経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

頼れない

小学校のとき、クラスの子から
色々いじめにあったり、家で兄に暴力を受けたりしました。
学校では洋服を汚されたり、靴に画びょうを入られたり、色々と
有りもしない事を、私の仲のいい友達に言いふらして、その友達が怒ってしばらく気まずくて学校に行きづらくなったりしました。
私は、勉強も運動もとても苦手でした。家庭も母子家庭で育ちで、仕事でいつも母はあまり学校での
親子でやる行事も来ませんでした。身長も低いし、人とのコミュニケーションも苦手なので、いじめられやすかったと思います。
その子とは小4以外は同じクラスでした。小4時にクラスの男子に帰る時、階段から背中を押されて転び落ちそうになった事もありました。兄とは別々の学校に通ってましたが運動会の時重なってしまったりしました。家では暴力などに合ったり、仕事もパワハラ状態です。楽に自由に暮らしたいです。

感想1

経験談の投稿ありがとうございます。
小学校時代、さまざまないじめの中で学校に通わなければいけなかったのだと思います。母子家庭で、母親さんが仕事をしていて行事に来られなかったということで、だれかに困っていることを相談するのも難しかったのかなと想像しました。「頼れない」というタイトルがついていますが、それは母親さんに頼れなかったということもあるし、今も家での暴力、仕事でパワハラがあり、困っていることを頼る相手がいなかったり、どう頼ったらいいかわからなかったりするのかなと思いました。たしかに「頼る」ということも、あまり頼ることができた経験がなく、やり方を知らなければ簡単ではないことだと思います。「楽に自由に暮らしたいです」ということはあなた自身のとても正当な権利だと思いますし、それが叶う世の中であってほしいと強く感じました。
電話やSNSを利用して相談できる場所もあります。(詳しくはこのページをみてください。 https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/ )また、死にトリでも、経験談のほかに「とりコミュ」という掲示板もあるので、周りの人に言いづらい気持ちを吐き出したくなったら、また書き込みに来てください。

感想2

仕事もパワハラ状態とあったので、今は社会人だけれど、子ども時代のことをリアルに思い出して書いているのだろうかと想像しました。前半を読んでいると、まだ学校に行っている世代からの投稿かと思って読んでいました。それだけ、いじめられた経験や家で暴力を受けている様子がリアルに伝わってきました。家の状況は今も続いているのかもしれません。
そのリアルさは時間がたったとしても今もその光景があなたの中に深く刻み込まれていることを示しているのだろうかと感じています。あなたはいくつかいじめられやすい要素(身長やコミュニケーションが苦手なことなど)を書いてくれましたが、私はどれも納得できることではありませんでした。というのか、どんな理由があってもいじめられていい人はいないと私は考えます。それなのに「いじめられる側にも原因がある」という話が出てくることに理不尽さや絶望感を抱いています。悲しい現実です。ただ、私もその社会の一部であり、構成員なので、そんな社会から一人ひとりを大切にする社会にするにはどうしたらいいか考えています。
タイトルが「頼れない」ですが、その裏側には「頼りたい」という希望があるのかもしれないと感じています(もしも、違ったらすみません)。死にトリは頼れる心強い相手というわけではないですが、あなたが自分の力に頼ることの後押しぐらいはできるかなと思っています。つらい経験をしたあなただからこそ、こんな仕組みや支援があったらよかったというアイディアがあるのではないかと思いました。もしよかったら、あなたが楽に自由に暮らすために必要なことについて、意見を聞いてみたいと思いました。

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