経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

生きていたくない、死にたい

私は毒親育ちです。特に父親は酒、ギャンブルの毎日。幼き頃は父の余りの脅威に、母親が毒親だとは気付きもしませんでしたが、最近やはり毒持ちだと発覚しました。後ほど書きます。
私が学生時代のある日、訳あって実家を失いました。私は母方の祖母の家へ、母と弟と夜逃げ。
父は実家に残りましたが、後に差し押さえられ今は所在不明。
暴力的な父から逃れられたのは正直ほっとしました。
私は大学生の頃、結婚し、母になり、大学は中退。
結婚後は私たち家族だけで生活すると思いきや、義両親との強制同居。
学生の私には当然お金などなく、当時社会人の彼も毒義親に吸い取られ貯金がなかったのです。恥ずかしながら、その事実を知らないまま結婚してしまい、今でも過去に戻って結婚を止めたいと思っています。
夫から渡される生活費が1万円のみということもありました。
生活も苦しく、私はパートをはじめました。
子育て、家事、パート、、正直いっぱいいっぱいでした。
そんな中、夫婦生活を求める夫。わたしは応える気がどんどん薄れていくも、応えないと夫が不機嫌になり、子どもにも影響が出るので嫌々対応していました。
嫌だという事を伝え、離婚騒動にもなりましたが、失敗に終わりました。
それから今も、離婚したい気持ちは変わりません。
周囲からは性的DVだと言われています。私は実感がなかったものの、言われてみるとそうだと思いました。
離婚したい欲とは裏腹に、増えてしまった子ども。子どもたちに罪はない。とても可愛い存在です。

一昨年の暮れ、義との同居が解消され、私はパートを辞めざるを得なくなりました。
仕事中は義父に子供を見てもらっていたので。
パートを辞めてから、息抜きの場が極端に減り、私はうつ病で精神科に通うようになりました。
夫から求められることも、生きていることも嫌です。
実母に、精神科のことを話したら、「あんたが選んだ道だからね、自業自得だね」「私は帰る家があるけど、あんたにはないね」と言われました。親の都合で実家を失ったにもかかわらず。ここで毒だ、、と気付かされました。
幼い頃から父に支配され、生きていたくないとは思っていましたが、ここまで強く思ったことはありません。
父親から離れ、環境を変えれたのに、失敗してしまいました。
やり直す財力も気力もありません。ただただ死にたいです。

感想1

読みました。次から次へと降りかかる理不尽なことに、よくここまで生き延びてきたな…というのがまず率直な感想です。
どの出来事も残酷で、あなたを痛めつけただろうと感じましたが、とくに私は実母からの「あんたが選んだ道だからね、自業自得だね」「私は帰る家があるけど、あんたにはないね」という言葉が一番酷いと思いました。
自分を脅かし、支配してくる相手も当然自分を苦しめてくる(という言葉じゃ生温いですね)存在ですが、「あなた個人のせいでしょ」とさらっと見捨てるような発言も本当に毒性が高いと思います。しかも、あなたがどれほど酷い目にあってきたかをある程度知っているはずの相手に言われるなんて、あまりに絶望的で、芯から打ちのめされてしまうと思いました。

離婚することが叶わず、子どもの面倒を見るために仕事をやめざるを得なかったということですが、どうにか何かしらのサポート(公的な何か)を得て、その現状から抜けられないのだろうか…と願ってしまいます。おそらくいろいろ努力してもどうしようもなかった状況かと思うので、あなたに頑張れという意味でなく、誰かがあなたをサポートしてくれないと世の中ひどすぎるよ、というもどかしさです。
生活保護でもなんでも、使えるものがあるといいのですが…。

家庭で支配されていると、支配される状態に(嫌でも)慣れてしまうことで、環境を変えても支配されてしまう(相手が支配してくる存在だと気づくのが難しい)ことがよくあると私は思っています。実際に「よくある」といっても、本当はそうならないのがベストですが…どうして、こんなに世界は理不尽なのでしょう。
しかも、毒親から浴びた毒を抜くのは時間がかかるし、時にしんどさも伴います。でも、こうやって死にトリに吐き出したことは、あなたに現状から抜け出す意思(力)がぎりぎり残っていることを示しているとも私は思いました。もしその意思にもう少し従ってみようという気持ちになったら(そう思えという意味ではありません。あくまで、もしも自発的にそう思ったら、の話です)、死にトリはその気持ちを応援するので、いつでも死にトリを利用してください。
経験談の投稿、ありがとうございました。

感想2

幼い頃から心身ともに傷つけられ、ようやく逃れられたと思ったらそこでも苦しめられることが続き、途方もなく出口の見えない感覚になっているのではないかなと想像しながら読んでいました。親の都合で暮らしの土台が安定しなかったことや安心を感じられない環境だったのだろうと感じるので、自分の人生を取り戻すためや環境を変えるための手段として“結婚”を選択したところもあるのではないかなと考えていました。(他にも理由や事情は色々とあったとは思いますが)
これまで負ってきたダメージは相当なものだと思いますし、抗うことも何か行動に移す気力も奪われてしまっていることが伝わってきますし、そうなるのも無理はないことだと私は思います。ただ、搾取されることが当たり前の環境で過ごしているとその事実になかなか気づくことも難しかったりする中で、投稿者さんは気づけているので、どうにか今の環境を変えられないものか・・・とそれが今すぐにどうにかなるものではないのは承知ですが思ってしまいました。
また、夫さんの行動はあまりに無責任だなと私は感じますし、これから先も精神的にも身体的にも負担がかかることが続くのはあまりにも酷なことだなとも感じています。一人で抱え込むのではなく、この先のことを一緒に考えてくれる人が必要なのではないかなと感じますし、良ければ相談してみてほしいなと思ったので情報をお伝えさせてください。
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/index.html 
(内閣府が設置しているDV専用のページで、相談窓口の一覧もあります)
ここには書ききることのできなかった思いはまだたくさんあるのではないかなと私は感じますし、気持ちを外に出すことで投稿者さんが多少でも楽になるのでしたらいつでも死にトリに送ってほしいなと思っています。経験談の投稿ありがとうございました。

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