経験談

生きづらさを感じる人が語る 経験談

経験談はそれぞれの投稿者の個人的な価値観や感じ方をそのまま掲載しています。一部、リアリティのある描写や強い価値観が含まれるため、読む人にとっては負担等を感じる場合もあります。各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします。

転職がつらくて逃げたい…

私は2023年の4月に会社員(エンジニアの派遣関連)になったのですが、同年7月の時に、派遣先が距離的な問題で営業担当の上司と揉めてしまい、退職してしまいました。
そのため、転職活動をしています。親からは「早めに職を就けるようにしろ」、「お金を得るために就職しろ」、「自分から進んで動け」などと言われ、転職活動がやりたくなくなっています。さらに、親から「働く気はあるのか」と怒られ、私は転職活動に戦意喪失しています。
私はクイズ作家やクイズタレントを志望していますが、親からは反対されました。また、東京に上京することも反対されました。地元の会社や工場で働いた方がいいと言われましたが、私は工場勤務などといった仕事はやりたくありません(怪我や事故が怖いから)。また、子供の頃から一つの夢であった、ゲームクリエイターやエンジニアとして働く意欲がなくなりました(プログラミングや設計や製造などがあまりにもシビアな感じがしてできる気がしなくなったから)。親からの転職の話を聞くと自分の夢や可能性を狭めたり、壊された気分になってしまい、いつも心がうつになってしまいます。今、転職活動がつらくて、逃げたい気持ちになっており、うつ病や燃え尽き症候群に陥っています。親から転職のことに関して、ほぼ毎日叱られ、言葉が出なくなるぐらい、追い詰められています。また、「もう大人なんだから自分一人で責任もって行動しなさい」、「住民票などの手続きや転職活動などは全て一人で自分から進んでやらなくてはダメだ」、「東京などに上京するなら駅などの乗り換えも全部一人でできないとダメだ」、「いつまでも親がついてくると思うな」などと言われ、自分一人でできる気がしないというぐらい(親以外の助けが欲しいくらい)、将来が不安です。このようなことを親に言われる度に「逃げたい」、「死にたい」と考えてしまい、転職のことを考えたくなくなります。
さらに、就職しないとバイトをさせられそうな状況に陥っています。バイトは絶対にしたくありません。自分の好きなことで仕事をしていきたいと考えています。
私はクイズを見ることやクイズを作って対策することが趣味なので、自分の趣味や資格を十分に活かせる場所で仕事がやりたいと考えています。

感想1

投稿をありがとうございます。

タイトルに「転職がつらくて逃げたい」と書いていますが、あなたの「つらくて逃げたい」の本当のところは「転職」(もそうだとして)そのものよりも、親の理解のない、あるいはあなたの行動を支配しようとする数々の発言にあるのではないかと思ったのですが、いかがでしょうか。
あなたの経験談に書かれた親の発言はどれも一見あなたの「自立」を促しているように見えて、実際はあなたにプレッシャーを与え、あなたの人生をコントロールしようとするといった「自立」とは相反するメッセージのように私には見えました。「自立しろ」と言いながらあなたの志望する道を反対し、あなたの人生なのにあなたの気持ちとは無関係に働くべき場所を親が指定するなどというのは、あなたに「自立しないで親の言うことをいつまでも聞く人間でいるように」と言っているのと等しいのではないか、とさえ私には思えてしまっています。「叱る」という行為は「叱る側」の目線であり、「叱られる側」からしたら(脳の反応として)防御反応が出る行為だという話を以前聞いたことがあるのですが、あなたの「戦意喪失」は親の発言に対する防御反応なのかななどとも想像したところです。あなたの言う「自分の夢や可能性を狭めたり、壊された気分になってしまい、いつも心がうつになってしま」うのも、「言葉が出なくなるぐらい、追い詰められ」たという状況になるのも頷ける気がします。
「好きなことを仕事にする」というのは大変なことでもあるかもしれませんが、あなたの人生はあなたが決めていくものであると私は考えるので、あなたの考えを尊重し、一緒に考えてくれる存在と出会えたらいいなと感じています。心の声のようにあなたが書いた「親以外の助けが欲しい」を、ぜひ実践してほしいです。それは「自立」ではないように思えるかもしれませんが、私は「自立」というのは「助けてほしい時に誰かに助けを求めることができる」ということ、「多様な頼り先を複数持てる」ということではないかと考えています。死にトリがそのひとつとなったらいいなと思いますし、死にトリ以外にもあなたが信頼できると感じられるつながりができたらいいなと思います。

感想2

経験談への投稿ありがとうございます。
文章を読ませて頂いて、働くことのハードルの高さ、働くことの意義、実際に働くにあたっての理想と現実のギャップなど、様々な難しさや不安を抱えながらも「転職」という問題を前に投稿者さんが身動きを取れなくなっているように感じました。「頭では分かっている」、そうは思いながらもどうすることも出来ない、戦意も喪失してもはや気力も起きないというのはニートとフリーターを何度も行ったり来たりして今もなお不安定な就労で生きている私にとっては深く刺さるものを感じる部分がありました。
転職活動をしている今もそうですし、ことあるごとに親御さんからプレッシャーのある言葉を投げかけられているようですが、おそらくそれは今に始まったことではないのではないでしょうか?そして「〇〇はどうするんだ?」、「〇〇するべきだ」などの言葉はその時々で常に投稿者さんを追いつめる形で傷つけて、(可能性という言葉を無限定に使うことはできないのかもしれませんが)それこそ可能性や投稿者さんの主体性や自身が望む決断を奪ってきたのと同時に、本来自身が踏み出してみたかった世界を先回りして潰されてきたかのように私には思えました。
昨今は多種多様な働き方や生き方があります。そんな中で親御さんの仰る自分一人で責任をもって生きていく、地元の会社や工場で働くというその考え自体は古いものだと思います。ですが、この不確かな世の中で人一人が生きていくためには新しいものに身を投じることよりも、あえて古きに倣って生きていくという考えあってのことと理解することも出来るような気もします。
とはいえ、投稿者さんには投稿者さんの人生があり、それは肩代わりが出来るものではないと私は思います。そして毎日プレッシャーをかけられている状況の中で自身が志望するもの、夢としているものを持てていることは、投稿者さんが自身の内面としっかり向き合い「本当に自分が大切にしたい興味や関心」を無碍にせずに見つめていることに他ならないと私は感じます。
自分の人生は自分のものであるように、自分が望むものや叶えたいものは本来誰にも否定も咎められるものでもないと私は思うので、親御さんから向けられる言葉は心に根強く残っているかもしれませんが、その言葉に投稿者さんが惑わされないでほしいと思います。
また、「自立」というのは頼れる存在や依存先をたくさん持つことであるのかなと私自身は思っているので、「親以外の助けが欲しいぐらい」と投稿者さん自身が望むなら頼れるものは何にでも頼って、少しづつでも投稿者さん自身が叶えたいものに進んでいけることを願っています。
投稿ありがとうございました。

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