌になり、処方の倍近い量の眠剤とお酒を一緒にあおり、意識を手放しました。もう何も考えたくない、その一心でした。
出掛けられなかったことは問題ではありませんでした。命をかけて夫の望むよう子を産み育て必死に生きているわたしは、夫からみて、小さな約束さえ簡単に反故に出来る、その程度の存在だったことに絶望しました。
子どもは可愛いですし、よく育ってくれています。それでも、子どもが泣けばどんなに眠くても起きなければなりません。食事だってろくに取れないままお世話に駆けつけ無ければなりません。少し買い物に出かけるにしても、自分の身支度はそこそこにおむつやミルクの準備があります。夫のように休みの日は好きな時間に昼寝をして、自分の着替えさえ済ませればすぐ出掛けられたらどんなに良いでしょう。子どもが昼間寝ていても、わたしは眠れません。寝付いてもいつ起こされるか分からない、ようやく寝られた時に起こされる辛さを考えたら昼寝をすることは諦めざるを得ません。高熱を出しても悪寒が酷くても、子どもの世話は待ってくれません。ようやく受診できたのは拗らせてしまってからでした。そんな生活を私は過ごして来ました。
だから、夫からしたらちょっとした外出だったかもしれませんが、私にとっては、この産後の4ヶ月を何もかも否定されたと同然でした。
この事があって以来、昼間何をしていても涙が止まらなくなりました。あまりにも辛くて切ってしまいました。
以前、長い付き合いの幼なじみと話したことがあります。機能不全家庭で育った子はパワハラに遭いやすいかもしれない、と。わたしも彼女も経済的に苦しい家庭で育ち、身内から精神的虐待を受けて育ちました。多額の奨学金を抱えて社会に出たのも一緒です。
彼女もまた社会に出て、心が死んでしまいそうだと思った経験が何度もあると打ち明けてくれました。
正直、私は未だに出産して良かったのか迷っています。機能不全家庭しか知らない、希死念慮のあるわたしが子育てなんて…とずっと悩んできました。夫は、わたしの不安を打ち明けても不機嫌になるばかりで理解は得られません。ずっと子どもが出来ないことで、わたしは夫から暗に責められていました。自殺企図の原因の一端でもあります。まだ帝王切開の傷も痛む時期なのに2人目は、と急かされとても辛いです。産まなければまた責められる日が続くのでしょうか。そして、いつか子どもがODや自傷を繰り返すわたしに気づいてしまうのでしょうか。
この先、こんな事を繰り返すのかと思うと消えてしまいたくなります。

感想1

書いて頂いたことを読みしました。投稿者さんのこれまでの人生で、小・中での自傷の経験や就職後のパワハラの問題、希死念慮と自殺未遂を経て、不妊治療を頑張って続けてやっと授かったお子さんの24時間付きっきりの育児と、夫さんの理解の無さ、こうして書き出してみると本当に大変な状況にいらっしゃるなと感じました。そのご経験をしっかり文章化して頂きありがとうございます。
 育児って、本当は自分のことを優先したくても気が抜けない・常に気をかけないといけないと思わされることだと思っています。世の中にあふれている言葉は、常に母親を責めるメッセージが含まれており、多くの女性が「こうあるべき」という母親像・女性像に苦しめられていると思います。また、「出来て当たり前」「あれもこれも」と、無理難題を突きつけて来る一方で、男に対してはほとんど何も期待する視線や言説はなく、家事や育児をちょっと「お手伝い」しただけで「イクメン」として褒められる、そんな状況があるなと思い、非対称で理不尽だなと私は思っています。そこで、投稿者さんが昼寝も出来ない中、自分のタイミングで自由にふるまう夫さんの行動を見たことで、育児という本来両親ともに負担すべき重労働への自覚・立場性の違いが際立ったので、つらい気持ちがとても大きくなったのかも、と思って読んでいました。
 投稿者さんがこれだけ満身創痍で苦しんでいらっしゃるところに「二人目を早く」というのは、つらいなと私は思いました。投稿者さんを取り巻く人たちが「子どもを持つこと」や「子どもが○○人以上いること」が幸せだ!という幻想やある種呪いがそこにあるのかなと想像したので、夫さんがそうした他人の幸せの定義に合わせようとしているのかもしれないと思いました。投稿者さんと夫さん、そしてお子さんの3人にとって、今後どのように生きていきたいのか、それぞれの理想の家族像は何か、理想と現状とのギャップがあるのであれば、別の未来を考えることも必要かもと思ったりしました。
 そこで改めて思うのは、投稿者さんの心身や意向を最優先にしてほしいなということです。投稿者さんと夫さんがどのような関係性か存じ上げませんが、対等じゃないものがあるかもしれないと想像しています。そこで、投稿者さんと夫さんが対等に・気持ちを話せるように、間に(投稿者さんの味方してくれる)第三者が入ることで、投稿者さんの気持ちがもっと尊重されたら良いなと思っています。
 最後に、長い付き合いの幼なじみの方と話す中で色々な共通点があることがわかったということで、気持ちを話してみた相手が、投稿者さんのことを(多少なりとも)わかってくれたと感じることが出来たのかなと思い、その点は良かったなと素直に思いました。
 投稿して頂きありがとうございました。

感想2

あなたの心についてコップの中に入った溢れそうな水を想像しながら読み進めました。
経験談の後半に書かれている「機能不全家庭」という表現には幼少期からあなたの意思や感情がそれこそコップに蓋をされて溢れないようにされてきた過去としてギュッと押し込められている様でした。社会人になると蓋は取られた状態だったかもしれませんが、その分パワハラや激務などの暴力や物理的な負担は、コップの中に石みたいなものを落とされるように、その都度水がドッと溢れて感情が決壊してしまうことが何度もあったのではないかと思います。
奨学金を背負って社会に出て生活するだけでも大変だと思うのに、さらにパワハラがあり、不妊治療を伴う妊娠、出産…もう心理的には本当にコップから水が溢れてなくなり、感情が枯渇してもおかしくないと思います。
女性だということだけで育児や家事労働を役割だ、当たり前だとされてきたあなたの我慢や諦めの数々の積み重ねを夫さんから「そんなこと」と軽視され、無理解を突きつけられたあなたのダメージを想像すると計り知れません。(心から親不適格とは思えませんでした)しかもすでに2人目のお子さんを求めている辺り、あなたの心をどう理解しているんだろうと私まで腹立たしく思いました。
自分自身のことだけでも精一杯すぎるのに終わらない辛さを想像するとそれこそコップが割れちゃってもおかしくないです…。
私がイメージしやすくて勝手にあなたのこころをコップに例えて感想を書かせてもらいましたが、水が溢れないように時々減らすことができたらいいなって願うような気持になりました。少し分け合ったり(今日もそんな気持ちです)、飲んでみたり、時には意図的にこぼしたり…。それはこうやって死にトリに来てくれたり、幼なじみさんと話したり、今度こそ(!)あなただけの時間を夫さんに半日作らせてみたり…少しずつ。
今回は死にトリを見つけてつながってくれましたね。
投稿してもらいありがとうございました。

お返事1

メール頂きありがとうございます。
上手な文章じゃないですしあんまり明るくない話でしたのに、丁寧に読んで暖かいコメントまでいただいて私には勿体ないくらいのお言葉ばかりで…。
文章をお送りした時は、日によっては育児の合間に簡単な家事ができる日もあって、私自身も子どもの生活リズムが掴めてきた時期だったのですが丁度産後の気を張っていた所が解けて我慢していたものが決壊したような状態でした。専業主婦だし子どもも比較的育てやすいタイプなのだから頑張らねば、と自分なりに努めていたぶん夫とのギャップに落胆してしまったのと、もし家庭環境が良かったら明るい未来も描けていたし今後の育児をするにあたって自分のコントロール出来なさや不調、自分のメンタル崩壊が子どもに与える影響に怯えずに済んだかな、など色々思い詰めていました。
ですが今回いただいたメッセージを受け取って、自分の「しんどい」を肯定して貰えたような気がしてホッとしました。ロールモデルのような人生送れるものならと願ったこともありましたが、学生から社会人になるにつれて生きづらさがより濃くなっていくのに耐えられませんでした。そんな中で我慢していた自分を見つけて貰えた救われたような気持ちになれました。
今後なのですが、今まで通っていた心療内科からカウンセリングのできる病院に転院を予定しています。医療の力をお借りしてもう少し穏やかな自分になりたいです。それから、夫にも今の心情を率直に打ち明ける機会を作りました。どんな思いで出産したのか、今後私自身の生育歴が娘にどんな風に影響すると思われるか話しました。夫はそこでようやく分かってくれたようでした。また仕事が休みの日にまとまって1人になれる時間を作るように約束してもらいました。今は焦らず自分のケアのための時間を意識的に作って崩壊しないように、無理しない生活の仕方を模索したいと思います。
お陰様で娘も生後4ヶ月を迎えました。まだ見ぬ2人目のことは一旦置いておいて、ここに居る娘の育児をゆっくりしたいと思います。
最後に、自分の話を受け止めて貰える場がある有り難さを感じています。こうしたサイトを運営してくださってありがとうございます。また私はまだマシな方で、より苦しい立場にいる方も多いかもしれませんので、そうした方々を思うと胸が痛みます。困っている当事者が福祉に繋がれるのはなかなか難しいので、こうしたサイトで助かって欲しいです。
返信くださったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。年の瀬も迫り一段と冷える日も増えますので暖かくしてどうぞお身体ご自愛ください。

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