経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

何も出来ない…頑張れない自分が大嫌い

私は普通に学校に通っていて、友達もいるし、成績も真ん中ぐらい。趣味もあるし生活に困ることはあんまりない、本当にごくありふれた中学2年生の一般人。
一見周りからみたら元気な人。友人からは「〇〇(本名)ちゃんすっごく優しいから大好き!」って言われたことがある。
そんな私は、本当に他人から見たらすごく些細な事ですぐに悩んで病んでしまい「死にたい」と思ってしまう。
しかし、私は気分にムラがありすごく病む時もあれば病んでた頃が嘘のように元気な時もあるのだ。

小学生の頃は勉強も完璧なレベルに出来て、親友も側にいたためすごく充実した生活が送れていたと思う。悩みも小さなことぐらいしか抱いてなかった。
病み始めたきっかけになったのが中学校に入学したこと。色々あって、小学校の頃の友人とは同じ中学校には行かなかった。
最初は中学校生活に希望を持って過ごしていたが、部活(家庭科部)の先輩が執着気味でうざかったり、テストに追われたりして段々病むようになってきた。
それでも中学1年生の頃はまだ楽しかった方だと思う。何故ならとある人を好きになり、恋愛のことで頭がいっぱいだったからだ。

中学2年生になり、気の合う友人が出来た…しかし、勉強をおろそかにしてしまったのか、いきなり成績がガタ落ちしたのだ。
もちろん親から散々に言われたし、おまけに友人に「こいつは馬鹿だ」と思われたのか、一部の人から距離をおかれた。
そして、家庭科部の先輩の後輩(同級生)が美術部から家庭科部に転部してきて、さらにめんどくさくなった。
1年生の頃から学級委員というものをやっていたが、続けていくうちにやりがいを感じなくなり、こんな私が学級委員だなんて馬鹿みたいだな…と思うようになった。
そして人前で発表するのが得意だったはずが、今は気がつくと手足が震えて、声が震えてしどろもどろになって、口の中がおかしくなって…人前で発表するのがトラウマになった。
他にも兄から性的な目で見られたり友人に裏切られたりと、色々な小さな嫌なことが積み重なってきた。

そして今の「死にたい」に至っているというわけだ。
本来なら、小さな嫌なことは考えるのをやめたり解決しちゃったりすると思うのだが、私はどちらかというと過去や出来事を引きずるタイプなのだ。
だから精神的にストレスが溜まってきたんだと思う。
「嫌な事を全て投げ出して、楽になるために死にたい」。

多分私が一番悩んでいるのは友人関係(特に部活の先輩と同級生)と勉強、進路に関することだ。

部活の先輩と同級生は特別支援学級の人で、正直に言ってしまうと癖のある人が多い。
先輩はもう部活卒業…したのだが、よく帰りに玄関で待ち伏せされてる。私が1年の頃は(ほぼ強制的に)毎日一緒に帰った。今思うとよく1年も耐えれたなぁと思う。
そして同級生は家が近く…というのもあるのだろうがよくストーカーっぽいことをしてくる。
しかも、友人と話してる時に割り込んできたり、虫の話や反応に困ることばかり話してくるのだ。
特別支援学級の人だから、もちろん先生も支援学級の人を庇うことを言うし、絡まれるのは私だけなので友人には「あー…どんまい」ぐらいにしか思われてない。
「やめてほしい」と強く言ったこともあるのだが、それでも待ち伏せやストーカー、話の割り込みはやめてくれない。
もちろん支援学級で脳に障害があるタイプなんだろうと私は思っているから、改善することは人一倍難しいのだろう。
だからこそ誰にも相談出来ず、ずっと悩んでる。そのせいか、今は家族以外に誰とも会いたくないというか、関わりたくなくなってきてる。(ネットでなら全然関われるのだが…)

勉強に関しては、成績と将来の高校、仕事についてで主に悩んでいる。
来年受験生なので今のうちにと思って色々考えてるのだが、考えれば考えるほど「無力」だと痛感する。
そのせいで勉強や仕事なんかしないで死んで楽になりたい…と浅はかな考えで頭がいっぱいになってしまい結局何も考えられなくなるのだ。
成績が落ちたから勉強頑張って上げなきゃとは思うが、欲に弱く、中々頑張れない。
そんな自分が嫌で、結局「困った時は死が一番」みたいに思ってしまう。もっと頑張れる自分だったらいいのにな…と。

自分はなんで生きているのか分からない、というよりは何もしたくない、何もできない、だから死にたいと思う。
だけど虐待やいじめみたいに過去に辛いことがあったとか、うつ病などの病気や障害があるというわけでもない。
今はすごく病んでるが、きっと1週間後ぐらいには明るくなると思う。
うつ病かな…と悩んだ時期もあったが、うつ状態の人やうつ病の人はこんな些細なことじゃなくて、もっと大変なことで悩んでるだろうし、
普通は病んだらしばらくは暗くなると思うが、私は1週間後や長くても1ヶ月後に明るくなってまためちゃくちゃ暗くなっての繰り返しだからうつ病ではない。と思う。

友人関係や勉強関係で悩んでいるのも私が弱いのが悪いと分かっている。だが、現実逃避がしたくていつも悲劇のヒロインのようになってる。
こんな些細な事で大袈裟に悩んで、病んで、何も出来なくなる自分が嫌いだ。
だから毎日「死にたい」と思うのだ。だけど、死ねないのだ。(1回だけ首を絞めて死のうとしたことがあったが、危うく家族にバレそうになって死ねなかった。)
みんなはもっと大変なことで悩んでるのに対し、ただ「友人と勉強が辛いので死にたいです」という私はおかしいのだ。

…と長々と書いたが、きっと数日後には元気になってこの文章を見返して「うっわ病んでんなー痛いわ笑」とか思っているんだろう。
長い文章で何を言ってるのか分からなくなってしまった…が。ここまで見てくれてありがとうございました。

感想1

書いてくれたものを読んで、小学生のあなたは今よりもあなたらしく過ごせていたんじゃないか、中学生になってから色々なことがきっかけとなって、そうできなくなってしまったのかな?と感じました。「成績」という「数字」で評価してくる大人たちの存在や、友人関係などから、「私は私のままでいい」とどんどん思えなくなってしまったように思います。それは、あなたの力を周りの人たちが奪ってしまったようにも思えました。「私が私のままでいい」と思えることは、何か(辛い悲しい、苦しいこと)があった時に踏ん張れる土壌にになる気がします。その土壌がぐらついているからこそ、今のあなたは「何もできない、頑張れない」という気持ちになっている、そんな仮説を立ててみました。
どんな些細なことでも、あなたが死にたいって思った時、その気持ちに嘘はないのだ!と私はそう思います。数日後に元気になったとしても、その時「死にたいな」って思ったのは嘘じゃないのです。元気な時もあれば、死にたい時もある、それはおかしなことでもないと思っています。(私もどっちもあります。)元気な時でも死にたい時でも、どんな時でも、死にトリに立ち寄りたくなったらまた使ってください。経験談の投稿ありがとうございました。

感想2

経験談の投稿、ありがとうございます。
まず素直な感想は、「そりゃ病むよね」です。(私の想像が全然ずれていたら申し訳ないのですが)何事も真面目に取り組んだり考えてしまうタイプで、うまくNOが言えなくて、周りに優しく振る舞い、そのせいで他人に執着されてしまい、しかも誰にも助けてもらえない…という世界で毎日生きていることを想像すると、死にたくなるのも自然なことだと思いました。

あと、私の感覚では、成績がガタ落ちすることで親から散々に言われるのは理不尽なことです。その人が自分らしく過ごせていることが何よりも大切で、成績なんて、あなたが心から進学したい学校があってそのために勉強する必要があるというのでなければ、かなりどうでもいいことです。少なくとも、散々言われるようなことではありません。あなたはそう思えないかもしれないですが、私個人は本当にそう思っています。成績が悪くても、学歴がなくても、素敵に生きている人を何人も知っています。
もう一つ、兄から性的な目で見られるのも、かなりダメージを受けておかしくないと思います。あなたのダメージの程度や質は私には分かりませんが(同じ出来事でも傷つき方には個人差があります)、その出来事だけで死にたい気持ちになることも十分にあり得ます。これは私のただの主観ではなく、実際にそういうケースを見聞きしています。

それに、学校のこと(友達のこと、勉強のこと、将来のこと…)は、子どもにとって生活のほとんど全てと言ってもいいものです。その自分にとっての「ほとんど全て」(とまでいかなくても生活の中で大きいもの)に、ストレスや不安がたくさんあれば、人生はかなり真っ暗に感じられるのではないかと思います。そう思えば、逆に学校生活が少し穏やかになると、ぱっと元気になるのかもしれません。
気分というのは上下のあるものですし、ストレスや負担があれば人は病みます。何をストレスと感じるかや、ストレス耐性には個人差がありますが(ちなみに私のストレス耐性は絶望的で、些細なことで傷ついたり悩んだりします)、それは良い悪いもない個性だと思います。とはいえ、些細なことで悩むと、生きづらくはありますが…

本当にやりたいと思っていないことに一生懸命になるのも、難しいです。だから勉強を頑張れないのもすごく普通で、逆に頑張れる方がヘンテコに私は思うくらいです。
一緒に考えてくれる人や、本音を話せる相手がいないと、じっくり考えたり前を向くのもなかなか大変です。

この感想を読んでいるときのあなたは、「このときの自分、うっわ病んでんなー」と思っているのでしょうか、それとも、暗い気持ちでいるのでしょうか。そのどちらのあなたが読んでも、少しは価値のある感想になっているといいなと思います。
私がよく思うのは、病んでいる自分も、元気な自分も、どちらも本当の自分なんだなってことです。病んでる自分が消えてくれないかな~とは時々真剣に思いますが、まあ二人(元気な自分・病んでる自分)で適当に入れ替わったり混ざったりしながら暮らしていこうぜと思っています。
長文でずいぶんと語ってしまいました。しっくりこない感想だったら、「なんか変なこと言ってる大人がいるな」と流しちゃってください。

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